杏林医学会雑誌
Online ISSN : 1349-886X
Print ISSN : 0368-5829
ISSN-L : 0368-5829
17 巻 , 2 号
選択された号の論文の24件中1~24を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1986 年 17 巻 2 号 p. Cover3-
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1986 年 17 巻 2 号 p. Cover4-
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1986 年 17 巻 2 号 p. App4-
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 福島 久喜
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 149-160
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    乳癌188例についてソフテックス, 従来の乳房X線撮影およびフジ・コンピューテッド・ラジオグラフィー(FCR)の各種撮影法の診断率を比較検討した。特にFCRは210例の診断能の分析を行ない, 総計305例を対象に乳房X線撮影法について検討した。乳癌の確診は従来の乳房X線撮影が82.9%であったが, 腫瘤径別診断率をみるとT_1ではFCRが64.3%と高かった。FCRでは従来の乳房X線像にくらべ確診(14/22)に腫瘤の不整な辺縁像, 腫瘤内陰影の濃度差, 皮膚牽引, 乳頭陥凹, 腫瘤の周囲の血管陰影の増強などがより鮮明に描出された。また, FCRにおける乳房X線撮影線量について低減線量の測定を行なったところ, 13∿68%の低減率が得られ, FCRは低線量撮影が可能であった。
  • 佐藤 泰司, 東 昇吾, 竹内 隆治, 川島 帝都夫, 高藤 豊治, 戸澤 孝夫, 池谷 知格
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 161-169
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    副第5指屈筋はヒトの足底で観察出来る小型の破格筋で, 本筋の起源については古くから多くの論説のある興味深い筋である。著者らは日本人成人遺体10体(男6体, 女4体)を検索し, 4体・6体側例の副第5指屈筋を認めた。体側別出現頻度は両側2体, 左側1体および右側1体で, 性別出現頻度は男3体, 女1体であった。また, 1例は副第5指屈筋, 副第4指屈筋および副第3指屈筋の共存する非常に稀な破格であった。破格筋の支配神経については1例のみ外側足底神経の筋枝を確認することが出来た。
  • 古庄 敏行, 吉丸 博志, 北沢 幸夫, 後藤 由夫, 平石 佳之, 鈴木 知幸
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 171-176
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    空腹時血糖値頻度分布は加齢にともなって非対称性を示し, 平均や分散が大きくなり, 右方へ「すそ」を引くようになる。このような傾向から, 糖尿病群と正常群という異質的な2集団があることを想定し, これらの群の血糖値頻度分布はそれぞれ正規分布を呈するとの仮説にもとづいて, 非対称性血糖値頻度曲線を2つの正規曲線に分離することを試みた。20-29歳群, 30-39歳群, 40-49歳群, 50-59歳群, 60歳以上群に分け, それぞれについて, 単一正規分布および複合正規分布のあてはめを試みたが, いずれの仮説においても, 観測度数と期待度数の差は統計的に有意であり適合しなかった。なお, このことに関して, 資料の特性, 分析法の問題など考察を試みた。
  • 宍戸 悟, 木村 光隆, 松原 正典, 諏訪 純二, 工藤 潔, 千野 一郎
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 177-184
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    リンパ節転移によって一側腎機能障害を伴った睾丸腫瘍3症例に対してCDDP療法を試みた。副作用に関しては特に臨床上問題なく, 腎毒性についても, 一側腎機能障害のある症例であっても十分な補液を併用すればCDDPの使用は可能であることを示した。症例1はseminomaで, 転移巣病理所見はcancer negativeであった。症例2はembryonal carcinomaで血清上, X-P上改善は試められるものの, 転移巣もembryonal carcinomaとcancer negativeではなかった。症例3は症例1の経験よりCDDP療法, Radiationのみでfollow up中である。なお, 3症例ともに1∿2カ月に1回50∿75mgのCDDP維持療法を続けている。
  • 千野 武裕
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 185-197
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    腎移植には, 腎の保存法の確立が不可欠の問題であり, 特に長時間保存できることが切望されている。しかし従来の保存液には, 作成に手間と時間を要するものが多い。そこで著者は, (1)即利用可能の滅菌済みで, 商品化された組織培養液を用いての腎保存法の検討, (2)長期保存の為の至適温度の検討, により長期腎保存法の確立を目的として本実験を行なった。保存液として, 組織培養液であるRPMI-1640を用い, 従来の保存液であるcryoprecipitated plasmaと比較し, イヌ腎を120時間まで低温灌流保存を行なった。また保存温度は4∿10℃まで変えて, 比較検討した。これにより, 組織培養液であるRPMI-1640は従来使用されている保存液と比較し, 充分使用し得る可能性があることが示唆された。また, 腎低温灌流保存における至適温度は, 6∿8℃であることが明らかとなった。
