北関東医学
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54 巻 , 4 号
選択された号の論文の16件中1~16を表示しています
  • 山中 英壽
    2004 年 54 巻 4 号 p. 289-296
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    前立腺がん死を減少させる最も有効な予防手段は “早期に発見し, 適切に治療する” という第2次予防である.現時点においては, 第2次予防法として最も優れた手段は血液腫瘍マーカー主導スクリーニングである.我々は早期発見, 適切治療こそが前立腺がん死撲滅に一番寄与するであろうという考えのもとに, 1981年から群馬県で血液腫瘍マーカーによる集団検診を太田地区5市町村で開始し, 2003年の現在は70市町村中, 54市町村 (77%) で施行されている.群馬県は全国でもトップクラスの施行率である.1981年から現在までの20数年の間に, 腫瘍マーカーにも変遷がある.1981年から1991年まではPAP検査を, 1992年から現在まではPSA検査を用いた.我々は群馬県での前立腺がん検診データ解析から, 次のような有用な情報を得ることが出来た.1) PSA based検診は前立腺がん集団検診に最も適した検診システムである.2) 一定以上の施行率で, 長期にわたって検診を続けた市町村では転移がん (病期D) が減ってしまう (病期移動, Stage migration).3) 集団検診群の予後は外来受診者群より優れている.これらの結果は, 前立腺がん検診の有効性を示唆するものである.最近, Bartch教授らが行った前向き時系列研究はPSA検診のがん死減少効果があることを報告したが, 前述したわれわれの疫学研究の結果は彼らの結果を支持するものである.さらに, 本稿においては, 最近5年間に, われわれの教室で行われた前立腺がん検診に関連する研究 (家族性・遺伝性前立腺がん, PSA検査など) についてもsurveyし, 紹介した.
  • Yayoi Nagai, Naoko Oyama, Tomoyasu Hattori, Osamu Ishikawa, Masaaki Ta ...
    2004 年 54 巻 4 号 p. 297-300
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    Background and Aims : We report the results of clinical study into patients with bee sting, and two cases administrated rapid venom immunotherapy. Materials and Methods : A total of 245 patients with insect sting received medical treatment at Tone Central Hospital, Japan, between April 2001 and March 2003. Results : Forty eight patients experienced allergic symptoms of varying severity. Ten patients displayed grade IV anaphylaxy, no obvious correlations were identified between symptom severity and specific IgE-RAST values in response to insect venom. Rapid venom immunotherapy using long-legged wasp hymenoptera venom extract was administrated to 2 patients who displayed symptoms of shock. Maintenance dose (100μg/ml) was reached for 7 days without any adverse reactions. One of the 2 patients subsequently suffered bee sting again, but developed no symptoms of shock. Conclusion : venom immunotherapy is worth trying for patients displaying symptoms of shock following insect envenomation.
  • 行木 太郎, 大滝 章男, 上吉原 光宏, 中野 実, 小池 俊明, 高橋 英治, 若松 秀, 丹下 正一, 月岡 大吾, 宮嶋 玲人, 石 ...
    2004 年 54 巻 4 号 p. 301-304
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【目的】経過の異なる急性大動脈解離5症例を検討した.【対象】対象は54歳から84歳で, 男性3例, 女性2例であった.【結果】解離形態はDeBakey I型が1例, II型が3例, III b型が1例であった.このうち発症当日に手術を行わなかったのはI型, II型, III・型の各1例であった.II型解離症例は心嚢ドレナージを施行後, 血圧管理としたが再解離で死亡した.解離発症当日に緊急手術となったのはII型の他の2例であり, ともに心タンポナーデを合併していた.うち1例は手術室搬送直前に破裂し死亡した.他の1例は手術前に心嚢ドレナージを行い救命し得た.【結語】急性大動脈解離では, 迅速正確な診断と治療方針の決定が必要である.血栓閉塞型であっても心タンポナーデ例では早期の心嚢ドレナージが必要である.
