高分子
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21 巻, 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 山田 昇
    1972 年 21 巻 1 号 p. 1
    発行日: 1972/01/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
  • 大野 泰雄
    1972 年 21 巻 1 号 p. 3-11
    発行日: 1972/01/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    日本の製紙工業の現況をはあくし,将来を展望するため,まず,国際的視野から見た紙・パルプ企業の問題点, 次に他産業から見た製紙工業の特徴, について考察を試みた.最後に, 従来の製紙工業を, 二次元的シートをつくる工業(Sheet Makin gIndustry)として,広義の製紙工業へと発展させ,第一義的な脱紙・パルプ化を図るべきだとの提案を行なった。これは少しぎょうさんな表現をすれば,設備工業的色彩から総合化学的色彩への脱皮ともいえるであろう。
  • モレキュラーデザイン
    1972 年 21 巻 1 号 p. 12-24
    発行日: 1972/01/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
  • 中山 克郎
    1972 年 21 巻 1 号 p. 25-31
    発行日: 1972/01/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    橋かけ結合のないブロック共重合体としてのポリウレタン線状弾性体を対象に,比較的自由回転に近い屈曲性の低融点部分および極性基の相互作用により分子間構造を形成する高融点部分の両ブロックが,物理的性質との関係においてそれぞれ果している役割を概説した。前者はゴムとしての伸縮を受け持つ網目鎖に,後者は試料の可塑的変形を防ぐすべり止めの領域に相当し,全体としてふさ状ミセルに似た二相構造モデルで表現できる。極性基ブロックの分子間構造は赤外でのアミド特性吸収帯の挙動やX線回折のパターンなどから定性的に確かめられるが,通常の橋かけ系とは違ってこの領域の広がりや構造の強固さが試料の力学的性質に直接の影響を及ぼしている。低融点ブロックについても試料の伸長や冷却による結晶化が認められるが,極性基による分断が進んで網目鎖長がある程度以下になると, もはや結晶化は観測されなくなる。
  • 今西 幸男
    1972 年 21 巻 1 号 p. 32-37
    発行日: 1972/01/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
    α-アミノ酸NCAの重合によるポリペプチドの合成に関して解説した。前半は反応機構に重点を置いて述べた。α-アミノ酸NCAの重合が開始剤の性質によって著しい影響を受けるので, 第1アミン, 第3アミン, 第2アミン,強塩基による重合について順次記述し, それらの特徴と反応機構との関係を明らかにした。後半はα-アミノ酸NCAの重合における物理的因子について述べた。重点をポリマーとモノマーの相互作用に置き, ポリペプチドの合成と反応がどのように生体高分子の働きに似ているかという点を紹介した。これによりポリペプチドの酵素モデルとしての可能性が示唆された,一方長い間信じられてきたDoty-Bloutのα-ヘリックス状生長鎖による加速重合の考えが, いかにして否定されたかについても述べた。最後にα-アミノ酸NCAの共重合やβ-アミノ酸NCAの重合について紹介した。
  • 岡村 誠三
    1972 年 21 巻 1 号 p. 38-39
    発行日: 1972/01/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
  • 1972 年 21 巻 1 号 p. 54-55
    発行日: 1972/01/01
    公開日: 2011/09/21
    ジャーナル フリー
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