日本蚕糸学雑誌
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26 巻, 1 号
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  • 堀田 禎吉
    1957 年 26 巻 1 号 p. 1-4
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1. 本研究は北海道, 樺太および千島における桑属植物の地理的分布について追及したものである。
    2. 北海道, 樺太および千島に分布する。桑属はヤマグワであるが, さらに北海道の奥尻島には凡そ40年前までセキザイソウが分布した。
    3. 北海道は桑の分布の様相から東部地区と西部地区に大別される。しかしてこの両地区の境界線を特に本田ラインと命名した。
    4. 東部地区におけるオーツク海面区の海岸地方の多くは, 寒地荒原の様相を呈し, 僅かの地帯の他は桑樹の分布は殆んど見当らない。太平洋海面区は帯広, 池田の両地域の他は桑の分布は極めて稀薄である。西部地区には桑の集団状の濃密な分布地帯がある。また該地区における太平洋海面区は渡島の半島区や日本海面区に較べて桑の分布の度は一般に低調である。
    5. 樺太は中央山脈の西側地帯や海馬島に僅か分布する。しかしてその分布北限は北緯48°20でこの地方におけるヤマグワの分布可能な4月より10月までの気温の平均は凡そ10℃と推定される。
    6. 千島における桑の分布は極めて少なく, その分布北限は国後島である。
  • 八尋 正樹, 佐伯 幸雄
    1957 年 26 巻 1 号 p. 5-12
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    萎縮病初期の体内状態の大要を知るため, 植付当年魯桑に新たに発生した萎縮病樹を主材料して実験を行つた。
    (1) 桑条上, 中, 下の三部分の桑葉 (葉柄を除く) の組織粉末比重は病葉がいずれの部分でも健葉より高い値を示す。
    組織粉末加水浸出液の屈折率および滲透圧は中部を除いて上, 下部分の病葉は健葉より高い値を示す。
    (2) 桑条中部の桑葉の葉肉, 葉脈, 葉柄および桑条の皮部, 木部の組織粉末比重を病健比較すると, 桑葉のいずれの部分も病葉が健葉より高い値を示すが, 桑条の部分は逆に健条の方が高い値を示す。
    組織粉末加水浸出液の屈折率は葉肉, 葉脈の部分は健葉が, 葉柄, 条皮部においては病葉が各々高い値を示す。またその滲透圧は葉肉の部分のみ病葉が高く, 他のいずれの部分も健全が高い値を示す。
    (3) 桑根の組織粉末比重は主根, 側根共に健根が病根より高い値を示す。
    (4) 桑条および桑葉への色素移行状態は, 桑条, 桑葉共に健全が病に遥かに優るが, 特に病葉の葉柄の部分において色素の移行阻止が見られる。
    (5) 桑条上部中部の桑葉の葉身, 葉柄の水分含量は, 中部葉身において健全が病に比し大なる値を示しているがその他の部分においては殆んど差異を認めない。
    (6) 桑葉の生長素量は病葉が健葉に比してむしろ大であるが, 生長点部では病に少なく健全に多くあらわれている。
    (7) 桑根の全酸度は罹病程度の増加と共にその値は低下する。
  • 先枯防止に対する1試案
    酒井 昭
    1957 年 26 巻 1 号 p. 13-20
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    8月25日に0.05, 0.1, 0.25, 0.5%の各濃度のマレイン酸ヒドラジッドを葉面撒布してその後の枝条の変化を調べた。
    1) 0.1%以上の濃度を撒布したばあいは伸長がとまり, わき芽の伸長が抑えられ, 形成層の活動が低下し, 撒布20日後に澱粉の蓄積が増加し, 含水量が減少し, 参透濃度が増加した。また耐凍性がより早く増大し, 低温処理効果の現われる時期が対照よりも20~30日早くなつた。2) M. H.の撒布によつて先枯れを防止できる可能性があるが, その撒布時期, 濃度, 抑制剤の種類および翌年の発芽状態について, 各地域毎に大規模な試験が望ましい。
  • 有賀 久雄, 吉武 成美
    1957 年 26 巻 1 号 p. 21-30
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1. 日122号にみられる異常卵をその外観的形態から不受精卵, 漿液膜色素異常卵, つぶれ卵, 褐色卵, 濃色卵, 催青死卵, 再出卵およびその他の8種に分類した。
    2. これらの異常卵の発現は原則的に産卵順序とは無関係である。
    3. 異常卵の中で最も多いのは不受精卵で次に催青死卵である。不受精卵の大部分は時期がたつと褐色卵となり最終的には殆んど着色つぶれ卵となる。このような変化は徐々におこるが, 自然状態においては主として8月以後即ち高温接触した後にみられる。
