高分子
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20 巻, 10 号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
  • 野瀬 卓平
    1971 年 20 巻 10 号 p. 709
    発行日: 1971/10/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
  • 高橋 秋水
    1971 年 20 巻 10 号 p. 710-716
    発行日: 1971/10/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    熱硬化性プラスチックの生産量の伸び率は,熱可塑性プラスチックのそれに比べてかなり低い。それなりに,一歩前進をめざして多くの研究が行なわれているが,本稿においては,まず汎用の各熱硬化性プラスチックの橋かけ反応を概括し,成形加工面からみた各橋かけ反応の短所をまとめ,その改善に対する研究や成果の骨子を解説する。ところで,熱硬化性プラスチックの物性は,その橋かけ密度や構造によって大きく左右されるが,元来不溶不融性のため,この方面の研究は非常に立ちおくれている。この問題を熱硬化性プラスチック関係者がどのように解決していこうとしているのか,またどのような点が問題なのか,について二三の話題を拾って紹介しようと思う。
  • -応用面から見た物性-
    後藤 敏英
    1971 年 20 巻 10 号 p. 717-724
    発行日: 1971/10/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    プラスチックの基礎物性,加工,製品品質との関係について,長年研究が続けられている。市場のきびしい要求,用途の多様化によって,物性の面からは,ブレンド,共重合,橋かけ,発泡,強化など,加工技術の面からは,延伸,複合などによる製品物性の改良が行なわれている。これら応用面から見た物性改良の方向の概要を記した。
  • 村上 健吉
    1971 年 20 巻 10 号 p. 725-733
    発行日: 1971/10/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    プラスチック加工のうち熱変形成形法は今日その主流を占める成形法であるが,最近大型化・高速度化・自動化がすすめられ,樹脂の大量消費時代にふさわしいスケールに発展しつつある。一方成形過程中に単に形状を与えるのみでなく,発泡・複合・延伸などの手段を用いて製品の必要とする特性を付与することも行なわれている。
    従来の熱変形成形法では樹脂を予備可塑化することが賦形に先だって行なわれていたが,大量均一可塑化の手段としてのスクリューデザインの進歩がめざましい。
    熱変形成形法に代替して行く可能性のある成形法として易流動体よりの成形(たとえばモノマー成形)や冷間成形(固相賦形を含む)も着目されているが,これらが実用化されるにはまだ種々の問題点が残されている。
  • 渡辺 茂, 三浦 宏文
    1971 年 20 巻 10 号 p. 735-739
    発行日: 1971/10/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    資源のリサイクルシステムの確立の必要と方策について述べる。
    使い捨て時代到来ということで,われわれはどんどん物を捨ててきた。包装紙,古い日用品などで家庭のゴミ箱はすぐ一杯になった。それらが,紙や木のうちはよかったが,これらにプラスチックが加わると問題がでてきた。すなわち当初は,カラフルで,軽くて,清潔感があって,……,われわれは歓迎した。それらが捨てられた後の処分にしだいに困まるようになった。そこで困まるようなものはつくらないようにしようという消極的態度も考えられた。しかし,捨てられたものをもう一度使用するという積極的態度で臨めば,現代の機能的な生活を損なうことなく問題は一挙に解決するはずある。生産活動において,また消費生活において,われわれはもっとリサイクルを念頭においた資源の利用を考えねばならないであろう。
  • 1971 年 20 巻 10 号 p. 755-756
    発行日: 1971/10/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
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