  • 小林 義〓, 鍋谷 欣市, 李 思元, 久保川 潔
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 199-204
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    N-MethylbenzylamineとNaNO_2を同時に投与することによって, ラットに食道癌を作製し, 発癌形態および化学療法剤, 免疫賦活剤投与による発癌率への影響さらに他臓器の変化について検討した。組織形態学的には, 食道内腔に向って発育するPapillomaが発癌剤投与3カ月頃より出現し, 食道壁内に向って発育するCarcinomaは, 早期癌で4カ月, 進行癌で5カ月頃に出現した。発癌率では, 化学療法剤や免疫賦活剤の単独使用では, ほとんど差を認めないが, 両者の合併療法では, 著明な発癌率の低下を認めた(P<0.05)。他臓器への影響は, 前胃に食道同様の隆起性病変を認めるものもあるが, その発生率は数%以下であった。すなわちMBAとNaNO_2の同時投与により食道に選択的に癌を作製することが証明された。
  • 高橋 信一
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 205-212
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    微量芳香族アミンは偽神経伝達物質として作用し肝性脳症の成因と関連していると考えられている。慢性肝疾患の24時間尿中β-phenylethylamine (PEA), tyramine (TA), tryptamine (TPA)をダンシル化法による螢光定量法で測定し以下の結果を得た。尿中PEAは肝硬変患者で, 尿中TAは慢性肝炎および肝硬変患者で健常者と比べ有意に増加しており, さらに尿中TAは肝硬変脳症時で非脳症時と比べ有意に増加していた。尿中TPAは変化を示さなかった。尿中PEAおよびTAは肝硬変において血漿アンモニア値と正の相関を示し, 尿中TAは肝硬変において血清コリンエステラーゼ値と負の相関を示した。経口カナマイシン投与で尿中PEA, TA, TPAは有意の変動を示さなかった。分枝鎖アミノ酸輸液は, 肝硬変脳症時の尿中PEAを有意に減少させた。慢性肝疾患における微量芳香族アミンの代謝異常は, その前駆アミノ酸の代謝異常さらには肝機能を反映している可能性が示唆された。
  • 斉藤 喬士, 加藤 賢三, 逢坂 昭
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 213-218
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    核磁気共鳴法(NMR)によるリン酸化合物の代謝研究を行うのに最適な脳腫瘍モデル系を樹立し, 腫瘍の形態学的特徴を調べた。Balb/Cマウスの腎細胞にSV40を用いて誘発したmKS・A細胞を同系マウスの脳幹部に1×10^6個接種したところ, 腫瘍が100%生着した。動物は, 細胞接種後5&acd;7日目より急激に体重を減少させはじめ, 細胞接種後15日前後ですべて腫瘍死した。腫瘍は異型度の高い細胞からなるfibrosarcomaで, マウス脳幹部に大きくひろがり一部は小脳にまで達し軽度の脳浮腫を伴っていた。mKS・A細胞は移植可能な腫瘍細胞として広く知られており, 腫瘍特異抗原をもっていることからも免疫および化学治療の実験モデルとして幅広い研究が可能であろう。
  • 吉丸 博志, 古庄 敏行
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 219-229
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    遺伝的危険率の推定は, 遺伝相談における一つの重要なポイントである。前回の著者らの報告では, 単純な常染色体優性および劣性を仮定して危険率を推定する方法が考案された。今回は, 前回と同じ遺伝的パラメータ(遺伝子頻度, 突然変異率, 浸透度, 出生前淘汰)を考慮して, 単純な性染色体劣性遺伝を仮定した危険率の推定方法が考案された。さらに, 危険率の推定におよぼす遺伝的パラメータ(特に後二者)の影響を検討し, 以下の如き結果が得られた。浸透度が低くなるにつれて, 新しく生まれる男子の危険率は減少することが多い。さらに女子の危険率については, その父が異常遺伝子を確実に持っている場合は, 同様の傾向がみられる。しかしながら, 他の場合は, 浸透度が低くなるにつれて, 女子の危険率はずっと増加することが多い。出生前淘汰の存在は, 男子も女子も危険率をわずかに減少させる。
  • 植村 渉
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 231-240
