巻号一覧
19 巻 (1950)
- 5 号 p. 417-
- 4 号 p. 315-
- 3 号 p. 201-
- 2 号 p. 109-
- 1 号 p. 1-
前身誌
19 巻, 4 号
選択された号の論文の18件中1～18を表示しています
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布目 順郎1950 年 19 巻 4 号 p. 315-322
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
ジャーナル フリー(1) 小石丸, 乞食, 四川三眠, 大造, ヂヤロアスコリの5品種の卵を縱, 横, 水平に夫々眞中から切断し, その断面上25箇所を定めて (第1図参照) その各箇所に於ける卵殼層の厚さを測定した。測定は簡便な方法で行つた。
(2) 卵殼の部位による厚さの相違は大要次の如くである。
精孔部>卵の中央部と曲率半徑の大きな側 (第1図のI又はWの側) との中間部位>卵の中央部>卵の中央部と曲率半徑の小さな側 (第1図のM又はSの側) との中間部位及び卵の中央部と精孔部との中間部位>卵の中央部と精孔の反対側との中間部位>曲率半徑の大きな側 (第1図のI又はWの側)>曲率半徑の小さな側 (第1図のM又はSの側)>精孔の反対側>精孔側菊花状斑紋の周囲
(3) 精孔部位に於ける厚さを最も薄い部位に比較すると約2倍である。
(4) 孵化の時に喰い破られる箇所は最も薄い範囲に属する部位である。
(5) 精孔部とそり反対の部位に於ける厚さの大小関係は品種により (少く共第1表に掲げた5品種に於ては) 特徴があるようである。
(6) 日支歐及び交雜種の20品種に就て卵殼層の厚さを比較すれば歐洲種及び交雜種に於て最大値を, 支2化に於て最小値を示す。日1化, 日2化及び支1化の場合はその中間である。
(7) 個々の品種に就てはトルコ黄繭が最大値を示し, 歐洲種以外のものでは綿蠶, 山東三眠の如きは歐洲種程度の厚さを示し, 最小値を示すものは浙江, 大造, 支108等である。
(8) 化性との関係は, 支1化>支2化, なる関係が見られるが日本種の場合は明瞭でない。
(9) 卵の中央部位 (Gの部位) に於ける厚さと卵の長径及び短径とり間には可成りの相関々係があり, 殊に短径との間の相関々係の方が大きい。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (948K) -
藤本 直正1950 年 19 巻 4 号 p. 323-328
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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柏田 豊1950 年 19 巻 4 号 p. 329-334
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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齋藤 実, 徳永 雄治1950 年 19 巻 4 号 p. 335-339
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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杉山 多四郎1950 年 19 巻 4 号 p. 340-342
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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太田 安澄, 井出 智1950 年 19 巻 4 号 p. 343-348
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
ジャーナル フリー1) 12種類の土壤をPotに充填し桑苗を栽植し, 礫, 粘土, 腐植の量と桑樹の收葉量との関連を調べた。
2) 礫に富み, 腐植含量中位の埴壤土が最も收量が多い (第1群F, B, I)。
3) 腐植の少い壤土, 埴壤土これに次ぐ (第2群L, D第4群E)。
4) 礫少く腐植に頗る富む軽埴土及び軽埴壤土は最も劣る (第3群A, K)。
5) 腐植に富み且つ礫に富む埴壤土は收量中位にある (第4群H)。
6) 腐植に富む細埴土であつても心土に礫を含む場合は植生を有利ならしめる (第4群C)。
以上の結果より, 礫に富むものは一般に收量多く, 腐植に富むものは少い。但し各土壤共粘土含量の多い事を看過してはならない。而して第4群のG, Jの如く当然第1群に属すべき土壤構成を持つて居りながら收量の下廻るのは, 土壤膠質物, 氣象條件の感受性等諸條件の影響が異るためと思はれ, 今後の研究を要する点である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (773K) -
淺野 清志1950 年 19 巻 4 号 p. 349-351
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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倉沢 美徳, 小山 長雄1950 年 19 巻 4 号 p. 352-357
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
ジャーナル フリー本実驗は柞蠶Anthereae pernyi GUÉRINの越冬蛹を用いて, 1月, 2月, 3月及び4月の各期に0℃--20℃ 迄の低温接触を一定時間行い, その発蛾に及ぼす影響を究明したものである。実驗結果は次の如く要約せられる。
1) 低温接触を1月, 2月及び3月に行つたものでは, -15℃ 迄は影響なく, 影響の認められるのは-20℃ 3時間接触以上で, 4月では-15℃6時間接触からである。
2) 発蛾歩合から越冬蛹の耐寒性を見ると, 2月が最も強く, 3月, 1月之に次ぎ, 4月が最も弱い。
3) 発蟻能力失墜最小時間は, 1月は-20℃ 8時間内外, 2月は-20℃9-10時間, 3月は-20℃7-8時間, 4月は-15℃ 8-9時間と推定せられる。從つて果実蠅に比して極めて強い耐寒性を有する。
4) 雄は雌に比して耐寒性が強い。然し蛹が活性化する頃は雄の方が弱くなる傾向があるが, 之は雄の発育が早いため, 低温の影響を受け易い状態におかれることに起因すると考えられる。4月の低温接触には不展翅蛾が多いが, 雄は雌よりもその数が多いことからも想像せられる。
5) 低温接触は不展翅蛾数 (4月を除く) 発蛾期間及び平均1蛾産卵数に対して影響を及ぼさない。
6) 柞蠶種繭の冬期間の保護場所は, 発蛾を調節する必要がなければ, 一般室内で充分である。但し野外に放置したものは全死した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (730K) -
田中 義麿1950 年 19 巻 4 号 p. 358-371
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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福田 紀文1950 年 19 巻 4 号 p. 372-374
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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佐々木 周郁, 渡辺 忠雄, 田阪 由正1950 年 19 巻 4 号 p. 375-381
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
ジャーナル フリーIn order to research the components of pupa's stink, the Silk-worm pupa was distillated by steam, and the acidic, basic, and neutral fractions was fractionated.
Formic acid, propionic acid, and p-cresol was isolated from the acidic fraction, and trimethylamine and n-butylamine from the basic fraction, and n-butylaldehyde, n-butylalcohol, sec-butylalcohol, and hydrocarbons from the neutral fraction.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (800K) -
(第2報) セリシン・フラクシヨンに就て佐々木 周郁, 宮内 正人1950 年 19 巻 4 号 p. 382-385
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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中西 正喜1950 年 19 巻 4 号 p. 386-391
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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松本 介1950 年 19 巻 4 号 p. 392-397
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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八木 壽直, 占部 誠亮1950 年 19 巻 4 号 p. 398-406
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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鈴木 三郎1950 年 19 巻 4 号 p. 407-412
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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I.繰糸方法ご生糸品質の関係宮下 文四郎, 古田 力1950 年 19 巻 4 号 p. 413-415
発行日: 1950/08/25
公開日: 2010/11/29
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1950 年 19 巻 4 号 p. e1
発行日: 1950年
公開日: 2010/11/29
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