    4. 不受精卵の出現の多寡は蛹の保護温度および雄蛾の相違によつて殆んど影響されず遺伝的なものであると考えられる。
    5. 濃色卵は時期がたつにつれて次第に増加する。この死卵は正常卵にその附近に生じたつぶれ卵の卵汁が附着したために生じたものである。
    6. 催青死卵は再出卵の出現と関係があり, 比較的環境の影響を受けやすいので保護温度を調節することによつてその出現をある程度防止できや。
    7. 産卵後の比較的初期に異常卵が多発したばあいにはその後異常卵の発現が少ないが, 初期に少なかつたばあいには後期に多い傾向がみられた。
  • (IV) 踊角皮の組織学的構造
    高橋 保雄
    1957 年 26 巻 1 号 p. 31-36
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    家蚕蛹角皮の構造は伊藤が報告したように部位によつて相違している。
    硬皮においては表角皮, 着色外角皮, 無色外角皮および内角皮の4層が認められるが, 接合膜では表角皮および内角皮しか認められない。
    化蛹脱皮直前における新角皮の構造は蛹中期の接合膜のそれと基本的に一致している。
  • 1957 年 26 巻 1 号 p. 37-44
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1. 家蚕幼虫角皮蛹角皮における表角皮並びに脱皮前形成内角皮はそれぞれ脱皮直後及び脱皮数時間後にリピッドやフェノール性蛋白で蓄積充満される。そしてこれら表角皮並びに脱皮前形成内角皮の外層は蛹では十分に硬化および暗色化が行われるが,幼虫では十分に行われないものと考えられる。
    2. パラフィン切片で観察される幼虫角皮や着色前の蛹角皮における銀顆粒の主体は2次的に蓄積されるフェノール性蛋白であろうと考えられる。
    3. 蛹角皮の着色時期において表角皮並びに脱皮前形成内角皮の外層が著しく銀還元性を増加する。これはタンニングの動因であるディハイドロキシフェノールによるものと考えられる。
    4. 角皮におけるタンニングの基質は2次的に蓄積されるフェノール性蛋白あるいはこれとリピッドとの複合物(リポプロテイン)であると考えられる。
  • 1957 年 26 巻 1 号 p. 45-49
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1. 胸肢角皮の構造は胴体角皮とほぼ同様に一つの小節から次の小節に至る間に著しく変化している。
    2. 無関節の腹肢角皮の構造は部位によつて相違している。
    3. 胸肢並びに腹肢の角皮の3層部 (表角皮, 外角皮及び内角皮) における表角皮や外角皮は胴体角皮の3層部におけるそれらよりもリピッド検出反応が僅か弱いようである。
    4. 以上の結果は体水分の発散並びに殺虫剤や糸状菌などの透入と密接な関係があるものと考えられる。
  • 田中 茂男, 清水 周
    1957 年 26 巻 1 号 p. 50-52
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    長光×信和の5令蚕の雌を供試し健康蚕と軟化病蚕の血液の全窒素および蛋白態窒素と屈折率の相関々係を調べた。その結果両者間に極めて高い相関係数が得られた。すなわち全窒素と屈折率では健蚕r=+0.972軟化病蚕r=+0.965, 蛋白態窒素と屈折率では健蚕r=+0.986軟化病蚕r=+0.970であった。これによって5令蚕の血液の屈折率の高低は血液の成分のうち窒素の多少によって影響されることを知り得た。
  • 西村 浩
    1957 年 26 巻 1 号 p. 52
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 中川 義和
    1957 年 26 巻 1 号 p. 53-61
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1) 家蚕のV令期に吐糸口閉鎖実験及び胸部結紮実験を行つて, 絹糸腺が退行する機構をしらべた。
    2) 絹糸腺の退行現象としては, 細くなつて重量が軽減すること, 即ちその内容の絹質物の消失と, 腺細胞の崩解 (組織解離) とがみられた。後部糸腺は内容物を中部糸腺へ送つてまず細くなり, やがて前部糸腺と共に腺細胞が崩解する。中部糸腺は初めのうちは著しく肥大するが, 間もなく絹質物を自己融解して消失し, 最も遅れて腺細胞の崩解をおこす。
    3) 吐糸口を閉鎖したものも, 吐糸口は閉鎖せずそのまま絶食させた対照区も, 共に4日令から絹糸腺が退行を起した個体があらわれて, 吐糸阻害が絹糸腺の退行に及ぼす影響はみられなかつた。但し閉鎖区においては, 7~8日令で処理したものは全個体に退行が起つたが, 9~10日令になると却つてその数が減少した。それは吐糸が妨げられたため, 生成された絹質物が多量に蓄積され, その膨圧で絹糸腺が破裂して死亡する蚕児ができたからである。
