巻号一覧
48 巻, 435 号
選択された号の論文の25件中1～25を表示しています
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花房 秀郎1982 年 48 巻 435 号 p. 1663-1668
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
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野波 健蔵1982 年 48 巻 435 号 p. 1669-1677
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー弾性ロータが複数個の危険速度を連続的に通過する場合の応答を, まず遷移行列の逐次積による数値解から明らかにした. ついで, 漸近法により近似式を導出して各モードごとの解を重畳させたところ数値解ときわめて良く一致した. 両者を用いた解析から, 各危険速度通過時の最大振幅は加速開始時には影響を受けず, 始動から加速した場合とほぼ一致することが明らかになった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1012K) -
野波 健蔵1982 年 48 巻 435 号 p. 1678-1686
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリージャイロ効果を考慮して等方, 非等方弾性支持された分布質量ロータの危険速度通過応答を示す近似式を第1報と同様な手法で導いた. そして, 二つの危険速度が隣接する非等方支持系について危険速度通過応答を算出し連成現象について考察した. さらに, 非等方支持基本ロータの場合の危険速度通過時のふれまわり方向について数値解から明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (974K) -
八巻 昇, 千葉 正克1982 年 48 巻 435 号 p. 1687-1694
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー周辺固定の長方形板に一様分布周期横荷重が作用する場合の非線形曲げ振動問題を, 板の初期たわみおよび初期面内変位の影響をも考慮に入れて理論的に解析した. 最初にGalerkin法, 調和バランス法を用いる一般解法を示し, ついで正方形板の二軸対象非線形曲げ振動問題を3自由度系として解析し, 広い範囲の初期面内変位に対して板中心における周波数応答を求めると共に, 代表的な各種非線形共振現象を明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (977K) -
八巻 昇, 大友 規矩雄, 千葉 正克1982 年 48 巻 435 号 p. 1695-1702
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー第1報の理論結果と比較するため, 一様分布周期横荷重をうける正方形板の, 各種初期面内変位のもとにおける非線形応答に関して, 厚さ0.51mm, 辺長200mmのアルミニウム製正方形試験板を用いて詳細な実験的研究を行なった. その結果, 第1報の理論結果は大振幅応答における定量的相違を除き, 実験結果とよく一致すること, 理論では考慮しなかった各種非対称形応答や結合形共振, 非定常振動なども発生することを明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1036K) -
笠井 洋昭1982 年 48 巻 435 号 p. 1703-1712
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本論文は, 液体で満たされた多重円筒の流体連成振動系の基礎的な性質を検討したものである. 解析の手順として, 液体は非圧縮性, 非粘性の完全流体として三次元流体力を考慮した多重円筒の曲げ振動方程式を導いて, その一般解を求めた. また, 伝達マトリックス法の基礎理論を応用して多重円筒の伝達マトリックス要素を誘導し, 連成固有振動数, 定常応答について, 数値計算と実験の両面から比較検討した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1141K) -
浦田 喜彦1982 年 48 巻 435 号 p. 1713-1721
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー管内流体の波動の減衰機構を確認する基本的実験として管内空気を伝わる音波の減衰率を測定し, その振動数や管内径に対する依存関係が第2報で境界層が薄いことを前提にして導いた減衰率の近似式と同じ形になることを確かめた. また, グリセリン水溶液を封入した黄銅管の縦摂動の減衰率を測定し, 流体粘性と管の内部摩擦が領域ごとに卓越する現象について, 第4報で導いた理論がほぼ妥当な結果を与えることを確認した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1311K) -
斉藤 忍1982 年 48 巻 435 号 p. 1722-1728
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー高レイノルズ数条件下での単軸系および二重軸系の安定限界速度を計算し, 単軸系については, (a)高速側の安定限界速度を著しく高め, 不安定域を拡大させる最悪減衰が存在し, (b)レイノルズ数無限大の条件では軸系は外部減衰および回転数の如何に関わらず不安定となること, また二重軸系については, (c)直接には液体力の作用しない内側軸の危険速度近傍でも軸系が不安定になる場合のあることなどを明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (870K) -
梅澤 清彦, 二川 正敏, 北條 春夫1982 年 48 巻 435 号 p. 1729-1737
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー共振周波数で振動している歯車箱の表面から発生する音の放射機構について, 音の志向性と音響ホログラフィから検討を加えた. その結果, 志向性は格子状に並んだ点音源モデルを用い, 板を伝わる曲げ振動の波長(λpl)と空気中を伝わる音の波長(λair)の比によって理論的に求められた. これにより音響ホログラフィの再生像を良く説明できた. さらにλpl/λair<1の場合, 音は表面に沿った向きに放射され, 音圧も下がることを明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1218K) -
