巻号一覧
48 巻, 425 号
選択された号の論文の23件中1～23を表示しています
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植田 辰洋1982 年 48 巻 425 号 p. 3-8
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (923K) -
西山 哲男1982 年 48 巻 425 号 p. 9-17
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー有限長さの超空どうを伴う二次元振動翼の空どう後端より下流の非定常流れについて,速度場はオイラー運動方程式,圧力場はグリーン公式に基づいた解析的検討により,その特徴と後流エネルギ誘発原因が解明された.さらに,この結果を用い,エネルギ保存則の適用による非定常抗力解析法が提示され,空どう面積の時間的変動が非定常抗力発生の主因となることが指摘された.また,空どう水槽における実験によって,本解析法が検証された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (958K) -
金元 敏明, 豊倉 富太郎1982 年 48 巻 425 号 p. 18-24
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー長方形断面の広がり流路入口部に壁面と平行に円柱を設けた場合の内部流動および性能を調べた.この円柱ははく離制御効果があり,その原因として円柱による流路の閉そく,後流速度欠損による排除効果,後流領域の乱れエネルギの増大があることを明らかにした.このため広がり角が大きくはく離を生じるような場合,適当な径の円柱を適当な位置に設けると性能が向上する.また内部流動や性能について理論的な検討を加えた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (852K) -
五十嵐 保1982 年 48 巻 425 号 p. 25-34
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー円柱の直径方向に二次元流路を有するスリット円柱が境界層吸込みを行う場合について実験的研究を行った.その結果,間欠的な境界層吸込みの場合(パターンI),境界層吸込みと吹出しが同時に行われ交互に逆転する場合(パターンII)およびこれらの遷移域の流れ特性を明らかにした.特に,境界層吸込みのメカニズム,スリット内および円柱背面近傍の流動,後流うず形成のメカニズムを明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1906K) -
新谷 一人, 梅村 章, 高野 〓1982 年 48 巻 425 号 p. 35-42
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本稿ではだ円柱まわりの低レイノルズ数流れが取扱われる.解析はナビエ・ストークス方程式にもとづく漸近展開解法に従って進められ,ストークス展開およびオゼーン展開の各項は逐次決定されて行く.だ円柱近傍の流れ場はストークス解によって記述され,特に柱表面の圧力分布に付いてはだ円筒座標系を用いることによって連続的に調べることができる.その特異な振舞に付いて詳述すると共にだ円柱に働く力の算出式を求めた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (956K) -
神山 新一, 山崎 堯右1982 年 48 巻 425 号 p. 43-49
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーキャビテーション核の大きさや液体の物性値の影響を考慮して,種々の液体のキャビテーション発生条件を推定する一方法を提案した.液体の蒸発,溶解ガスの析出,気ほうに働く表面張力,さらには電気的張力の影響を含めた気液二相臨界流の条件との類推により,初生キャビテーション係数の流速への依存性を求め,この推定法が既存の実験結果を定性的によく説明することを明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (851K) -
近江 宗一, 井口 学, 前川 和則1982 年 48 巻 425 号 p. 50-58
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーU字管内自由振動流れの解析と実験を,層流と乱流の場合について行った.層流では加速度項を考慮した壁面せん断応力の表示を適用して運動方式を解き,この解と従来の解析解との関連性を調べるとともに,測定値との比較を行い本解析解の妥当性を示した.乱流の場合には,壁面せん断応力に乱流擬定常表示を用いて数値解を求め,これと測定値が良好に一致することを示すとともに層流域,遷移域および乱流域の各領域の境界を定めた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1043K) -
黒岩 弘, 大山 宜茂, 山内 照夫1982 年 48 巻 425 号 p. 59-67
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー出口に絞りを有する細管内(径3mm)の気液二相流の脈動現象を実験的に検討し,環状流領域で,混合部下流に生じた液塊が,出口絞りに到達すると,液塊によって絞りがふさがれる.これによって混合部上流の空気オリフィスから供給される空気量が変動し,混合部の液塊の形成が助長され,出口絞りがない場合に比べ,静圧変動が増大することを明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1559K) -
小嶋 英一, 長倉 宏征1982 年 48 巻 425 号 p. 68