    4) 胸部結紮区では, いずれの時期に処理したものにも絹糸腺の退行が起らなかつた。胸部結紮と同時期に吐糸口を閉鎖して絶食せしめた対照区では, 4日令以後のものに退行するものが現われた。退行するものは幼虫が前踊や踊になつたものに限られ, 幼虫型のものにはみられない。また絹糸腺の破裂で死亡したものにもみられなかつた。
    5) 絹糸腺に退行が起るためには, 反応系に立つ絹糸腺があらかじめ吐糸を済ませていることが必要であるかどうかを考察したところ, 吐糸口を閉鎖したものでも退行が起つたので原則的にはその必要がないと考えられた。但し, 家蚕は多糸量繭を得るために改良された特殊なもので十分成長した絹糸腺の吐糸を妨げると, 破裂して死ぬので, これをまぬがれるためには若干の吐糸が必要になる。それで吐糸は絹糸腺退行要因としては第二義的のものであると考えられる。
    6) 胸部を結紮したものでは絹糸腺は退行しないが, 吐糸口を閉鎖したものでは絹糸腺が退行するものが多い。そして退行するものは, 幼虫の体が踊化に向つているものに限られている。それで, 絹糸腺が退行を起す作用系としては, アラタ体ホルモンの作用が全くなくなり, 踊化に導き得る量に達した前胸腺ホルモンであると考えられた。
  • 山崎 寿, 西村 国男, 平林 忠男
    1957 年 26 巻 1 号 p. 62-66
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    柞蚕雌蛾の最末端神経節である第9神経節より派出する神経糸の数, 分布および第9神経節の部分的摘除を行つた場合の変化から神経糸の発達の状況の観察を行い次の結論を得た。
    (1) 柞蚕雌蛾の第9神経節から派出する神経糸は9対(そのうちに交感神経に相当するもの2対を含む)である。
    (2) 神経糸の分布位置は次の通りである。
    (a) 輸卵管の背面を通る3対の神経糸(最内側より外側へ向い(1),(2)および(3)とする)
    (1) 神経糸-直腸, 前庭隆起, 粘液腺および肛門周囲の筋肉。
    (2) 神経糸-輸卵管, 前庭隆起および交尾管基部側方筋肉。
    (3) 神経糸-側唇出入キチン棒筋肉。
    (b) 輸卵管の腹面を通る4対の神経糸(最内側より外側へ向い(4),(5),(6), および(7)とする)
    (4) 神経糸-共通輸卵管, 腹面および交尾管基部筋肉。
    (5) 神経糸-腹面皮膚筋肉および末端環節附近の皮膚筋肉。(6) 神経糸-腹面皮膚筋肉。
    (7) 神経糸-背面の皮膚筋肉。
    (c) 交感神経に相当するもの(輸卵管の背面を通るものを(8), 腹面を通るものを(9)とする)
    (8) 神経糸-腹面皮膚筋肉。
    (9) 神経糸-背面皮慮筋肉。
    (3) 蛹期の第11神経節からは(6)および(7)神経糸を, 第12神経節からは(4)および(5)神経糸と(9)交感神経糸に相当するものとを, また第13神経節からは(1),(2)および(3)神経糸と(8)交感神経糸に相当するものとを々生ずる。
  • 山崎 寿, 西村 国男, 降旗 則子
    1957 年 26 巻 1 号 p. 67-76
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    柞蚕蛹の神経節を摘出し, 或いは神経索を切断して後, 羽化した蛾の産卵その他の性的動作について実験を行つて次の結論を得た。
    1)雌蛾の脳または他の神経節を摘出し或いは神経索を切断すれば全く産卵ができないが, 蛹の時期に神経節を摘出し(第9神経節を除く)或いは神経索を切断すれば, それから羽化した蛾は産卵する。そして産卵に対しては蛾の第1神経節が主役を担うものと考えられる。即ち蛹期に第1神経節または他の神経節を摘出し, 或いは神経索を切断すれば第1神経節の機能の1つである産卵に対して摘出または切断された部位より後方の神経節が代償する。
    しかしその作用力は第1神経節より微弱である。
    2) 蛹の時期に第1神経節を摘出した際いずれの神経節が産卵機能に対する代償にあずかるかはまだ明確ではないが第9神経節が代償にあずかることは確かである。
    3) 第9神経節のうち幼虫期の第13神経節に相当する部分(末端部)を蛹期中に摘除した場合雌蛾は産卵できない。
    4) 蛹期に第1神経節を摘出された蛾は雌雄共に発情しない。雌蛹の第1神経節以外の神経節を摘出し, または神経索を切断し, 或いは第9神経節から派出する末端の神経糸を切断すれば, その蛾は発情するけれども交尾しない。即ち交尾に対しては蛹期に第1神経節を摘出しても他の神経節はその代償作用を行わない。
  • 太田 慎一郎, 渡辺 昭典, 徳永 博