  • 福岡 祐子, 石田 和子, 赤石 三佐代, 前田 三枝子, 坂本 浩之助, 藤田 欣一, 田村 遵一, 神田 清子
    2004 年 54 巻 4 号 p. 305-310
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    【背景・目的】他病院でがん診断または治療を受けているにもかかわらず, 主治医の診療情報提供書を持たず, 自らすすんで大学病院を受診した患者の動機を明らかにした.【対象と方法】総合診療部を受診したがん患者52名から受診動機を聴取し, 内容分析を行った.【結果】患者の大学病院受診の動機は, 1) 現在の診断・治療の妥当性についての相談 (30.8%), 2) 新たな症状が出現したことへの不安 (30.8%), 3) 病状が改善しないことによる不安 (19.2%), 4) 高度医療への希望・期待 (9.6%), 5) 経過観察を希望 (9.6%) の5カテゴリーにまとめられた.【結語】患者は, 現在の治療・病状に対する不安, 新たな症状が出現したことによる不安が多く, 大学病院に対し最先端の高度医療提供への期待があることが明らかになった.
  • 金子 英樹, 久田 剛志, 加藤 真理, 栗林 志行, 小林 良太, 水出 雅文, 渋沢 信行, 塚越 秀男, 岡田 秀一, 石塚 全, 土 ...
    2004 年 54 巻 4 号 p. 311-315
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    症例は58歳, 男性.肺腺癌に対する化学療法後, 外来経過観察中に左側腹部から背部の疼痛, 発汗, 嘔気を訴えて緊急入院した.腹部エコーでは左副腎の腫瘤と周囲に低エコー領域を認め, 腹部CTでは両側の副腎腫大とそれに連続する表面平滑, 内部均一な低濃度領域を認めた.その後のMRIではT1で等信号, T2で低信号を示し, 亜急性期の血腫と診断した.一過性の貧血を認めたが, 血腫の増大傾向はなく, 経過観察していた.第38病日には少量の再出血を来たし, 第53病日には再度大量の副腎出血が原因と思われるショックから死亡.原発性肺癌の転移巣として副腎腫瘍は多く認められるが, 大量の副腎出血を来すことは非常にまれである.しかし, 肺癌患者が急性の側腹部および背部の痛みを訴えた場合, 副腎出血も考え画像検査を行う必要がある.副腎出血を来した症例の予後は, 極めて不良であることが多く予後を考慮した治療を検討すべきである.
  • Takashi Nagai, Makoto Imamura, Takao Ishizuka, Masatomo Mori
    2004 年 54 巻 4 号 p. 317-320
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
    A 54-year-old type 2 diabetic woman had suffered from clouded vision indicating uveitis. Funduscopic examination showed retinal vein dilatation without diabetic retinopathy. Although urinalysis showed - to ± protein, the serum creatinine elevated. Urinary albumin excretion rate ; 29mg/g·creatinine and urine β2-microglobulin ; 9600μg/l reflected increased tubular protein excretion. Renal biopsy showed non-caseous granuloma with lymphocytic infiltration in the renal interstitium. It did not show diabetic nephropathy. The chest computed tomograms showed slightly peripheral granular shadow in bilateral lower lung fields. Pulmonary uptake of gallium-67 was positive. We diagnosed sarcoidosis accompanied by diabetes mellitus. The renal dysfunction may be caused by sarcoid granulomatous interstitial nephritis. We began giving her 40mg of methylprednisolone daily for renal involvement due to sarcoidosis. After blood glucose elevation, we then changed from glibenclamide to insulin therapy. The clouded vision subsequently recovered. Serum creatinine and urine β2-microglobulin returned to normal range.
  • 江本 正志
    2004 年 54 巻 4 号 p. 321-322
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 中野 明彦
    2004 年 54 巻 4 号 p. 323-324
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 54 巻 4 号 p. 325-329
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 54 巻 4 号 p. 331-335
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 54 巻 4 号 p. 337-341
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 54 巻 4 号 p. 343-345
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 54 巻 4 号 p. 347-349
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 54 巻 4 号 p. 351-360
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 54 巻 4 号 p. 361-362
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 54 巻 4 号 p. 363-365
    発行日: 2004/11/01
    公開日: 2009/10/21
    ジャーナル フリー
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