山川 宏, 若林 秀次1982 年 48 巻 435 号 p. 1738-1749
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー構造物に既知の衝撃荷重が加わった場合の動的応答問題において, 特定の目的量を最適化する設計問題, すなわち最適設計問題に対する従来の研究例はきわめて少ない. そこで本研究では, 対象系を離散系化した後, 逐次積分法による動的応答解析と傾斜を用いた最適化計算とを併用した, 便宜的に最適設計方法Iと称する新たな方法を提示した. 提示した方法の妥当性と有効性を確認するために, 簡単なはりを対象として各種の計算を行なった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1284K) -
山川 宏, 一文字 正幸, 大橋 淳, 浜田 薫1982 年 48 巻 435 号 p. 1750-1758
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー前報においては, 構造物に既知の衝撃荷重などが加わった場合の動的応答問題のはん用性のある最適設計方法として, 逐次積分法と傾斜を用いた最適化手法を併用した方法を示した. 本報告では, この種の問題のほかの一つの最適設計方法IIと称する方法を提示する. その方法は, モーダルアナリシス法による動的応答解析と傾斜を用いた最適化手法を併用した方法である. その有効性を検討するために, はりの各種の数値計算を試みた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1037K) -
兼田 喜代志, 背戸 一登1982 年 48 巻 435 号 p. 1759-1766
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー手持振動工具のハンドルなどへの弾性体による防振装置は制振効果が十分とはいえない. そこで非減衰形動吸振器を併用して制振効果を向上させる. まず工具振動数をその固有振動数に同調させるフィードバック制御方式が検討された. さらに非減衰形単一動吸振器のノッチフィルタの帯域幅を拡張した複合動吸振器の数値解析などをおこなった. その結果は制御の精度内で十分制振効果の向上があり, 同時に実験でもこれが確かめられた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1113K) -
千々岩 健児, 畑村 洋太郎, 小野 耕三, 水谷 努1982 年 48 巻 435 号 p. 1767-1773
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー土工機械が土から受ける圧力の検出に適した新しいタイプの土圧形を開発した. この土圧計は検出部が平行平板構造で, 土と接する部分が剛体である. このため耐摩耗特性, 粒径特性が特に優れている. この土圧計をシールド掘進機の土圧制御に適用したところ, 十分な性能を持っていることがわかった. さらに材質, 寸法精度などを変化させて, 十分な長期安定性を持つものを得ることができた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1001K) -
下関 正義, 早坂 善広1982 年 48 巻 435 号 p. 1774-1777
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーコイルばねの発生応力に関しては, 古来多くの研究がなされている. しかし筆者の知る限りでは, ピッチ角(ねじり率)を正当に扱った論文はない. そこで本報告においては, Wittrickの式をもとに, ピッチ角の大きなばねに対しても有効な解析法を定式化し, また実験によってその妥当性を確認した. なおコイル外径側で主応力が最大になるという, 従来の通念を覆すような結果を得た.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (545K) -
島内 智毅 /, Alastair CAMERON1982 年 48 巻 435 号 p. 1778-1786
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー無限幅スラスト軸受の無次元特性パラメータをくふうすることにより部分放物面, 部分傾斜面および階段平行面スラスト軸受の特性を定量的に比較した. 同じ無次元表示を円筒面スラスト軸受にも適用し, 円筒面チルティングパッド軸受および円筒面スラスト軸受の油の供給不足時の特性を統一的に解析した. 結果は軸受の最小油膜厚さを直接読みとれるような無次元パラメータの組合せのグラフで示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1093K) -
三矢 保永, 福井 茂寿1982 年 48 巻 435 号 p. 1787-1796
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーすきまh0画面あらさの波長τと同程度のストークスあらさ領域の流体潤滑膜において, 摂動法によりナビエ・ストークス方程式を解き, 流量, 負荷容量, 摩擦力に及ぼすストークスあらさの影響を明らかにした. 非圧縮性流体では流路抵抗を増大させる効果があり, 負荷容量は(h0/τ)2に比例して増加する. 圧縮性の効果はτで表わした圧縮性定数A*に依存し, A*が大きくなると負荷容量は減少するようになる. また圧縮性流体に対する近似解法を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1150K) -
寺内 喜男, 灘野 宏正, 中本 幸義1982 年 48 巻 435 号 p. 1797-1805
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー浸炭焼入後, 高精度に研削した歯車について動力循環式歯車試験器を使用して運転試験を行なった結果, つぎのことが明らかになった. 本実験に使用した潤滑油の場合, 鉛快削鋼歯車の場合のピッチング寿命は普通鋼歯車のそれと比して, 繰返し数で約1/2となる. また, スコーリング強さに関しては, 鉛快削鋼歯車の場合が普通鋼歯車の場合と比して, わずかに大きく, Pbの潤滑作用がスコーリング強さに影響したものと考えられる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1330K) -