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    特定の糖構造と特異的に結合する糖結合蛋白であるレクチンを用いて, 滑膜肉腫, 横紋筋肉腫, 悪性神経鞘腫(神経肉腫), 脂肪肉腫を組織化学的に検索し, ヒト正常滑膜および横紋筋, 或いは良性神経鞘腫, 神経線維腫, 脂肪腫などと比較検討した。滑膜肉腫では, ConA反応は顆粒状に陽性となった。また, WGAは管腔様構造のうち内腔に面した細胞に反応陽性であり, PNAやSBAは分泌物に陽性反応を呈した。悪性神経鞘腫, 横紋筋肉腫および脂肪肉腫では, ConA, RCA, WGAの反応陽性部位は顆粒状を呈した。DBAは, 横紋筋肉腫のみに陽性反応を示した。良性軟部腫瘍および正常組織と比較すると, 悪性化に伴ない形態像のみならずレクチン結合パターンも変化する。とりわけ, ConA, RCA, WGA, DBAなどが特有な結合パターンを示すことより, これらが悪性軟部腫瘍の補助診断として応用されうる可能性が示唆される。
  • 長谷 章, 富井 重明, 塚田 美保子, 森 秀明, 伊藤 正高, 高橋 信一, 斉藤 昌三, 村川 章一郎, 青柳 利雄
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 241-247
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    症例は17歳女性。高熱, 咽頭痛, 関節痛を主訴に当科入院。米粒大から小豆大の表在リンパ節, 軽度の肝脾腫を触知し, 体幹, 四肢に出現消退をくりかえすサーモンピンク色皮疹を認めた。熱型は37&acd;42℃の弛張熱を示し白血球14, 500, 血沈35/62mm, CRP 6+と高度の炎症所見を呈し各種抗生物質によっても反応せず, 諸検査による除外診断および特徴的な皮疹より成人Still病と診断した。プレドニソロン40mgより開始し下熱した。関節痛に対してはアスピリン2500mgを投与し効果を認めた。不明熱の原因の一つに成人Still病があり1971年Bywatersが報告して以来注目されるようになってきたが, 診断は除外診断によらざるを得ないため治療までの期間が長びく例が多いようである。不明熱において成人Still病を常に鑑別診断の一つとして念頭におき検査を進める必要があると思われる。
  • 板垣 英二, 中溝 悦子, 吉元 勝彦, 村木 俊雄, 渡辺 滋, 野崎 道郎, 村川 章一郎
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 249-254
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    症例は34歳の男性。肥満を伴う糖尿病の為某病院入院中にadrenal myelolipomaの摘出手術をうけた。その際, 副腎皮質機能は正常であるにも拘らず, 血中ACTHの異常高値が認められ, 精査の為当科に入院した。抽出操作を必要としないradioimmunoassayを用いたCIS kitによる血漿ACTHは, 極めて高い値を示したが, 抽出操作を加えた他のkitによる測定では, 血漿ACTH濃度は正常であった。このACTHの異常高値は, 日内変動を示さず, dexamethasone抑制試験, metyrapone刺激試験のいずれにも反応しなかった。ゲル濾過により, この抗ACTH抗体と交叉反応を示す異常物質は, ACTHより分子量の大きい分画中に溶出された。生物活性は乏しいと考えられるが, adrenal myelolipomaの成因におけるこの異常物質の意義につき若干の考察を加えた。
  • 尾崎 芳樹, 小森 直起, 青木 伸一, 安部 孝, 斉藤 昌三, 青柳 利雄
    原稿種別: 本文
    1986 年 17 巻 2 号 p. 255-259
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    71歳, 男性。1975年以来慢性肝炎にて治療をうけていたが, 1984年6月超音波検索にて肝腫瘤を認められ入院。αフェトプロティンの上昇, CT, 血管造影, 腹腔鏡所見などより肝硬変を伴った肝癌と診断し, 腫瘍動脈塞栓術を行なった。同年10月骨転移による下肢痛のために再入院し, 11月13日肝不全にて死亡した。剖検にて, 肝重量は2350gで肝硬変であり, 表面の一部は粘液におおわれていた。右葉に径6cmの主腫瘍を認め, 両葉に多数の娘腫瘍を認めた。組織学的には, 肝細胞癌と胆管細胞癌の要素が混在しており, 前者はEdmondson II型又はIII型に属し, 後者は, 粘液を産生する腺構造形成を示した。肺, 胸膜, 副腎, 腰椎に転移を認め, これらはすべて粘液産生を示した。肝細胞癌と胆管細胞癌の混合型は稀な症例に属するので報告した。
  • 原稿種別: 付録等
    1986 年 17 巻 2 号 p. 261-355
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1986 年 17 巻 2 号 p. 356-357
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1986 年 17 巻 2 号 p. App5-
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1986 年 17 巻 2 号 p. App6-
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1986 年 17 巻 2 号 p. App7-
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1986 年 17 巻 2 号 p. App8-
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1986 年 17 巻 2 号 p. App9-
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1986 年 17 巻 2 号 p. App10-
    発行日: 1986/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
feedback
Top