北関東医学
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52 巻 , 6 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 青木 純, 小山 佳成, 石橋 明博, 森田 英夫, 武富 綾子, 小澤 久美, 中島 崇仁, 八木 明子, 新井 清和, 佐藤 典子, 遠 ...
    2002 年 52 巻 6 号 p. 443-448
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【背景・目的】従来の治療法では除痛困難な脊椎圧迫骨折において, 経皮的椎体形成術の有用性を検討した.【対象と方法】単純性(骨粗鬆症性)あるいは転移性の脊椎圧迫骨折をきたした患者10名の15椎体に対しのべ17回の経皮的椎体形成術を施行した.CTガイドX線透視下あるいはCT透視下に, 片側椎弓根を経由して椎体正中前1/3の位置まで骨穿刺針を進め, 骨セメント(平均4.2cc)を注入した.術前の痛みの程度を10として, 除痛効果を3ヶ月間評価した.【結果】のべ17回の経皮的椎体形成術のうち15回において, 術後3時間後にすでに除痛効果(平均3.2/10)が得れた.経時的には全例に除痛効果が得られ, 3ヶ月後に評価し得た自覚痛の平均は(1.3/10)であった.重篤な合併症は経験されなかった.【結語】脊椎圧迫骨折による難治性疼痛の治療法として, 経皮的椎体形成術は安全で比較的簡便な手技であり, その除痛効果は高くかつ即効性である.
  • Nobumasa Kikuchi, Tamaki Kawanago, Katusuke Ozawa, Kuniya Tomatu, Tetu ...
    2002 年 52 巻 6 号 p. 449-451
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    Background and Aims : With the childbirth age becoming high in addition to the low birth rate in recent years, there is a growing perception that a child itself is a variable baby. With this, coupled with the increased safety of cesarean section, indications for cesarean section have been expanded. Previously we closely examined and studied the cases in which vaginal birth after cesarean section (VBAC) resulted in uterine rupture. Methods : Using 226 cases subjected to VBAC as the subjects, a retrospective analysis was made. Results : Uterine rupture (threatening uterine rupture, incomplete uterine rupture) occurred in 20 cases (8.9%) of the 226 cases of VBAC. Conclusion : Considering that medical suits for obstetric accidents are assuming a serious proportion, it is necessary to judge the situation properly and take steps suited to the occasion. In trying VBAC, utmost care is required, and it would be worthwhile to recommend elective cesarean section for the pregnant women who have the history of cesarean section.
  • 萬谷 直樹, 富沢 隆興, 星野 綾美, 佐藤 真人, 木村 英輔, 伊谷 寧崇, 川田 悦夫, 小暮 敏明, 澤田 芳枝, 坂本 浩之助, ...
    2002 年 52 巻 6 号 p. 453-457
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【背景・目的】総合診療部を訪れる初診患者の受診背景は明らかになっておらず, 調査を行った.【対象と方法】平成14年6月と7月に総合診療部を訪れた初診患者への質問票と診療録を用い, 患者の受診理由, 症状や紹介診療科を調査した.【結果】訪れた理由は, 「体調不良だがどの科に受診すべきか不明」71.5%, 「受診したい科が決まっている」13.4%, 「漢方治療のため受診した」6.4%などであった.受診したい科が不明である患者は, 頭痛, 腹痛, 発熱, しびれ, 胸痛および不快感, めまい感, 倦怠感などの主訴が多かったが, そのうち35.6%が総合診療部で治療されていた.【結語】総合診療部を訪れた初診患者のほとんどは, 適切な診療科への振り分けや初期診断・治療あるいは漢方治療を含めた総合診療的なアプローチを必要とする患者群であり, 総合診療部のもつ固有の機能により一定の利益が得られていた.
  • 蒔田 富士雄, 川島 吉之, 中曽 根豊, 月岡 玄吾, 壁谷 建志, 松崎 豊, 竹吉 泉, 大和田 進, 森下 靖雄
    2002 年 52 巻 6 号 p. 459-463
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【目的】肝細胞癌(HCC)に対してマイクロ波凝固療法(MCT)を施行した症例につき, 治療成績, 再発, 合併症を中心に検討した.【対象と方法】1995年1月から2000年12月までに当院でMCTを施行した外科的切除不能なHCC40例を対象にした.【結果】40例中初発例が30例, 再発例が10例で, その初回治療法は肝切除が8例, 経皮的エタノール注入療法(PEIT)が1例, 肝動注化学療法(TAI)が1例であった.腫瘍径は平均2.7cm, 腫瘍数は平均1.6個であった.全体の1, 3, 5年累積生存率は各々84.7%, 45.3%, 32.6%であった.肝切除術後の再発例, 肝障害度A, 腫瘍径3cm以下, StageI, 高分化型, 経皮的アプローチで良好な治療成績を得られた.局所再発は65結節中4結節に認めた(局所再発率6.2%).術後合併症は21例(52.5%)にみられ, 発熱, 腹水, 高ビリルビン血症が多かった.【結語】HCCに対するMCTは, 腫瘍径3cm以下のHCCに有効である.
