巻号一覧
45 巻, 397 号
選択された号の論文の9件中1～9を表示しています
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平野 芳太郎, 岡崎 勝利1979 年 45 巻 397 号 p. 975-984
発行日: 1979/09/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本論文では,一組の対辺が単純支持されて,内部にその対辺に垂直な直線状き裂を有する長方形板の振動数を求めた.解法にはLevy-Nadai形の解にき裂の線上で重みつき残差法を適用した.この方法によれば,一対辺が単純支持であればほかの対辺の境界条件は任意でよい.また,直線状き裂の位置は単純支持辺に垂直であればどの位置でもよく,複雑になるが互いに平行なき裂の数が増えても扱える.数値例として,一対辺が単純支持で他対辺が単純支持,固定そして自由の例を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (877K) -
藤田 隆史, 服部 忍1979 年 45 巻 397 号 p. 985-992
発行日: 1979/09/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本論文では,振動子と両側反射体とからなる衝突振動系の定常不規則加振について,振動子の変位と速度の結合確率密度や衝突速度,力積,衝突加速度の確率密度,衝突回数の期待値など,衝突振動と衝撃特性の確率統計的性質が解析的な方法により明らかにされ,実験によってその妥当性が検証されている.また,これら諸性質の,間隔による変化が調べられ,制振用ストッパなどの間隔が衝撃特性の観点から評価されている.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (899K) -
松浦 克昌1979 年 45 巻 397 号 p. 993-1001
発行日: 1979/09/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーアンバランス定数μが減衰比率ζ,加速係数q,評価値Kの三定数で与えられることを利用して,危険速度を容易に通過できる場合の回転機械の非定常特性を解析し,危険速度領域における非定常値と上記三定数との関係を明確にした.結果として,駆動トルクの余裕率の予測が可能となり,通常の回転機械における設計への一つの目安が得られた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1174K) -
林 叡, 松井 隆, 今井 兼久1979 年 45 巻 397 号 p. 1002-1009
発行日: 1979/09/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー管路端にノズルフラッパ弁を有する油圧系の安定性を検討し,長管路系において複数個の不安定モードが現れることを示した.不安定系に発生する振動の振幅限定の主要因がノズルとフラッパとの衝突にあることを明らかにし,この衝突の効果を等価な非線形力で表した.この等価非線形項を考慮した基礎方程式から自励振動の周波数,振幅の近似式を導き,さらに複数個の不安定モードを有する系における自励振動の選択的発生の機構を検討した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1020K) -
背戸 一登1979 年 45 巻 397 号 p. 1010-1017
発行日: 1979/09/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー動的吸振器は適当なダンピング付加方式がないことが実用上の障害になっていた.そこで,本論文はうず電流損を利用した磁気ダンパを動的吸振器のダンピング要素として用いることの実用性について検討したものである.この方式はダンピング特性が極めて安定しており,機械的接触なく取付けも容易である.具体的にはラム構造物の動鋼性改善に適用し理論的に解析された最適吸振効果を実験によって実証している.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1180K) -
和田 稲苗, 築地原 政文1979 年 45 巻 397 号 p. 1018-1026
発行日: 1979/09/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーグリースを用いた弾性流体潤滑における二球面の近接問題の理論解析および実験を行っている.解析ではグリースをピンガム流体とみなして潤滑方程式を誘導し,弾性方程式と組み合わせて数値解析し,降伏応力が膜形状,付加容量などに及ぼす影響を明らかにしている.また,球面の近接実験においては,ギヤ油とグリースを用い,光干渉法により膜形状を測定し潤滑剤の差異による膜形状の変化の様相を明らかにし,理論結果と比較している.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1011K) -
和田 稲苗, 橋本 巨, 中川 知行1979 年 45 巻 397 号 p. 1027-1035
発行日: 1979/09/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本研究では,油膜の乱流効果と発熱効果を考慮した潤滑問題を取扱っている.乱流潤滑方程式とエネルギ方程式を有限幅ジャーナル軸受に適用して数値解析を行い,温度分布や圧力分布などの静特性並びに油膜係数や回転軸の安定限界などの動特性を理論的に求めている.その結果,高レイノルズ数においては,油膜の発熱効果がこれらの軸受諸特性に及ぼす影響は大きいことを提示している.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1108K) -
大坂 吉文, 中島 勝1979 年 45 巻 397 号 p. 1036-1045
発行日: 1979/09/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーフロータイプ多段階自動生産システムを循環待ち行列理論を適用して解析を行い,各段階の機械の生産率,システムの生産率,各段階における平均パレット数,平均仕掛り在庫量,滞留時間を求める計算式を誘導した.又仕掛り在庫品スペースに制限のある場合システムの生産率を最大にする最適なパレット総数が存在することを明らかにした.自動生産システムの挙動を調べるため,数例の生産システムにおいて誘導計算式によって数値計算を行い,その結果について考察した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1317K) -
山田 敏郎, 可児 弘毅, 佐久間 国雄, 指吸 晃1979 年 45 巻 397 号 p. 1046-1054
発行日: 1979/09/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーチタン板の静的および高速曲げ成形結果をもとに高速曲げ成形のスプリングバック減少の機構を考察しつぎの結果をえた.高速曲げ成形のスプリングバックを減少させる主因は被成形材が型へ衝突するとき発生する衝撃圧力であり,それが板厚方向の圧縮力となり静的な場合と同様な効果をもたらすためである.また成型用型の形状と被成形材の高速変形形態との関係でスプリングバックあるいはゴーが生じる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1372K)
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