北関東医学
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52 巻 , 1 号
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  • Kenichi Nomoto, Hiroyuki Kuwano
    2002 年 52 巻 1 号 p. 1-3
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    Clinical transplantation requires nonspecific immunosuppressive agents to prevent graft rejection. The use of such agents decrease morbidity and mortality from its associated side effects. Therefore, clinical application of the donor-specific tolerance is needed. We have proposed two transplantation tolerance systems. One is drug-induced tolerance and the other is monoclonal antibody-induced tolerance system. In this article, we reviewed our own donor-specific transplantation tolerance systems and argue its possibility of clinical application.
  • 今関 節子, 常盤 洋子, 下田 あい子, 横田 正夫
    2002 年 52 巻 1 号 p. 5-11
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【背景】NICUに入院したハイリスク児に対する虐待が多い実態がある.産後NICUに入院した児の母親 (以下ハイリスク児の母親) の母性意識と対児感情を正常児分娩 (以下正常分娩) をした母親と比較した研究はまだ少ない.【目的】本研究は, ハイリスク児の母親の順調な母性意識形成のための援助の手がかりを得ることを目的とした.【対象と方法】対象は, ハイリスク児の母親55名と産褥5日目の正常分娩の母親85名であった.調査方法は, ハイリスク児の母親には生後6日~12日後に, 正常分娩の母親には出産後5日目に母性意識調査・対児感情調査・日本版STAIを1セットにした自記式による調査票を手渡し, 1両日で回収した。分析は, 母性意識, 対児感情, 状態・特性不安の得点の比較をt検定により行った.ハイリスク児の母親と正常分娩の母親それぞれの変数におけるピアソンの相関係数を計算した.【結果】ハイリスク児の母親は, 正常分娩の母親と比べ, 同じレベルで, 母性意識を発達させ, 妊娠・出産の満足を有しているといえる.しかし, 高いレベルの状態不安があり, 個別な児に対応した能力の獲得に取り組まざるを得ない状況におかれ, 周りを見ている余裕がない.つまり外的交流性による交互作用を感じ取れない孤立状況が伺えた.【結語】ハイリスク児の母親に対しては偶発危機に対応した看護の必要性が示唆された.
  • Kin'ichi Fujita, Nobuhiro Narahara, Toyoho Morita, Masamichi Sato, Hir ...
    2002 年 52 巻 1 号 p. 13-15
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    Background & Aims : Zinc (Zn) deficiency cause a variety of disorders including dermatological, neurological and immunologic abnormalities.
    Methods : To investigate the relation between serum levels of Zn ion and suppression of protective immunity, we measured the levels of Zn of 10 elderly patients with repeated infections (group 1), and compared with those of other 10 elderly without infections (group 2).
    Results and conclusions : The levels of serum Zn in group 1 were higher than those in group 2 (58.0±5.2μg/dl vs. 72.3±4.1μg/dl, P=0.0375 ; n=10, 10, respectively). Our result suggested that Zn deficiency might be a risk factor of infections in elderly.
  • 齋藤 英子, 藤野 文代, 越塚 君江
    2002 年 52 巻 1 号 p. 17-24
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【背景と目的】乳癌患者が最大の危機であるボディイメージの変化に直面し, その変化を受容するためには, 影響因子を的確に捉えた適切な看護援助が必要となる.本研究は乳がん患者の術前・術後におけるボディイメージの変化を明らかにする事を目的とした.【対象及び方法】国立高崎病院において, 乳癌の診断のもとに外科的治療を受ける目的で入院中の患者のうち, 本研究参加に同意が得られた者10名.方法は, 身体カセクシス, 身体尊重, 身体コントロールの3カテゴリーについて研究者が作成した質問紙を用い, 留め置き法で後日回収した.年齢, 職業, 婚姻, 術式の4つの項目においてt検定を実施した.また, 術前・術後の面接により面接内容の逐語録を作成した.【結果】身体カセクシスについて, 術前は60歳以下の群が61歳以上の群よりも得点が高く, 温存術又は再建術を受ける群の方が乳房切除術を受ける群よりも身体に対する意識の集中度が高かった.身体尊重については, 術前において60歳以下の群が61歳以上の群よりも得点が高く, 自己の身体を尊重できにくくなっており, 無職者よりも有職者が, 乳房切除術を受ける群よりも温存術又は再建術を受ける群が自分の身体を尊いものとして考えにくくなっていた.身体尊重のカテゴリーにおける術後では, 無職者の群よりも有職者の群が有意に高値を示し(p<0.01), 乳房切除術を受ける群よりも温存術又は再建術を受ける群が有意に高値を示しており(p<0.02), 身体を尊重しにくくなっていた.身体コントロールでは, 術後において, 有職者の群が無職者の群よりも有意に高値を示し(p<0.04), 身体に対するコントロール感が低く, 温存術又は再建術を受ける群が乳房切除術を受ける群よりも自分の身体に対するコントロール感が低かった.看護援助として, 身体カセクシス, 身体尊重, 身体コントロールに関する援助と一人の人間として統合し, 尊重した援助の重要性が明らかになった.【結論】身体カセクシスについては術前において, 年齢別, 術式別で差を認めた.身体尊重については術前に, 年齢別, 職業別, 術式別で差を認め, 術後においては職業別, 術式別に差を認めた.身体コントロールでは術後に, 職業別, 術式別で差を認めた.看護援助として, 身体カセクシスに対する看護援助, 身体尊重のための看護援助, 身体コントロールのための看護援助の重要性が示唆された.