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本研究は,アキシアルピストンポンプを対象に,従来から考えられている脈動流量のほかに,新たに作動油の圧縮性により上死点近傍でピストン室へ間欠的に逆流する非定常漏れに基づく脈動流量を考慮して,流体伝ぱ騒音を解析し,現実に生起する吐出し側管路内の圧力脈動を基本波の10次数程度の成分まで同じ力学モデルで定量的に説明できることを実験によって明らかにしたものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (301K) -
前田 昌信, 菱田 公一, 中村 公泰, 猪飼 茂1982 年 48 巻 425 号 p. 69-77
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー噴霧流や固気混相流中に含まれる個々の粒子の径を知り,さらに対応する飛しょう速度そして流れている粒子の数を非接触法で測定することが望まれている.本研究ではフリンジモードLDVの光学系を用い散乱光の強さから粒径を,ドップラ信号より速度と通過位置を求め,パルスの数から数密度を求める方法を考案した.ここでは特に粒径の測定に関して,ガラス粒子を用いた実験によって基礎的な事項に関して検討を加えた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1251K) -
大場 謙吉, 湯原 勉1982 年 48 巻 425 号 p. 78-87
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー垂直正方形管内の空気-水気ほう流の乱流構造を,壁面近傍に重点を置いてLDVを用いて実験的に調べた.トラッカ出力信号の中の気ほうによる光しゃ断に起因する.「欠落」部は信号処理過程で自動的に除去された.本実験より,気ほう群を含む乱流境界層では層流底層が薄くなること,気ほう群の境界層に及ぼす影響は壁面の粗度効果に類似していること,気ほうの多い場所ではパワースペクトル中の長波長成分の割合が増すことが明らかになった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1324K) -
前田 昌信, 菱田 公一, 松本 千秋, 猪飼 茂1982 年 48 巻 425 号 p. 88-96
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー従来のレーザ流速計は粒径の情報を考慮していないため,トレーサ粒子の添加の際に大径の粒子の混じないように注意を払う必要がある.本報告で開発使用した流速計は粒径の情報を考慮して信号を弁別採用するため,同時に大径の粒子の混在する場合にも分離計測でき,混相流の測定が可能となった.また,測定体積の大きさが規定できるため速度こう配のある場においても安定した質の良い信号をとらえることができた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1150K) -
竹内 正顕, 一色 尚次, 石橋 靖1982 年 48 巻 425 号 p. 97-104
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー衣服が風の中でどの程度の保温性をもつかを見積るための実験結果は,布と発熱体の接触状況によって大きく変動する.本報は接触層係数によって接触状況が定量的にとらえられ,布内部の圧力分布が接触層係数および風による動圧の分布,布の厚さ,透過率の関数で与えられることを示した.実験条件にこの係数を加えることにより布内部に生ずる流動も正確にとらえられ,誤差変動的な接触状況の影響は避けられることとなった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1065K) -
浅古 豊, 中村 博1982 年 48 巻 425 号 p. 105-112
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー温度のことなる鉛直平行二平板間に斜めの仕切り壁を設けて作られる平行四辺形チャンネル内の自由対流問題を扱った.本報では仕切り壁に厚さがなく,同形状のチャンネルが鉛直方向に無限に積み重なった状態での数値計算をPr数0.72,縦横比0.25～2,仕切り壁の傾き角-π/3～π/3についておこなった.また薄い仕切り壁をもつ同形状のチャンネルを5個積み重ねた状態での空気による実験をおこない,計算値と比較検討した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1006K) -
浅古 豊, 中村 博1982 年 48 巻 425 号 p. 113-121
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本報では第2報でみられた計算値と実験値との不一致の一原因と考えられるふく射を仕切り壁での熱バランスに考慮した数値計算をおこなった.第2報の実験を対象とした計算は実験値とかなりよく一致し,不一致の主な原因がふく射を考慮していなかった点にあることを確かめた.また空気を対象に縦横比0.5,1,仕切り壁の傾き角π/3についての計算をおこない,対流伝熱におよぼすふく射の影響とふく射伝熱量の概略を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1018K) -
康 倫明, 鈴木 健二郎1982 年 48 巻 425 号 p. 122-131
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーk-6二方程式モデルを用い,壁関数の応用法に予備検討を加えて修正を加え,循環流を伴う流れの伝熱問題の一形式である管内噴流の熱伝熱につき差分法による数値解析を試みた.特異な寸法効果を示さない大径,中径ダクトでの結果は,検討を施した諸点で実験値とおおむね良好な合致を示し,平均ヌセルト数の評価方法として本解析法が有用であることが示された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1341K) -
