巻号一覧
45 巻, 392 号
選択された号の論文の15件中1～15を表示しています
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佐藤 壽芳, 駒崎 正洋, 大堀 真敬1979 年 45 巻 392 号 p. 391-400
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー1層あるいは多層の構築物系,さらにこれらに付加された機器系の応答曲線を推定するに際し,地盤卓越周期が一つの模擬地震動に対する統計的計算によって求められた応答曲線を基本として,複数の卓越周期が重量する効果を二乗和平方根の方法を用いて考慮する簡便な方法を提案した.これにより,時刻歴応答計算によらないで応答曲線を推定しうることを示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1206K) -
辻岡 康1979 年 45 巻 392 号 p. 401-406
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本論文は,両側に張出しを持つはりと片側にのみ張出しを持つはりとの横振動特性を調べることを目的としており,2個の力の作用する両端自由はりと,1個の力の作用する一端支持,一端自由のはりとの運動方程式を解き,その解に支持点位置での条件を適用することによって振動数方程式を求め,振動数を計算し,振動数に与える張出し部の長さの影響を明らかにし,実験によってその結果をためした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (680K) -
佐藤 喜一, 斎藤 秀雄, 大富 浩一1979 年 45 巻 392 号 p. 407-413
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本論文は任意の位置に集中質量を有する両端単純支持ばりが鉛直に設置され,端部に周期的縦荷重を受ける場合の重力下におけるパラメトリック振動問題をはりの非線形性を考慮して取扱ったものである.解析および数値計算例として,固有振動数,パラメトリック振動の発生する不安定領域,ならびに定常状態の振幅応答におよぼす集中質量の位置および大きさの影響を明らかにする.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (876K) -
坂田 勝, 中川 正紀, 遠藤 満1979 年 45 巻 392 号 p. 414-421
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー弾性円板の中心を弾性球で衝撃する場合の円板の振動と,これに伴って円板から放射される音について理論的および実験的研究を行った.肉厚が一定の円板の形状を偏平な回転だ円体で近似することによって円板の運動に伴って発生する音を解析し,実験とよく一致する結果を得た.衝突の際の接触時間と円板の基本固有角振動数との積が4πより大きいときは剛体運動音が顕著となり,4πより小さいときは自由振動音が顕著となることを示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1023K) -
葉山 眞治, 竹田 博, 毛利 泰裕1979 年 45 巻 392 号 p. 422-430
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー定常流を含む単一正弦波入力を与え,等価な線形減衰を用い,モーダル解析法によって管路内圧力脈動の共振振幅を求めた.直接シミュレーションの結果と比較して良い一致を得た.入力に定常流成分が含まれると一般に共振振幅は低下する.しかし,入力の定常流成分が変動成分より小さいときは定常流成分の影響は比較的小さい.高次のモードほど大きい影響を受けることなどがわかった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1139K) -
砂原 善文, 朝倉 俊行1979 年 45 巻 392 号 p. 431-440
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本論文では,狭帯域不規則入力を受ける非線形力学系に発生する跳躍現象を確率論的立場から解明する.まず最初に変分平均化法を用いて入出力間の振幅に関する定常応答特性がえられ,つぎにこれに基づいて,入出力間の定常確率密度関数を評価することにより,跳躍現象の発生機構を理論的に明らかにしている.最後に具体例で,シミュレーション実験により跳躍現象の発生を確かめ,理論結果の妥当性を確認した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1268K) -
江沢 正, 天明 一郎1979 年 45 巻 392 号 p. 441-447
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー油圧シリンダと回転形油圧三方案内弁を,ねじとナットを用いた簡単な直線フィードバック要素で結合すれば,回転入力信号を,直接直線運動をする動力に変換することができるので,このような着想にもとづいた,電気油圧パルスシリンダを開発した.このパルスシリンダは,構造が簡単で性能が比較的にすぐれ,各種の産業機械や工作機械の位置決め装置として,有効に使用することができる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1264K) -
古橋 猛, 斎藤 充男, 森田 信義1979 年 45 巻 392 号 p. 448-455
