巻号一覧
50 巻, 455 号
選択された号の論文の24件中1～24を表示しています
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斎藤 孟1984 年 50 巻 455 号 p. 1635-1640
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (797K) -
佐藤 恵一1984 年 50 巻 455 号 p. 1641-1648
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー運動量の条件を用いたスーパキャビテーション翼形特性の一線形解法を示し、併せて運動量の定理による考察によりこの流れに関する諸関係を求めた。翼形形状を余弦展開形で表せるのを利用して翼形特性に関する諸式を余弦係数を含めた形で表し、空どう厚みを含めた所与の設計条件を算出する簡単な方法を示した。さらに、空どう厚みにもとづくスーパキャビテーション流れの存在域を定量的に図示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (745K) -
松本 洋一郎1984 年 50 巻 455 号 p. 1649-1657
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー気泡周囲の圧力が低下した場合、気泡内混合ガスは成長初期において断熱的に膨張し温度は低下するが、やがて均一核生成により混合気内に凝縮液滴が発生し、温度はほぼ周囲の液温度にまで回復する。その結果気泡は見掛け上等温的に運動する。周囲圧力が階段状に低下した場合の初期気泡半径とキャビテーション初生に対する臨界圧力の関係は、気泡半径が比較的大きな(>8μm)場合、気泡内混合気に等温変化を仮定したものに近くなる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (989K) -
西山 秀哉1984 年 50 巻 455 号 p. 1658-1666
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー前縁キャビテーションを伴う遠心羽根車の入口に流量および圧力変動がある時の伝達マトリックス要素の解析法を提示している。空どうの面積と後端厚みの時間的変動を考慮した非定常空どうの解析模形の導入と非定常流れ場の特異点表示などから動的応答とマトリックス要素が求められ、数値例によりマスフローゲインファクタが低周波変動において、空どうが長い程、大きいことが遠心羽根車の特徴であることを指摘している。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (776K) -
棚橋 隆彦, 河合 秀樹, 川嶋 昭之, 安藤常世1984 年 50 巻 455 号 p. 1667-1674
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー多孔質の円管内脈動流れの助走区間領域に、オゼーン近似した運動方程式を導入し、グリーン関数を用いて解を陽に求めた。この解析解をもとに流れ場の解析を行い、速度分布・壁面せん断応力・圧力係数などの諸量を求めた。その結果、スリップ速度よりもしみ出し速度の微少変化が脈動流れに与える影響が大きいこと、助走区間長さは定常流のそれよりかなり短く助走区間領域を境にして流動特性は急激に変化することが明らかとなった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (753K) -
山根 隆一郎, 大島 修造, 須藤 浩三, 角田 勝, 岡本 憲明, 木崎 幹士1984 年 50 巻 455 号 p. 1675-1683
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー曲り管内振動流の流動状態および流動特性および流動特性を数値解析および実験により明らかにしたものである。流れのパターンはディーン数Deとウォマースリ数αによって7種に大別され、De、αともに大きい場合に特異な現象が生ずることを見いだした。流動変動と圧力・摩擦応力変動の位相差はαの増加とともに増加し、Deの増加とともに減少する。抵抗係数はαの増加とともに増加し、Deの増加とともに一時的に減少した後増加することが明らかになった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (823K) -
木谷 勝, 佐々木 久郎1984 年 50 巻 455 号 p. 1684-1690
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本論文では、厚板前縁に形成されるはく離泡の再付着領域における流れの非定常性を調べた。とくに、時間平均の再付着点における壁面圧力変動波形を基準として、厚板表面近傍における逆流域と正流域の境界位置の非定常的挙動を明らかにした。また、このような境界位置の移動を表す簡単なフローモデルを提示し、これが実験結果を比較的よく説明しうることを示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (740K) -
阪田 一郎, 木谷 勝, 有江 幹男1984 年 50 巻 455 号 p. 1691-1698
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー乱流境界層内に直立する円柱(高さ/直径=1.82)表面に作用する変動圧力の円柱軸方向および円周方向の相互相関を詳細に求め、二次元円柱の場合との比較を行った。さらに、円周方向相関にもとづいて円柱に作用する変動抗力および変動揚力を算定した。軸方向相関距離および円周方向相関係数は、高さ方向にほぼ一定である。円柱のある高さ位置に作用する変動流体力の大きさは、近寄り流れの乱れ強さに依存するところが大きい。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (765K) -
熊田 雅弥, 桧和田 宗彦, 伊藤 真純, 馬渕 幾夫1984 年 50 巻 455 号 p. 1699-1707