  • 藤野 文代, 越塚 君江, 齋藤 英子, 田中 倫子
    2002 年 52 巻 1 号 p. 25-31
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【背景と目的】終末期がん患者を看護する看護婦は患者や家族が死を受容する過程において, 身体的・精神的・霊的苦痛の緩和を目標に看護実践をするためにより強いストレスを受けると考えられる.一般病棟と比べ, 緩和ケア病棟に勤務する看護婦は対象の特徴からストレスフルな状況におかれている.そこで, 本研究は緩和ケア病棟に勤務する看護婦のストレスの状態を明らかにすることを目的とした.【対象および方法】対象は国立療養所西群馬病院緩和ケア病棟に勤務している看護婦16名.方法は長谷川和夫によるチェックリストを用いてストレス程度の判定後, 高・低ストレス群の2群に分類し, 作成したストレス43項目の内容について分析した.質問紙は自記式, 無記名にて, 1週間後に病棟婦長を通して回収した.高・低ストレス群の平均値の差を比較し, t検定を実施した.【結果】長谷川チェックリストによる対象のストレス程度はストレス状態でない人(該当数0-2) は6人, 境界を含む軽度のストレス状態の人(該当数3-10) は10人であった.中程度・重度のストレス状態の人(該当数11-20) は0人であった.ストレス状態にない6人はストレスのある10人より経験年数が長く(p<0.04), 年齢が有意に高かった(p<0.04).43項目のうち16人中8人以上がストレスに感じたのは19項目で, 7人以下の人がストレスを感じたのは20項目であった.【結論】緩和ケア病棟に勤務する看護婦16人のうち10人が軽度のストレス状態であった.低ストレス群は臨床経験年数と緩和ケア経験月数とも高ストレス群より有意に長くなっていた.ストレス43項目のうち8人以上が「はい」と答えたのは19項目で, 7人以下の項目は20であった.緩和ケア病棟に勤務する看護婦のストレスマネージメントの必要性が示唆された.
  • 常盤 洋子, 矢野 恵子, 大和田 信夫, 今関 節子
    2002 年 52 巻 1 号 p. 33-41
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【背景と目的】不妊治療の進歩に伴い双胎の出産率は増加傾向にあり, 双胎児の母親の育児負担による育児ノイローゼや虐待などが母親の心理的健康の問題として浮上しており, 母親になる心理的過程への援助の必要性が示唆されている。双胎妊娠に関する従来の研究を概観すると生殖科学や育児支援に関する研究がほとんどで, 双胎児の母親意識の形成・変容に関する報告は少ない.そこで, 本研究は, 妊娠期の母親意識の実態をとらえ, 双胎妊婦の母親意識の形成と変容について検討することにより母親の心理的援助のあり方を検討する資料を得ることを目的とする.【対象と方法】調査の対象は, 双胎と診断され, 研究参加に同意の得られた妊婦13名.初産婦9名, 経産婦4名でった.妊娠初期, 中期, 後期の母親意識と子どもに対する気持ちについて半構成的面接が行われた.面接された逐語録から母親意識と子どもに対する気持ちが抽出された.【結果】妊娠初期は, 双胎を妊娠しているという実感はそれほど感じられていない.妊娠の診断時に医師より「双子ですよ」と伝えられたり, エコーでふたつの胎児の姿を確認したりなど, 外部から双胎妊娠について正確な情報が妊婦に送り込まれることによって母親としての自覚が芽生える時期であるといえよう.中期には, 単胎児の母親意識の発達と同様に胎動自覚によりそれぞれの胎児に対する具体的な気持ちが表出される.一方, 妊娠継続胎児の発育に問題が生じた場合は母親としての自覚が強くなることが示唆された.妊娠経過中に母児いずれかに何らかの異常を認める場合には, 医師による産科学的管理とあわせて母親になる心理を支えるような心理的援助が望まれよう.後期には医師より分娩の方針が妊婦に伝えられることにより母親になる実感がより強くなるようである.双胎の場合, 妊娠後期になると腹部の増大が顕著になるために, 腰痛, 胃部不快感, 尿意頻数など様々なマイナートラブルが出現するので, 赤ちゃんのためにがんばることにより精神的ストレスを感じていることも事実であろう.双胎妊娠であること自体が妊娠期の母親意識の形成に影響を及ぼしているように思える.【考察】双胎妊婦の母親意識は胎動を自覚するまでは, 超音波画像によって形成され, 胎動自覚後は, 子どもたちの発育・健康状態に強い影響を受け, 分娩のめどがつくと具体的に双胎児の育児がイメージされることによって母親役割獲得の心理的準備がなされることが示唆された.