    1957 年 26 巻 1 号 p. 77-81
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1) m2は3齢起蚕において黒色鮮明な特有の斑紋を発現し, 分離系統においては同一蛾区の正常蚕の第3就眠に前後して熟眠となる。しかし超過脱皮をきたし三眠蚕となると斑紋は黒色減退し, 淡褐色味が加つてくる。
    2) m2は異常三眠蚕を生じ易い傾向があるが, この三眠蚕となつたものを用いると系統維持が容易である。
    3) m2で超過脱皮を行つたものの中にプロセテリー或いはメタセテリーを生ずることがしばしばある。また族中不脱皮斃蚕の多出すること等から考えると, m2は遺伝的ホルモン異常蚕とも考えられる。
    4) m2純系においては毛蚕の軽重によつて, その後の発育に影響があり, 毛蚕体重の軽いもの程異常三眠蚕を生じ易い傾向がある。
    5) m2の経過日数は11日前後のものが多く, 1-3齢間の生長率を支122号に対比するとm2は明らかに生長率が大きい。これは絹糸腺の肥大生長に伴う結果と考えられる。熟蚕の絹糸腺の形態は正常蚕の最終齢のそれと酷似している。
    6) 繭は体躯に応じて貧弱である。蛹は23℃ 保護下では14-16日で発蛾するが, 中には20日以上を要した個体もある。
    7) 蛾も非常に小さいが生殖力は完全でよく受精する。雌は造卵の絶対量が少なぐ, m2-IIでは30粒の受精卵を産下したものが最高で, m2-IIIでは50-200粒ぐらい産卵する。
    8) 二眠蚕 (m2) は四眠蚕に対し劣性として遺伝する。
  • 市川 信一
    1957 年 26 巻 1 号 p. 81
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 昭典
    1957 年 26 巻 1 号 p. 82-83
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • (I) 繭層量におけるHeritability
    土屋 精三, 倉島 秀雄
    1957 年 26 巻 1 号 p. 84-88
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    1) 両親の相異なる交雑, 支那種×支那種, 日本種×日本種を供試材料とし段階式分類分散分析によつて繭層量のHeritabilityを算出した。
    2) 繭層量のHeritabilityは支那種では56%, 日本種では71%であり系統によつて異なる。3) 繭層量のHeritabilityは系統によつて異なるがその相違は♀蛾によるHeritabilityの差に基因する。
    4) 繭層量のHeritabilityの値は♀蛾における場合が♀蛾の場合に比し大きい。
  • (I) 落緒の生起性について特に定粒繰糸における短時間内落緒
    嶋崎 昭典, 笠井 忠光, 坪井 恒
    1957 年 26 巻 1 号 p. 89-94
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    煮熟度に伴い変化する繰糸工程の諸特性のうち, 繰糸長16~160mに対する落緒生起の状態 をPoisson過程との関係のもとに考察し, 次の結果を得た。
    1). 繰糸中の落緒生起の状態は持繭部の繭特性が定常状態に保たれ, 接緒が任意に行われても, 一度落緒が生じれば, その短区間は再び落緒を生じやすい状態におかれる。
    2). この性質は煮繭条件によつて変化し, 煮熟度が進むと, 連続落緒の特性は弱くなる。
    3). 一般的な落緒分布は, 落緒の連続性を考慮してきめなくてはならない。しかし近似的に極端な若煮処理の場合を除けば, 短区間内の落緒生起はPolya・Eggenberger分布によつてあらわすことができる。
  • 岩渕 早雄
    1957 年 26 巻 1 号 p. 95-100
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 文吉郎, 三輪 隆夫, 関 英二
    1957 年 26 巻 1 号 p. 101-104
    発行日: 1957/02/28
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
    白紋羽病菌の土壤中に於ける永存の機構について
    家蚕絹フィブロインと柞蚕絹フィブロインのアミノ酸組成
    ある望ましい繊維および織物性質に関する蛋白構造
    生糸輸出とその問題点
    養蚕農家と農業集落
    特許煮繭装置
    落繭分離装置
    自動索緒装置
    赤外線と低温風力併用による繭乾燥装置
    生糸ソーキング装置
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