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー流れに直交して設置された並列3本管の管ピッチ比を詳細に変化させ、後流の平均・変動速度分布、抗力・揚力係数およびうず放出周波数などを測定した。後流のフローパターンを管ピッチ比によって四つに大別し、後流の干渉に伴ううず放出機構、不安定現象など近傍後流構造を実験的に解析した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1070K) -
堀越 長次1984 年 50 巻 455 号 p. 1708-1715
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー側壁付着形純流体素子の内部流を理想流体として、制御流による主噴流の切換え機構について解析する。前報では、シュワルツ・クリストッフェルの変換を用いて、素子の内部流れの状態を求めたが、本研究では、この方法を用いて、制御流による主噴流の切換え動作を解析することができた。また、この解析による結果を実験によって検討した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (637K) -
藤井 哲, 長田 孝志, 新里 寛英1984 年 50 巻 455 号 p. 1716-1726
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本報は、湿り空気が管群で凝縮する際の熱・物質伝達の局所の特性を明らかにするため、単一管および1、2、3列を流体力学的に模擬する千鳥および碁盤目配列の模擬管群で行った実験結果である。両配列のそれぞれの列の物質伝達係数、対流熱伝達係数、全熱伝達係数を無次元整理して示した。第3列の物質および対流熱伝達のデータは著者らが既報で示した管群の平均値の特性と良く一致している。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1084K) -
川島 康, 西本 廉1984 年 50 巻 455 号 p. 1727-1735
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー従来、任意形状物体の熱伝導問題への差分報の適用にあたって図形的制約があり、三次元問題への適用も困難である。そこで、この制約を取除いて差分法の適用範囲を二次元および三次元の熱伝導問題に拡大できる双対差分法を提示し、その数値精度を従来の差分法と比較した。ついで、導体球の誘導加熱について双対差分法による数値計算結果と実験結果とを比較検討し、両者がよく一致することを確認した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (871K) -
井上 満, 植田 辰洋, 小谷 一雄1984 年 50 巻 455 号 p. 1736-1742
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーR113サブクール液膜による高音ステンレス面の冷却実験により、液膜先端移動速度および表面熱流束と壁面過熱度の関係を調べ、次の結果を得た。(1)液のサブクール度が高いと、液膜先端速度は液膜の入口サブクール度と流量の積の増加とともに増大する。(2)液サブクール度が上昇するとともに、液膜先端の形状が非一様になり、そのために急冷域より下流側の表面熱流束が増大する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (727K) -
佐藤 一教, 李 忠遠, 永井 伸樹1984 年 50 巻 455 号 p. 1743-1752
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー単孔ノズルによる過熱液体の沸騰微粒化について、噴射圧力、液体温度、ノズル寸法およびノズル材質の影響を実験的に調べた。ノズル壁面上、液体内部および噴流表面で生成する気泡の成長と分裂によって広噴霧角の微粒化が行われ、液体の過熱度が大きく、噴射圧力が小さいほど良好な粉度分布をもつ微細噴霧が生成される。そして噴霧のザウタ平均粒径とノズル寸法および無次元過熱度との関係は実験式で与えられる。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1002K) -
吉識 晴夫, 高間 信行, 上村 光宏1984 年 50 巻 455 号 p. 1753-1760
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー単動2ピストン形スターリング機関を膨張室、加熱器、再生器、冷却器、圧縮室の5空間に分け、各部温度をサイクル中それぞれの温度で一定とし、機関内圧力を一様とするモデルの性能を容易に求める方法を提示した。その結果、ピストン位相差は約120゜、行程容積比は約0.85が最適であり、冷却器容積がほかの熱交換器容積よりも機関性能に大きな影響を与えることが明らかになった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (725K) -
吉川 進三, 岩崎 純弘1984 年 50 巻 455 号 p. 1761-1768
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー8枚の翼からなるガスタービン翼列を試作し、前縁部にあけたスロットから冷却剤を二次元的に吹出し、吹出し比、吹出し位置、節弦比、食違い角、入射角、乱れ強さなどを変化させてこれら諸因子が圧力係数と膜冷却効率に及ぼす影響を実験的に研究し、これら諸因子によって圧力係数はあまり影響されないこと、膜冷却効率は吹出し比1以下では吹出し比とともに増加すること、翼列条件によって膜冷却効率はあまり影響されないことなどがわかった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (751K) -
岡島 敏, 木村 治世, 山口 修次1984 年 50 巻 455 号 p. 1769-1775