寵谷 正則, 會田 俊夫, 小山 富夫, 佐藤 進, 保城 武1982 年 48 巻 435 号 p. 1806-1814
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーマイクロコンピュータを記憶・演算処理装置として使用した安価で簡便な回転伝達特性測定装置を試作し, 歯付きベルト伝動装置の静的領域における回転伝達誤差を測定した結果, 回転伝達誤差は, 主として, 不完全かみあい部の歯の干渉によってひき起こされ, ベルト車ピッチを周期として変動し, 位相角や初張力の影響を受けることがわかった. 実験結果と計算結果はよく一致し, 第2報で述べた理論解析方法の有効性が確認された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1212K) -
市丸 和徳, 木下 和久1982 年 48 巻 435 号 p. 1815-1823
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー歯元ひずみと電気抵抗法による油膜形成状態とを測定しながら, ホブ切平歯車のピッチング発生状況を調べ, 歯数比の整数・批正数, 材料組合せおよびローラ加工の影響を検討した. とくに, 歯数比が整数(1)の場合に歯面あらさの転写効果により油膜形成がすみやかに起こるのに比べ, 歯数比が非整数(27/25)の場合にはミクロ形状の異なる歯面との繰返し接触が起こるので油膜が形成されにくくピッチング耐圧が小さいことが証明された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1299K) -
石橋 彰, 穂屋下 茂, 伊津野 仁一1982 年 48 巻 435 号 p. 1824-1833
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー製作を容易にするために, 凸の歯形をもつ内歯車に歯先部のみが接触する外歯車を組み合わせた内歯車ポンプのかみあい理論, 理論吐出し量などを明らかにした. 吐出し圧力に基づく外歯車の理論トルクは0となるので, 内歯車を駆動すれば, 一対の歯の接触面から外歯車に伝達される力は, 粘性摩擦などによるわずかなものとなる. 実際に6種類に内歯車ポンプを設計・製作して運転性能試験を行い, この種の内歯車ポンプの全容を明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1435K) -
広川 純夫, 酒井 高男, 牧 充1982 年 48 巻 435 号 p. 1834-1843
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー斜交軸ウォーム歯車は, 設計のいかんによってはかみあい諸性質を任意に与えることができる. 本報は, かみあい性質が大幅に異なる三対の試験歯車および軸角可変の性能実験装置を試作し, 本論文の副題としてかかげた内容と斜交軸ウォーム歯車の実用性を調べるためにおこなった実験をまとめたものである. また斜交軸ウォーム歯車を用いた応用例についてもそのいくつかを示す.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1428K) -
相浦 正人, 永野 喜三郎1982 年 48 巻 435 号 p. 1844-1853
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー自動車用などの量産歯車を高速で高能率生産するためのホブの設計, 使用法はいかにあるべきかを研究し, その結果TiNコーティング処理した3~4条ホブとし, ホブ外径を小さくすること, 切れ刃みぞ数は少なくても良いこと, 端面キーを用いることなどを理論的に, 又実験で明らかにした. 更にこのホブは平歯車は普通ホブ切, はすば歯車は坂巻普通ホブ切すべきこと, そうすれば歯切り精度は向上し, 生産能率は従来ホブの数倍, 寿命も格段に伸びる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1504K) -
柳沢 正1982 年 48 巻 435 号 p. 1854-1861
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー空調機用ローリングピストン形回転圧縮機の信頼性および効率を左右する機械摩擦損失, すなわちベーン先端しゅう動損失, ベーン側面しゅう動損失およびピストン軸受損失についての理論解析を行い, それらの特性および影響因子を明らかにするとともに, 圧縮機主要寸法との関係について考察した. また, シリンダ形状と損失との関係を調べ, 全体の損失を減少させるには偏平形状が, 信頼性を高めるには円筒形状が好ましいことを示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1010K) -
冨田 進, 重松 日出見1982 年 48 巻 435 号 p. 1862-1871
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーA系やC系のビトリファイド砥石及び超高硬度砥粒砥石のドレッシング時に供給する研削油材の組成や性状をかえると, ドレッシングで形成される砥石作業面の形状が変わる. そして続けて行う研削加工の初期における砥石作業面の研削性能には, 研削油材の影響よりもドレッシングで形成された砥石作業面の形状の違いが, さらに続けて行う研削過程の砥石作業面の作用には, 供給している研削油材の組成や性状が大きく影響する.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1447K) -
伊東 弘一, 赤木 新介, 西川 正章1982 年 48 巻 435 号 p. 1872-1879
発行日: 1982/11/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー単管ではなく, 複雑な高温水配管鋼システムに対する保温設計問題を一つの多目的最適化問題として定式化し, システム全体の保温材堆積と放熱量を最小化しつつ設計計画を進めていく手法を確立した. 上記システムをいくつかの階層的サブ・システムに分解し, また統合を繰返すことにより, 上述の設計目標間のトレード・オフ関係を明確化しつつ最適計画を実行する計算機援用対話形設計システムを開発し, その有効性を検証した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1003K)
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