北関東医学
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64 巻 , 4 号
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原著
  • Bumsuk Lee, Rika Miyanjo, Fusae Tozato, Yasufumi Shiihara
    2014 年 64 巻 4 号 p. 309-312
    発行日: 2014/11/01
    公開日: 2015/01/07
    ジャーナル フリー
    Background & Aims : The aim of this study was to investigate dual-task interference on maximum grip force while performing a grip and lift task. Moreover, the influence of handedness on maximum grip force, and the relationship between maximum grip force and subjective difficulty were also investigated. Methods : Eleven subjects took part in the study. The study experiment was comprised of one single task and three dual tasks : 1) grip and lift task, 2) grip and lift task with single-leg stance, 3) grip and lift task with eyes closed, and 4) grip and lift task with calculation. The experiment was conducted in both hands separately. Maximum grip force of four fingers (dominant/non-dominant×thumb/index finger) was compared among tasks and between hands. Results : We found that maximum grip force was increased mainly by the cognitive dual task in both hands, and that there was no difference between hands in the same task. There was a positive correlation between the perceived difficulty and maximum grip force in the dominant hand. Conclusion : Our results suggest that maximum grip force could serve as an objective index for
  • 中澤 健二, 神田 清子, 京田 亜由美, 本多 昌子
    2014 年 64 巻 4 号 p. 313-323
    発行日: 2014/11/01
    公開日: 2015/01/07
    ジャーナル フリー
    【目 的】 Oxaliplatinによる持続性末梢神経障害が大腸がん患者の社会生活に及ぼす影響を明らかにし, 看護支援を検討することである. 【対象と方法】 外来でOxaliplatinの総投与量が850mg/m2以上の大腸がん患者19名を対象に半構成的面接法によりデータを収集し, 質的帰納的分析を行った. 【結 果】 大腸がん患者における持続性末梢神経障害が社会生活に及ぼす影響を表す【社会生活基盤崩壊への恐れ】【他者との関係性を考慮した生活行動の依存と自立】【他者との関係性の中で生じる自己概念の揺らぎ】【しびれをきっかけに深まる親密性】【しびれにより脅かされる自己の存在価値】の5カテゴリとカテゴリ間の関連性が明らかとなった. 【結 語】 持続性末梢神経障害による社会生活への影響には関連性があり, 心理・スピリチュアルをも含むトータルな影響であると考えられた. 以上より, 患者の抱える持続性末梢神経障害への総合的なアセスメントが重要であることが示唆された.
  • 浦野 喜美子, 山本 亜矢子, 山田 幸世, 杉木 由美子, 小池 幹義, 田仲 久人, 大山 隆幸, 浅見 隆康, 高橋 篤
    2014 年 64 巻 4 号 p. 325-333
    発行日: 2014/11/01
    公開日: 2015/01/07
    ジャーナル フリー
    【背景と目的】 群馬県山間部の高齢過疎化が顕著な2次保健医療圏A地区は他の県内2次保健医療圏と比べて自殺率が高いため, A地区特有の自殺率上昇要因を検討する. 【対象と方法】 群馬県と県内2次保健医療圏で, 研究対象地区のA地区, 比較対象地区としてA地区と同様の人口構成や地勢的状況にあるB地区, 中核市に隣接しているが高齢過疎化の著しい山間部も含むC地区, 主に平野部に位置し中核市に隣接するD地区, 中核市のE地区を選定し, 平成21年 (一部20年) -24年における各地区自殺率・男女年代別自殺率・自殺原因・自殺者の職業と同居率を比較検討, A地区年代別の自殺者配偶関係の検討とA地区各市町村別の自殺率・男女年代別自殺率・自殺者の同居率と年齢の比較検討も行った. 【結 果】 (1) A地区は男女とも他地区と比べて自殺率が高く, 年代別検討では他地区と比べて男性自殺率が20歳代, 40歳代, 50歳代, 70歳代で高く, 女性自殺率が70歳代で高かった. (2) A地区男性自殺者の自殺理由は他地区と比べて経済・仕事・男女間の問題の占める割合が高く, 健康問題の占める割合が低く, 女性自殺者では家庭問題の占める割合が低かった. (3) A地区は他地区と比べて男性自殺者で自営業や勤務者の占める割合が高く, 女性自殺者で無職の占める割合が高かった. (4) A地区男性自殺者同居率は他地区と比べて比較的高く (79%), 女性自殺者は比較的低かった (71%). (5) A地区男性自殺者40-50歳代の離別・未婚率, 女性自殺者60歳以上の死別率は高く, 女性自殺者は男性より高齢であった. (6) A地区各市町村別の検討で, A地区辺縁に位置するe村では自殺率が特に男性で高かった. 村地域の自殺者は高齢者, 特に女性が多く, 女性自殺者同居率が高かった. 【結 論】 群馬県A地区は人口構成や地勢的状況が近似しているB地区やC地区と比べて自殺率が高く, その原因としてA地区特有の要因が考えられた. すなわち, (1)離別, 未婚, 仕事問題や経済的理由, あるいは男女間の問題を背景とした20歳代と40-50歳代男性における自殺率の上昇, (2)配偶者の死別や家庭内孤立などを契機にした70歳代女性の自殺率上昇が推測された. さらに, (3)A地区村部では高齢自殺者が特に女性で多く, 健康問題と共に前述の配偶者の死別による孤独, 家庭内孤立, あるいは鬱傾向等の村部特有の要因があることも推測された. A地区の自殺対策ではこれらの要因を踏まえた対応が必要と考える.
  • 狩野 太郎, 小川 妙子, 樋口 友紀, 廣瀬 規代美
    2014 年 64 巻 4 号 p. 335-341
    発行日: 2014/11/01
    公開日: 2015/01/07
    ジャーナル フリー
    【背景・目的】 本研究は, 老人福祉センターを利用する高齢者の足トラブルの実態と, 疾患及び足トラブル相互の関連を分析し, 足トラブルが発生するメカニズムの検討を目的とした. 【方法と対象】 利用者101名を対象に, 足部の観察と面接調査を行った. 足トラブルと疾患及び足トラブル相互の関連についてχ2検定を用いて分析した. 【結 果】 足トラブルは足部皮膚乾燥44.6%, 角質肥厚40.6%, 肥厚爪37.6%の順となっていた. 角質肥厚・足部皮膚乾燥・肥厚爪と高血圧に関連が見られた. 足トラブル相互の関連については, 角質肥厚と肥厚爪, 胼胝と巻き爪に有意な関連が見られた. 【結 語】 高血圧と足トラブルの関連については不明な部分が多いものの, 末梢循環の低下や降圧利尿剤による影響が考えられ, 足部皮膚乾燥や角質肥厚を有する者の割合が高いことから, 重点的フットケア指導が有用と思われる.
手術技法
流れ
抄録
編集後記
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