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本研究はO/W形エマルジョン燃料滴の燃焼におけるミクロ爆発などの複雑な燃焼機構を解明するために、自由落下する燃焼容器中の無重力状態のもとでC7～C16の一連のパラフィン族炭化水素燃料をもちいて、その実験を行い、落下装置本体に搭載された連続拡大シュリーレン写真および影写真によってその燃料挙動を詳細に観測し、二次微粒化機構、液滴直径の時間的変化、あるいは見かけの燃焼速度定数を調べ、その基本的な燃焼特性を明らかにした。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1451K) -
平井 哲郎, 永井 伸樹1984 年 50 巻 455 号 p. 1776-1784
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー液浸法による噴霧粒径の計測処理を改善するために、一次元イメージセンサとマイクロコンピュータを用いた自動計測システムを考案し、その特性を調べた。計測装置のハードウェアを工夫しソフトウェアを簡素化すれば、本計測システムの処理能力が高まって噴霧粒径の実時間計測が可能になり、噴霧の粒度分布と平均粒径は計器誤差を補正すれば十分な精度で自動計測される。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1012K) -
村山 正, 宮本 登, 小林 敏行, 正司 章1984 年 50 巻 455 号 p. 1785-1791
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本論文では、ディーゼル機関においてアルコール軽油溶解燃料を用いたさいの加速時の燃焼に関する諸特性を解明した。この場合、軽油に比べて加速性を悪化させずに吐煙を改善し得ること、アルコール混合割合のいかんにかかわらず加速時の燃焼率は予混合部分よりも拡散部分においてその増加が著しいこと、さらに加速時の燃焼の諸特性値は、加速中の任意の時点に対応する定常値によって推定し得ることなどを明らかにした。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (759K) -
浜本 嘉輔, 脇坂 知行, 冨田 栄二, 中田 敏夫1984 年 50 巻 455 号 p. 1792-1798
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリーC3H8-O2-N2混合気を、駆動運転中の火花点火機関で、1回だけ燃焼せしめ、排気行程中のシリンダ内ガス組成を調査した。火炎伝ぱ限界近くでは、分岐した火炎による緩慢な燃焼があらわれる。この条件ではCH4濃度が非常に高くなるが、CO2、CO、O2、H2の濃度および燃焼効率に不連続な変化はみられない。また消炎距離に及ぼす圧力、温度の影響を調べ、燃焼終了時のシリンダ内未燃焼炭化水素濃度を推定し、実験値と比較した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (682K) -
稲葉 英男, 福田 武幸, 高橋 正人1984 年 50 巻 455 号 p. 1799-1803
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー本研究は、球状粒子充てん水平円筒容器内の固体粒子と流入高温空気の強制対流非定常熱移動特性に影響を及ぼす流速、粒子直径、粒子の種類および流入空気温度の効果が実験により調べられた。流入高温空気より比較的粒径の大きい固体粒子への熱伝達率を示すヌセルト数および定常状態に達するまでの無次元時間であるフーリエ数は、粒子直径と円筒容器直径の比、レイノルズ数および修正プラントル数の関数にて表せることが判明した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (589K) -
門出 政則, 大隈 義昭1984 年 50 巻 455 号 p. 1804-1807
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー噴流速度u=0.3～13m/s、(加熱面径/噴流径)D/d=9.6～57.1(従来D/d<36)について、R113と水を用いて衝突噴流沸騰系の限界熱流束を実測し、uが小さくかつD/dが大きくなると従来の限界熱流束と異なる機構で限界熱流束が生じる。その機構は、加熱面を覆っている液量と加熱面で蒸発消耗される液量との単純な熱バランスで説明され、その限界熱流束に対する無次元整理式を導出した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (493K) -
門 久義, 藤原 良樹, 細川 〓延1984 年 50 巻 455 号 p. 1808-1811
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー千鳥形配列に孔をあけた多孔板に一様流を流入させてその抵抗係数を測定し、それが多孔板の開口比と厚比にどのように依存するかを実験的に明らかにした。その結果、抵抗係数は開口比によって大きく変化するばかりでなく、厚比によってもかなり変化し、厚比が1付近を境にその特性が全く異なることを見いだした。そして、流れ学的考察に基づき、抵抗係数を開口比と厚比によって計算できる精度のよい実験式を導いた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (499K) -
門 久義, 藤原 良樹, 細川 〓延1984 年 50 巻 455 号 p. 1812-1815
発行日: 1984/07/25
公開日: 2008/03/28
ジャーナル フリー第1報に引続き千鳥形配列に孔をあけた多孔板について、その流出角係数を実験的に詳しく調べた。その結果、多孔板の流出角係数は金網の場合と全く異なり、おもにその幾何学的形状である厚比、つまり孔径に対する板厚の比によって大きく値が変化することがわかった。さらに、円管の旋回流れに対する多孔板の整流効果について実験を行い、旋回成分の消去に最適な多孔板形状を見いだした。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (492K)
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