巻号一覧
46 巻, 402 号
選択された号の論文の11件中1～11を表示しています
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永井 正夫, 井口 雅一1980 年 46 巻 402 号 p. 129-136
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本論文は,連結された吸引形磁気浮上車両が高架軌道上を高速走行する際に問題となる車両一軌道系の振動特性を解明することを目的とした.そのため複数車両と軌道とでなる連成系の上下-ピッチング運動を表す一般的数学モデルを導き,数値解析用の計算機シミュレーション・プログラムを開発した.振動解析の結果,台車間隔や速度などの諸因子が軌道の動的応答や各車両運動に及ぼす影響を明らかにし,設計上有用な知見を得た.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (980K) -
久門 輝正, 築添 正, 石川 晋二郎1980 年 46 巻 402 号 p. 137-146
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー研削仕上面(S15CKとBsBM) どうしを研削方向交差角が0°または90°にした接合面に接触力を加えたときの相対的な微視的すべり量,弾性変形量およびヒステリシスループの面積を測定した.また弾性変形量の理論式を導くとともに接合面の変形挙動や減衰能の発生過程と表面特性や油膜との関係を明らかにするために接触電気抵抗や静摩擦係数も測定した.その結果,接触突起の掘りおこし作用が大きい場合,微視的すべり量と減衰能は減少するが,弾性変形量は増大することなどがわかった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1127K) -
赤木 文男, 大崎 紘一, 菊池 進1980 年 46 巻 402 号 p. 147-153
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー当報文は二つの項目より成り立つ.その一では,製品を構成する部品の結合方式に着目して分類した部品集団に対応した機能単位を定義し,機能単位に基づいて組立作業を区分(以下,単位作業という)し,単位作業間の先行関係を決める方法を提案した.その二では,得られた作業間の先行関係を利用し,バランス効率を操作することにより,最適の工程数とピッチタイムを求め,工程編成を行う方法を提案した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (958K) -
持丸 義弘, 富田 幸雄1980 年 46 巻 402 号 p. 154-159
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー未知数総数の大きな連立方程式を数値的に解く場合,電子計算機の容量や演算時間の観点から種々の制約を受ける.特に従来の非線形方程式に関する解法を大変数の場合に適用すると,膨大な記憶容量を必要とするばかりでなくプログラム処理効率が極めて悪くなる.本報では,そのような欠点を改良すべく,大変数の非線形方程式に対する新解法理論を示すとともに,二重加速法を提案し,あわせて数値解析例を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (823K) -
寺内 喜男, 永村 和照1980 年 46 巻 402 号 p. 160-168
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー二次元弾性理論と写像関数を用いて平歯車の歯のたわみ計算を行い,従来の計算式との比較,ヘルツ接触による変形量などについて検討を加えた結果,本方法で計算される歯のたわみは従来の計算式による値および実験結果と傾向はよく一致するが,総たわみ量は小さいこと,この原因はヘルツ接触による変形量が小さいためであること,歯車の歯のたわみは歯面荷重にほとんど比例すると考えてよいことなどがわかった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1195K) -
成瀬 長太郎, 灰塚 正次, 根本 良三, 倉岡 裕1980 年 46 巻 402 号 p. 169-178
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー動力循環式のハイポイドギヤ実験装置を試作して,ハイポイドギヤの負荷特性に関する実験を行った.そしてスコーリング限界荷重,摩耗及び効率について傾向を明らかにした.さらにこれらの結果(限界荷重と摩擦係数)を,他の試験における値と比較し,全体の傾向を論じた.このほかハイポイドギヤにおけるなじみ運転がスコーリング限界荷重に及ぼす影響を論じた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1376K) -
田村 久司, 酒井 高男, 牧 充1980 年 46 巻 402 号 p. 179-187
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー円すい面をその歯面とする媒介歯車で創成したウォームと,それとかみあうホイールとからなる鼓形ウォームギヤを提案し,かみあい性能に大きく影響すると思われる接触線のあらわれ方,相対曲率半径などを求めるための諸式を導き,さらにこの歯車対の歯形設計法と二,三の設計例を示した.そしてこれらの歯形論的諸性質から判断するとき,この歯車対はヒンドレウォームギヤと同等かそれ以上の性能が期待できる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1188K) -
田村 久司, 酒井 高男, 牧 充1980 年 46 巻 402 号 p. 188-195
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本報では軸間距離 100 mm, 回転比 41/4 および 31/6 の表題の鼓形ウォームギヤを作製し,回転比 41/4 の歯車対で行った性能試験結果について述べる.入力動力 8kW, 1500 rpm, 1250 時間の耐久試験(ホイール総回転数 107 回転)ではホイール歯面摩耗は約 13μm でピッチング発生もわずかであった.また効率92.5%,潤滑油温度上昇38℃で十分実用に耐えうる歯車対であることが確認できた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1466K) -
古賀 一夫, 磯野 宏秋1980 年 46 巻 402 号 p. 196-206
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー既報の衝撃によるねじのゆるみ機構の理論をセルフロッキングの理論に発展させ,衝撃力とゆるみ限界締付け力との実験式を作って,実験定数の意義と構成因子を明らかにした.そして各種のねじおよびゆるみ止め装置の性能を評価した結果,(1)呼びの小さい細目ねじ,円筒部が長くて細いボルト,小形六角2種のナット,およびゆるみ止めとして接着剤が最も推奨できること,(2)ねじ面の衝撃摩擦係数はほぼ0.06～0.08であることがわかった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1540K) -
杉下潤二 , 藤吉 正之進1980 年 46 巻 402 号 p. 207-216
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本報は鋳鉄黒鉛のより実際的な環境における利用を目的として相対湿度を20%から80%まで変化させ摩擦と摩耗特性変化をしらべた.その結果,鋳鉄黒鉛によって形成された被膜におおわれた摩擦面では相対湿度の増加とともに摩擦係数も増大した.高荷重,低湿度のもとでは被膜の凝集力が低下し,被膜の損耗は増した.逆に高湿度ではブリスタの発生が多くなり,高荷重になるほど被膜寿命は低下した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1909K) -
濟木 弘行, 肱岡 勝昭1980 年 46 巻 402 号 p. 217-226
発行日: 1980/02/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー型鍛造の充満段階にウェブ領域に残留している三角形状空どうへ材料が充満される過程が検討された.実験においては,中央部にV字型のみぞを有するプラスティシン模型材料が沈み形の平行形面ですえこみ加工され,格子法を用いて流動態様が調べられた.実験で確認された空どう充満様式に矛盾しないすべり線場解を提案し,空どう充満時に形成されるラップ傷と加工圧力の見積もりを可能にして,その大きさに影響する重要因子を明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1417K)
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