鈴木 健二郎, 康 倫明, 杉本 登志樹, 佐藤 俊1982 年 48 巻 425 号 p. 132-140
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー可視化実験と伝熱実験により,オリフィス下流の流れにおいても,最大ヌセルト数位置は再付着点位置に一致せず,熱伝達率は開口部内の速度分布により影響を受けることを明らかにした.前報の数値解析法は,この問題においても有用であり,実際状況が計算で使用される流入端境界条件に近いノズルの場合には,解析値と実験値は10%程度の範囲で一致を示す.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1220K) -
国友 孟, 合沢 和生, 丸本 健二, 為広 英樹1982 年 48 巻 425 号 p. 141
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー熱動力利用を目的とした集光形同心二重円筒太陽エネルギ集熱システムについて集光度,集熱管の光学的性質,蓄熱温度,二重管部圧力,伝熱媒体の入口温度と流量などをパラメータとして,その伝熱特性と熱的性能を理論的,実験的に研究した.その熱的性能はエクセルギ効果,最終変換効率で評価し,パラメータの選択法を検討した.また計算手法の妥当性の評価のために集熱実験を行い,実測値と計算値のよい一致を得た.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (353K) -
飯田 嘉宏, 重田 治彦, 秋元 久雄1982 年 48 巻 425 号 p. 142-148
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー円柱状または中空円柱状試料の温度伝導率と熱伝導率を測定するラプラス変換法の一般的原理を明らかにすると共に,実用的に有用ないくつかの測定体系を示した.円柱状試料の温度伝導率を得るには,半径方向2箇所の測温でよい.またこの場合を参考例として実験誤差について検討を行った.温度伝導率の実測例としてステンレス鋼について,同時測定の例としてアルミナ粉末,凝固塩について実験を行い,方法として実証した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (821K) -
阿部 宜之, 小杉山 乙矢, 長島 昭1982 年 48 巻 425 号 p. 149-159
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーOscillating-cup粘度計の試作,KNO3,NaClなど単塩の測定(第1報,第2報)に続き,本報では,原子力工学などで重要な混合塩Flibe,およびその一成分で測定例の極めて少ないLiFの粘性係数を,それぞれ1573K,1772Kの高温まで測定を行った.LiFについては,過去の測定値に系統的誤差のある可能性を指摘することができた.またアルカリハライドの粘性係数について,その実測値の信頼性を評価する上での基準に関して,考察を行った.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1390K) -
土方 邦夫, 森 康夫1982 年 48 巻 425 号 p. 160-167
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー地熱エネルギなどの二相流の持つ熱エネルギを有効に利用する目的で,二相流を直接膨張させる回転式二相流膨張機をバンケル形エンジンを改造することにより試作し,その基礎的特性を実験的に明らかにした.その結果0.2程度の低クオリティ蒸気を膨張させた場合でも機関効率は40%程度となり,本膨張機が二相流の膨張機として十分実用化しうること,また給気方法の改善により効率の増加が期待できることが示された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1128K) -
小林 治樹, 神本 武征, 松岡 信1982 年 48 巻 425 号 p. 168-172
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーディーゼル燃焼の基本形態である自由空間中の単発噴霧火災が実現できる直径196mm,厚み40mmの燃焼室を有する大形急速圧縮装置を試作した.本装置ではスワール中や壁面に衝突する噴霧火災も実現でき,これら噴霧火災の挙動は燃焼室両面のガラス窓を通して観察できる.高圧窒素によるピストン駆動と油圧制動方式の採用により,行程560mmの圧縮を150msで行い,ポリトロープ指数1.33の性能を得ている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (670K) -
立花 規良, 家元 良幸1982 年 48 巻 425 号 p. 173-176
発行日: 1982/01/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー長方形管の定常層流助走域流れにおける著者らの積分法による解析結果を,差分数値解析結果と比較検討し,助走域流れ解析における積分法の有効性を確認し,さらに,長方形管の助走域流れによる付加損失と助走域の長さが,長方形管の形状(縦横比)により,どのように変わるかを明らかにし,それらの算定式を提示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (530K)
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