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーオーバハング構造の連接棒を多質点化し,差分近似を用いてその横振動を表す運動方程式を誘導した.これをクランクレバー機構に適用し,その連接棒について数値解を求めたところ実験とよく一致する良好な解を得た.数値計算と実験による検討の結果,オーバハング構造の連接棒は,オーバハング部の質量の影響を受け,横振動によるたわみおよびひずみを低減させる適切な質量があることを示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1081K) -
竹原 康1979 年 45 巻 392 号 p. 456-462
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー摩擦車の伝達力は,接触点(接触面)におけるすべりとスピンの大きさによって変化する.本報告では,摩擦車の接触面において,摩擦係数が,すべりの速さに依存するとして作成した伝達係数(伝達力と法線荷重の比)の計算式を示す.数値計算と実験結果を対比し,両者が比較的良く一致することを示す.本計算式は,実用式への一つの手掛りを提供するものと考える.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (942K) -
竹原 康1979 年 45 巻 392 号 p. 463-469
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー摩擦車の接触点(接触面)におけるすべりの状態は,伝達力及びスピンの大きさによって変化する.本報告では,摩擦車の接触面において,摩擦係数がすべりの速さに依存するとして作成した摩擦動力損失の計算式を示す.数値計算と実験結果を対比し,両者が比較的良く一致することを示す.本計算式は,実用式への一つの手掛りを提供するものと考える.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (882K) -
吉本 成香, 中野 幸久1979 年 45 巻 392 号 p. 470-478
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー動圧形気体ジャーナル軸受で支持された回転軸は,ある有限回転数において,自励振動を生じ,不安定となることが知られている.本報は,このような軸受により,二点で支持された左右非対称な剛体回転軸に関して,理論解析を行い,非対称軸の安定性について明らかにしたものである.また計算結果と実験結果との比較検討を試み,その結果非対称軸の安定性に関係する各因子の影響を,本解析法により示しうることが明らかとなった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1121K) -
佐藤 勇一, 田村 章義1979 年 45 巻 392 号 p. 479-485
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー従来ほとんど研究されていなかったポンプ・アウト式軸受の負荷容量・潤滑剤流量を,グループ本数無限大を仮定して理論解析し,最大負荷容量をもつ軸受諸元を求めた.さらに負荷容量・全流量の実験を行い,実験値・理論値の一致を確かめた.その結果,ポンプ・イン式軸受に比べて負荷容量は数分の一と少ないが,軸受としての機能を十分果たすに足りる負荷容量を持つことを明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (841K) -
佐藤 啓仁, 鎌田 治, 高津 宣夫1979 年 45 巻 392 号 p. 486-493
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー歯車系の動的挙動を解明しようとする研究において,主として歯車対のバックラッシに起因すると考えられる跳躍現象や分数調波振動などの非線形特有の異常現象が発生することがすでに指摘され,いろいろ検討されているが,本研究は従来余り議論されていなかった,系パラメータと現象との関係,および,位相面上における現象の幾何学的な様相を,ハーモニックバランス法と変換理論を適用しながら考察した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (983K) -
本田 博 /1979 年 45 巻 392 号 p. 494-500
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー有限要素法を用いて,歯車の歯元の二次元応力解析を行い,最大引張応力を生じる位置にき裂が生じたとして,その先端における応力拡大係数KIとKIIを求めた.その結果通常のかみ合い荷重に対しては,開口形破壊モードが支配的であることがわかった.得られた応力拡大係数は,き裂の進展方向のシミュレーションや,き裂を有する歯車の許容荷重,残留寿命の推定に用いうることが示された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1009K) -
人見 勝人, 中村 信人1979 年 45 巻 392 号 p. 501-508
発行日: 1979/04/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー多段階生産システムで,多製品に対してロット生産を行う場合に最適生産順序と最適生産条件を決定するための数学モデルを構築し,段取費用,加工費用,仕掛在庫費用,および納期遅れ費用の四つの費用要素からなる総費用を評価基準として,多製品生産における最適生産順序と各工程に設定すべき最適生産速度と最適サイクルタイムを決定するための理論解析と,それに基づくアルゴリズムを展開した.そして数値計算例によってアルゴリズムの適用可能性を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (915K)
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