  • Michiko Hasegawa, Masatoshi Abe, Sachiko Akimoto, Kazunori Ohnishi, Os ...
    2002 年 52 巻 6 号 p. 465-467
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    We describe a 15-year-old Japanese boy with porokeratosis Mibelli with a unique clinical appearance. Two typical lesions were symmetrically distributed in the preauricular area bilaterally. An immunohistochemical study demonstrated CD1a+ /HLA-DR-cells in the lesion epidermis ; these were considered Langerhans cells with an abnormal phenotype. Since porokeratosis is believed to represent a clonal expansion of mutated epidermal cells, cutaneous mosaicism of keratinocytes may be involved in the development of this disease, in which the loss of HLA-DR antigen in Langerhans cells in the lesion allows the clonal expansion of abnormal keratinocytes. The symmetric distribution of the lesions in our case supports this hypothesis.
  • 安田 正人, 安部 正敏, 田村 敦志, 石川 治
    2002 年 52 巻 6 号 p. 469-472
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    21歳, 男性.屋外作業時の全身の無汗と皮膚の痛みを主訴に来院.初診時, 手掌, 足底, 額部, 頸部, 上胸部, 腋窩, 外陰にわずかに発汗を認めたものの, それ以外のほぼ全身の皮膚は乾燥していた.入院後施行した発汗テストで発汗はなく, 患部皮膚の病理組織学的所見ではエックリン汗腺周囲に軽度の単核球浸潤を認めるのみであった.精査の結果, 明らかな基礎疾患を見出し得なかったことから特発性後天性無汗症と診断した.ステロイドパルス療法2クール実施後に症状は軽快した.
  • Shinji Takahashi, Yoshitaka Fukuda, Kazushige Kawanishi, Akira Ohashi
    2002 年 52 巻 6 号 p. 473-475
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    The major postoperative complications in rectal surgery are urinary retention and urinary tract infection. Although the pelvic autonomic nerve preserving procedure is performed, urinary dysfunction may still occur. In this article, we report a patient with rectal cancer who developed a postoperative urinary tract infection (UTI). An insufficient estimation of bladder function and frequent periodical bladder catheterizations were considered to be the cause of the UTI. In conclusion, the careful management of urinary tract complications is required in patients undergoing surgery for rectal cancer.
  • 草野 美根子
    2002 年 52 巻 6 号 p. 477-479
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 畑 英一
    2002 年 52 巻 6 号 p. 481-482
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    昨年の7月から動物実験施設に勤務させていただいております.動物実験施設はより充実した飼育管理, 実験環境の提供を目的として医学部のある多くの大学に設置されております.群馬大学の動物実験施設は昭和56年に設立され, すでに20年以上経過しております.現在, 当施設におきましてはハード, ソフト両面から時代に対応した施設への再構築が求められております.動物福祉に対する社会的関心の高まりや動物権が謳われるようになり, 動物倫理が叫ばれるようになってきた現在では動物実験は常に社会的に注目を浴びております.また昨年4月からの情報公開法の実施に伴い動物実験に関する情報の開示請求が可能となり, 以前にもまして社会的に理解の得られる対応が求められるようになってきました.このような事からその一つとして群馬大学では動物実験委員会が設立され動物実験計画書の提出と, その審査機構が確立され昨年度から実施されております.イヌやネコに関しましては動物愛護の世論の高まりから, 施設では現在イヌの代替としてミニブタに注目し, ミニブタの開発に取り組んでいる独立行政法人の家畜改良センター茨城牧場の協力を得て代替化に着手しております.
    マウスにおきましては全国的に遺伝子組み換えマウスが主流となりつつある中, 当大学に置きましても同様であります.これまでの施設環境ではハード面での対応が不十分であるため現在施設内の飼育エリアの拡充を行い, クリーンラックをできるだけ多く設置し, バリア化の整備に努め, ハード, ソフト両面から施設環境の整備と再構築に取り組んでおります.
    ラットに関しましては感染症に対するモニタリングから, 施設内のラットに感染症が見られたため, 急遽6階にラットの飼育エリアを設け, 新規搬入に対応していただいております.3階のラットエリアに関しましては現在SPF化に向けクリーニングの最中ですので利用者の方々には大変ご迷惑をお掛けしております.本学はラットの使用量が多いのでマウス同様に飼育環境を更に整備したいと思っております.
    動物実験のニーズが広範化しており重要性が増していることから動物福祉の問題点を含めた実験動物学教育も重要であると思われます.最近大学院生や学部学生に対する実験動物学の教育と実習の時間を少しいただいていおりますが, その様な機会に少しでも啓蒙に努められればと思っております.
    最後に, 法人化や附置研改組の風潮のなか動物実験施設のあり方が問われておりますが, 遺伝子改変動物, 疾病モデル動物, 異種移植を含めた臓器移植の研究等に対し動物実験の果たす役割は今まで以上に増すことと思われます.今後共できるだけ多くのユーザーの方々に満足した形で利用していただけるように努めたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いいたします.
  • 2002 年 52 巻 6 号 p. 483-486
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2002 年 52 巻 6 号 p. 487-492
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2002 年 52 巻 6 号 p. 493-495
    発行日: 2002/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
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