コンピュータ&エデュケーション
Online ISSN : 2188-6962
Print ISSN : 2186-2168
ISSN-L : 2186-2168
42 巻
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
特集「これからのICT 教育環境基盤を探る」
  • -BYOD化のための仮想端末教室の設計と実現-
    櫻田 武嗣, 三島 和宏, 萩原 洋一, 辻澤 隆彦
    2017 年 42 巻 p. 12-18
    発行日: 2017/06/01
    公開日: 2017/12/01
    ジャーナル フリー

     近年各自の機器を持ち込んで利用するBYOD(Bring Your Own Device)の流れが進んでいる。しかしながらBYODによって持ち込まれる機器は多種多様である。そこで我々は仮想端末室を構築することで,各自の機器上からWebブラウザにて同一の仮想デスクトップを利用できる環境を実現した。本稿では仮想端末室特有の問題点とそれを解決するための設計とその提供について述べる。

  • 根本 淳子, 高橋 暁子, 竹岡 篤永
    2017 年 42 巻 p. 19-24
    発行日: 2017/06/01
    公開日: 2017/12/01
    ジャーナル フリー

     大学間連携におけるeラーニング開発質保証の評価枠組みの共有化を目指し,アジャイル指向アプローチを採用した。アジャイル開発のスクラム手法を参考に共有化過程を見直すことで,活動の形成的評価に類似するスプリントレビュー活動の不足が見え,研修会を活用してプロジェクト全体の合意を得ながら仕組みづくりを進めた。研修結果から,提案したチェックシート,チェックプロセス,ガイドブックの活用に必要な改善アイディアを収集することができ,大学間の開発プロセスを共有した上での質保証の仕組みづくりの有用性が確認できた。

  • 籾山 日出樹, 桜木 康広, 田口 晶子, 伊藤 昭, 冨田 浩輝, 吉﨑 克明
    2017 年 42 巻 p. 25-30
    発行日: 2017/06/01
    公開日: 2017/12/01
    ジャーナル フリー

     秋田リハビリテーション学院(2015年設立,4年生課程理学療法士養成専門学校,1学年40名)では,ICTを活用した学内無線LANの活用によって,将来的には160人の学生を対象として教育上の情報伝達システムの導入を試みた。学生が個々に所有するタブレットにダウンロードされた教科書,辞書,参考書及び授業で配布される教材資料の電子版を学内外どこでも閲覧を可能にし,学内ではレポート等の提出を可能としたシステム構築を考えた。膨大な教材資料のダウンロードが可能なシステムの導入には,校内LANの充実が不可欠である。そこで,メインサーバにNAS(6TB)を設置,プロバイダにOCN(通信速度6,5-173.4Mbps)による光回線を利用,高性能スイッチングハブ(Layer3 switch)を設置して,教員,学生,事務の3系統に分離した。学内無線LAN機能を学内のどこでも運用可能とするため,無線アクセスポイント装置5台を設置した。教員,事務職員はノートPC,学生はタブレットを使用した。以上の学内LANの装置構成で上述の目的を達成することができた。学生が一斉にデータをダウンロードする時に発生することのあるフリーズ状態は解決しないものの,このICTの導入の根本的考え方と動機であった紙媒体削減,経済的節約,即時的対応の一歩が踏み出せたと考える。

事例研究
論文
  • ―学習状況に応じた分類による学習者特性の分析―
    阿濱 志保里
    2017 年 42 巻 p. 49-54
    発行日: 2017/06/01
    公開日: 2017/12/01
    ジャーナル フリー

     高等教育における知的財産教育分野では学習内容の高度化が進む反面,着実な知識・学力の修得が求められている。本稿では,知的財産に関する学習内容の質保証を目指し,Moodleを活用した反転授業の実践を行ない,定量的な分析を用いて学習成果の解明を試みた。さらに,定性的な分析に基づき,学習者特性についても検証を行った。学習者には,事前に学習コンテンツである「ビデオ教材」及び対応する「事前課題」をMoodleに登録し,知的財産に関する学習内容の理解度の向上と知識の定着を図った。それらの学習形態(ビデオ教材などの視聴などを含めた事前学習)が学習者の知的財産に関わる知識定着にどのように影響を与えるのかを解明するため,学習者の学習状況と試験の得点との比較を行なった。その結果,ビデオ視聴や事前課題を課すことで知識の定着に寄与することが示唆された。

編集後記
feedback
Top