N-カルベトキシ-ε-アミノカプロン酸クロリド, 5-カルベトキシペンチルイソシアナート, N-カルベトキシ-6-アミノヘキシルイソシアナートとε-アミノカプロン酸エチル, ε-オキシカプロン酸エチル, N-カルベトキシヘキサメチレンジアミン、N-カルベトキシ-6-アミノヘキサノールとの組合せで, 分子の中央に酸アミド, 尿素, またはウレタン結合を1個持つ長鎖ジエステルまたはジウレタンを数種合成した。次にこれらとジアミン, ジオールまたはジカルボン酸との重縮合反応で酸アミド, 尿素, ウレタン結合のうち, その任意の2種を2:1の比で持つ種々の高分子をつくった。各種組合せのうち, 酸アミド・尿素の組合せが可紡性の点より最も良いことを認めた。
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