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11 巻, 105 号
選択された号の論文の7件中1～7を表示しています
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第4報結晶化の機構について植松 市太郎, 滝沢 章1954 年 11 巻 105 号 p. 1-6
発行日: 1954/01/25
公開日: 2010/10/14
ジャーナル フリー高分子物の結晶化の速度論的取り扱いには菊池, 大川および著者等の研究があるがいずれも十分なもOでない。著者等のポリウレタンに関する実験によればどの式も実験結果を満足しない。本報においては結晶化の進展に伴う結晶相互の衝突による成長停止を考慮して新理論式を導き, アミラン, ゴム, ポリウレタンいずれの場合にもあてはまることを示す。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (937K) -
松本 昌一, 大柳 康治1954 年 11 巻 105 号 p. 7-13
発行日: 1954/01/25
公開日: 2010/10/14
ジャーナル フリー分別実験め結果から原試料の分配函数を評価する際に, 遂次分別沈澱及び分別溶解に差があるかどうかを, Floryの溶解度の理論を用いて考察し, 逐次分別沈澱法によるときは誤差が大きいことを明らかにし, 分別に際して低分子区分かろ順次こ系外に除去していく方法, すなわち普通の逐次分別溶解法においては簡単な慣用の積分分配の求め方によっても十分正しい分配が求め得れ, 複雑な計算の必要のないことを示した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1320K) -
第4報アルキルビニルエーテルとアクリロニトリルとの共重合有富 勇美, 秦 弘1954 年 11 巻 105 号 p. 14-17
発行日: 1954/01/25
公開日: 2010/10/14
ジャーナル フリーエチル, プロビルおよびブチルビニルエーテールとアクリロニトリルとの共重合に関し研究した。共重合はエチル, プロビル, プチルビニルエーテルの順に容易になり, またn-系列のものよりiso-系列の方が容易である。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (651K) -
第5報イソプチルビニルエーテルとビニリデンクロライドとの共重合有冨 勇美, 秦 弘1954 年 11 巻 105 号 p. 17-22
発行日: 1954/01/25
公開日: 2010/10/14
ジャーナル フリーイソプチルビニルエーテルとビニリデンクロライドとを種々の条件で共重含せしめ, ビニルエーテルの重合割合の大きい共重合体を得る条件を探求した。この共重合はビニルエーテルとアクリロニトリルの共重合のごとく簡単ではないが, 数種の添加剤を配合せるレドックス系重合触媒を用いれば, 良質の共重合体の調製も不可能ではないことを知った。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1003K) -
本山 卓彦, 岡村 誠三1954 年 11 巻 105 号 p. 23-27
発行日: 1954/01/25
公開日: 2010/10/14
ジャーナル フリーポリビニルアルコール (PVAと略記) 水溶液に硼酸, 硼砂及びコンゴーレッド系直接染料を添加して粘度を測定し, いずれを高分子電解質類似の挙動を示すことがわかった。なお若干の化合物について粘度上昇作用と化学構造の関係について考察した。コンゴーレッドとベンゾアズリンGとについて吸收スペクトルから複合物生炭の有無を検した。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1031K) -
第7報アルカリ性におけるメチロール化及びメチレン化の速度について井上 良三, 巳波 敏郎1954 年 11 巻 105 号 p. 28-33
発行日: 1954/01/25
公開日: 2010/10/14
ジャーナル フリーフェノール-フォルムアルデヒド反応におけるメチロール化及びメチレン化速度恒数の比をKCN法によって減少フォルムアルデヒドを測定することのみによって求める方法を述べ, これをアルカリ性におけるフェノールの場合に適用した。その結果は両速度恒数はほぼ対等であり, むしろメチレン化のそれの方がやや大きい。このような方法は酸性の場合における反応にも利用することができるが, このときは用いるフェノール類は官能性の低いものでなければならない。抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (893K) -
第4報酸性触媒におけるフルムアルデヒドの減少速度と速度恒数比との関係について間中 和夫, 近藤 忠雄1954 年 11 巻 105 号 p. 34-40
発行日: 1954/01/25
公開日: 2010/10/14
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