巻号一覧
49 巻, 437 号
選択された号の論文の16件中1～16を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
-
長松 昭男, 中尾 章裕, 岩本 敏孝, 長池 勝1983 年 49 巻 437 号 p. 3-11
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー応答曲線の特性を分離し再編成するカーブフィットの新しい方法を提案する。これを用いて、簡単な構造物のビルディングブロック(BBA)とエクストラクティングブロック(EBA)を試みる。その元になる伝達関数として実験結果と縮小インピーダンス(RIM)による計算結果の両方を使用する。実験・実験、実験・RIM、RIM・RIMの三とおりの伝達関数の組合せでBBAとEBAを実行し、いずれも実験結果と一致する結果を得た。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1025K) -
藤川 猛, 井上 喜雄, 阿部 亨, 田中 俊光1983 年 49 巻 437 号 p. 12-21
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーモード分離された複素モーダル方程式を従来の一階微分形表示に代わって二階微分の振動方程式形で表現し、この式の物理的解釈、1質点系との対応および実モーダル法との関連を明らかにした。ついでこの表現式を用いた応答解析を実用するため、補助変数導入によって従来の実数レベルでの振動解析法をそのまま利用して解く方法、および共振点近傍の応答を近似的に求める方法を提案し、モデル計算によってその妥当性を確かめた。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1194K) -
葉山 眞治, 有賀 敬治, 渡辺 辰郎1983 年 49 巻 437 号 p. 22-30
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー長方形容器を水平加振したときの一次の共振点近傍のスロッシングの非線形応答を、ポテンシャル流れを仮定し、摂動法を用いて求め、実験と比較した。深い系ではソフトスプリング形の非線形応答を示し、浅い系では、ハードスプリング形に変わる。深い系では、解析解は実験値と非常に良く一致する。また、浅い系でも定性的には良く合っている。ただし、加振振動数が低い領域では、線形解のほうが良く合うことなどがわかった。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1062K) -
川田 裕, 神吉 博, 川上 孝1983 年 49 巻 437 号 p. 31-38
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーポンプ軸系の詳細は振動解析には、羽根車にかかる流体励振力を精度よく推定することが肝要である。本研究では、実用上重要なダブルボリュート形とディフューザ形のポンプに発生する流体力を、最新の計測技術を駆使して計測した。特に低流量域で、ディフューザポンプに発生する大きな動的流体力や、ダブルボリュートポンプに奇数枚羽根車を取付けたときの大きなnz成分流体力に注意を要することなどを、実験的に明らかにした。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (971K) -
井上 順吉, 末岡 淳男, 西脇 真一1983 年 49 巻 437 号 p. 39-43
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー機械的連結をもたない相等しい2台の不平衡ロータの自己同期化現象を応用した発振方式による、らせん状トラフをもつ振動リフトの2形式、一つはトラフが円筒展開面内で直線振動、いま一つはトラフが同面内でだ円振動をなす、を試作し、両形式に対してトラフの運動と、トラフ上の粒体層の輸送速度についての実験をおこなった結果、トラフの運動について理論と実験との一致を見、輸送状態でも理論が適用できることが確認された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (832K) -
鈴木 浩平, 戸澤 祥二, 天明 良治1983 年 49 巻 437 号 p. 44-55
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー振幅及び振動数特性が時間的に変動する地震動の非定常スペクトルを二次元画像としてあらわし、パターン認識法によって代表的な8個のカテゴリに識別できることを示す。識別された各カテゴリは、設計に使用される多くの実地震動波形の特徴を包含しうるものであり、"ピーク関数"の導入によりその標準的パターンモデルを実現できる。最後にこのピーク関数を用いた非定常模擬地震動の作成法を提案し、その工学的実用性示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1703K) -
川本 広行1983 年 49 巻 437 号 p. 56-64
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーリング状の複数の磁極を有するラジアル安定形磁気軸受のラジアル方向の平衡剛性を、Schwarz.-Christoffel変換を用いて解析した。空げき長で無次元化した磁極幅、磁極長さ、および磁極間の谷幅をパラメータとして、平衡剛性の計算結果を示し、各パラメータの影響を調べた。その結果、各磁極形状パラメータが平衡剛性に及ぼす影響は谷幅、磁極長さ、磁極幅の順に大きいことを示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (998K) -
三矢 保永1983 年 49 巻 437 号 p. 65-73
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリーすきまが面あらさの波長と同程度のストークスあらさ領域の流体潤滑膜において、気体の分子平均自由行程の影響を考慮して摂動法によりナビエ・ストークス方程式を解き、スリップ流れの影響を明らかにした。スリップ流れの影響は非圧縮性流体ではストークあらさのほうがレイノルズあらさより大きいが、圧縮性が大きくなると逆になる。ランダム面あらさにおける影響は二乗平均振幅と二乗平均山数から定まる正弦波状面あらさの場合と等価である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1188K) -