  • 常盤 洋子, 矢野 恵子, 大和田 信夫, 今関 節子
    2002 年 52 巻 1 号 p. 43-52
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【背景と目的】女性にとって出産期は母親になる危機的移行期ととらえることができ, 出産体験は母親の自尊心や産褥早期の母子相互作用にプラスまたはマイナスに影響する可能性があると考えることができる.多胎児の出産はハイリスクな状態におかれるため, 母子ともに生命の危険にさらされる機会が多く, 母親が出産による心的外傷を受ける危険性が高いことが考えられるが, 双胎児を出産した母親の出産体験の自己評価と母親意識の関係についての実証的研究は少ない.そこで, 本研究では, 双胎児を出産した母親の出産体験の自己評価と産褥早期の母親意識との関係について検討することを目的とした.【対象と方法】調査の対象は, 双胎を出産した母親11名, 初産婦7名, 経産婦4名.不妊治療による双胎7名, 自然双胎は4名である.分娩様式は, 経膣分娩2名, 帝王切開11名である.研究期間は平成11年2月~平成12年8月であった.経膣分娩をした母親は産褥3日目に, 帝王切開分娩の場合は一般状態が安定し, 創部痛の訴えがなくなったことを確認してから面接が実施された.面接内容は出産体験の自己評価と母親意識の2項目について半構成的面接が実施された.具体的には, 出産体験については, 「出産はどうでしたか」, 「あなたの出産体験は点数をつけるとしたら何点ですか」, 「その理由は何ですか」の3項目について面接を行った.母親意識の形成・変容については, 母親になった実感として, 「母親になった実感はどのようなときに感じますか?」, 「母親としての充実感」, 「子どもの養育についての気持ち」, 「子どもの成長についての気持ち」の4項目について面接が実施された.面接の内容はテープに録音し, 逐語録を作成した後, 出産体験の自己評価と母親意識について内容分析を行った.【結果】100点を満点とする母親の自己採点による出産体験の満足度は出産様式による違いは認められず, 個々の理由によるものであることが示された.出産体験の自己評価に影響を及ぼす要因は単胎を出産した母親を対象にした常盤ら (2001) の先行研究の結果と違いはなかった.具体的には妊娠期の健康管理, 分娩方針に関するインフォームドコンセント, 出産に対する満足感, 新生児の健康状態, 出産直後の児への接触, 分娩時・分娩直後の産科医療スタッフの関わりがあげられた.【考察】産褥早期に出産体験を肯定的に評価した母親は双子の育児に積極的に関わる態度が確認された.一方, 出産体験を否定的に受け止めている母親は産褥早期に授乳を拒んだり, 子どもを可愛いと思えないなど母親になる心理過程において専門家の心理的援助を必要とすることが示唆された.
  • 狩野 太郎
    2002 年 52 巻 1 号 p. 53-54
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 高木 剛
    2002 年 52 巻 1 号 p. 55-56
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2002 年 52 巻 1 号 p. 57-60
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 櫻井 英幸
    2002 年 52 巻 1 号 p. 69-70
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 茂原 淳
    2002 年 52 巻 1 号 p. 71-72
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 中村 久美子
    2002 年 52 巻 1 号 p. 73-74
    発行日: 2002/01/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
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