塚本 尚久1983 年 49 巻 437 号 p. 74-84
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー鋼歯車とナイロン歯車の組合せではナイロン歯車を駆動、被動いずれの側に用いるのが適正なのか判断する資料が不足している。稼動の少ない被動側にナイロン歯車を用いたほうが有利と思えるがナイロン材は鋼材より高価なので大歯車をナイロン歯車にするには優位性が明確でなければならない。本報では被動ナイロン歯車の磨耗、歯形の変化形態及び寿命などを実験で調べ駆動ナイロン歯車と比較検討を行いその特徴を明らかにした。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1470K) -
吉本 勇, 丸山 一男, 出口 信吉1983 年 49 巻 437 号 p. 85-90
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー歯車ホブのリード誤差を自動的に測定できる新しい装置が、光学的フィーラ、反射形オプチカルセンサ及びレーザ干渉ねじリード測定機を組み合わせて設計試作されている。歯車ホブの切れ刃の角位置を検出するために、反射形オプチカルセンサを利用する方法が新しく考案されている。この切れ刃の角位置検出精度は、繰返し性に対して標準偏差約20inである。またリードの測定精度は繰返し性に対して標準偏差で0.6μmっである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (874K) -
梅澤 清彦, 稲生 武, 加藤 晴広1983 年 49 巻 437 号 p. 91-97
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー自動車用変速機の伝達動力損失を正確に計測するために、損失分を発生熱量としてとらえ、自動車変速機を断熱した水タンクに組み込み、出入口水温差および水の流量を測定する方法を採用した。本測定法により自動車減速機の損失動力Qに対して、はん用性のある実験式、Q=K1Na+K2TN、ここでNは回転数、Tは伝達トルク、を導いた。さらに油温、油量の影響を明りょうにした。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (938K) -
牧之内 三郎, 難波 義治, 大村 悦二1983 年 49 巻 437 号 p. 98-108
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー連続発振の炭酸ガスレーザをステップ関数状に照射するレーザ硬化処理方法を提案し、円柱端面への照射実験を行った。そして、熱定数の温度依存性、材料の熱吸収率、Ac3変態温度の加熱速度依存性、冷却速度、の四つの事柄を考慮に入れて解析を行った結果、レーザ硬化処理現象をより厳密に説明することができた。これをもとに推定した硬化層領域の大きさは実験結果とよく一致し、本研究の解析方法の妥当性が示された。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1579K) -
川船 和儀1983 年 49 巻 437 号 p. 109-115
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー本論文は電解加工を模擬する数学モデルを用い、加工間げきにおよぼす電解液濃度の影響を明らかにしたものである。すなわち、2種類の濃度の電解液を用い、実際の加工実験では不可能な過酷な条件を含む広範囲の加工条件を与えてシミュレートし、加工間げき内の電解液流路にそう圧力、温度、平均流速、水蒸気ほう率におよぼす濃度の影響を調べた後、それらに支配される加工間げきの様相を明確に把握したものである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1037K) -
河合 望, 森 敏彦, 野崎 敏弘1983 年 49 巻 437 号 p. 116-124
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー省資源、省エネルギの立場から、プレス製品の軽量化と強化が最近要請されている。そのためには、元来二律背反である高張力化と成形性の両立条件の究明が課題となってくるが、本研究ではその最適条件を固溶強化アルミニウム合金板で見い出そうとした。Al-Mg系合金板は、強度、一軸延性が高く、深絞り性も良好である。ただし、張出し性は著しく劣るため、プレス設計においては留意すべきである。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1323K) -
杉村 延広, 大場 史憲, 岩田 一明, 高橋 克典1983 年 49 巻 437 号 p. 125-132
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー旋盤部品に対して最適な加工手順を決定する創成生産設計システムの開発を試みる。まず、旋盤加工法を表現するパラメータの分析を行い、その分析結果に基づいて、加工すべき形状を入力して加工情報を決定するソフトウェア(加工単位)を分類し、準備する。次に、任意の旋削部品に対して最適な加工単位のシーケンスを創成する手法を、分岐限界法を用いて開発し、最後に、ケーススタディにより提案した手法の有効性を検討する。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1021K) -
岩田 一明, 大場 史憲, 室津 義定, 安田 一彦, 加藤 江三1983 年 49 巻 437 号 p. 133-141
発行日: 1983/01/25
公開日: 2008/02/21
ジャーナル フリー機械、搬送機器、バッファおよび作業者で構成されたジョブ・ショップ形生産システムのモデルを設定し、総所要時間を評価基準として生産スケジューリング問題を取扱う。実用規模の問題を解くためにディシジョンルールを用いた解法を与えている。機械および搬送機器の稼動率の向上を意図したディシジョンルールを新たに提案するとともに、数値計算例により、設定した生産モデルの妥当性と解法の有効性を検討している。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1248K)
- |<
- <
- 1
- >
- >|