杏林医学会雑誌
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24 巻 , 2 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1993 年 24 巻 2 号 p. Cover5-
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1993 年 24 巻 2 号 p. Cover6-
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 小西 善史
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 175-182
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    クモ膜下出血(SAH)後に発生する脳血管攣縮(spasm)の治療にballoon angioplastyを応用するため,血管の拡張機序・血管内壁への影響について組織学的検索を行った。SAH後,spasmで死亡した11例のヒト脳主幹動脈(約5cm)を11本採取し,このうち5本はin vitroで種々の条件下にballoon angioplastyを行い,術後,光学顕微鏡検査と走査電子顕微鏡検査で検討した。更に,残り6本は麻酔したイヌの頸動脈または大腿動脈に端々吻合し,この移植したspasm血管に対し吻合部の遠位端より透視下でcatheterを挿入し,in vitroの実験と同じ加圧条件下でangioplasty を施行し,検索した。結果はsilicon balloon catheterを用いて1気圧,10秒間,10回の加圧でspasmが十分解除出来,しかも血管内壁に損傷を加えることなく拡張できることが判明した。以上より,spasm血管に対するballoon angioplastyは,1気圧で,1分間の反復拡張術が安全で,効果的である。
  • 鎌田 邦栄, 林 信義, 道佛 晶子, 中村 幹雄, 村川 章一郎, 千野 一郎, 青柳 利雄, 稲葉 稔
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 183-191
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    薬理学的に摂餌行動亢進効果を惹起する薬物に対して副腎皮質ホルモンの効果をラットで実験し,摂餌行動亢進薬物に対する血中コルチコステロン濃度変化の影響を検討した。α_2-adrenergic agonistのclonidine, opioid peptideのδ-agonist:〔D-Ala^2が,D-Leu^5〕enkephalinamide, κ-agonist : dynorphin 1-13脳室内投与による飼料消費は副腎摘出により減少したが,コルチコステロン皮下投与により用量依存的に飼料消費量は回復した。しかし,diazepam皮下投与,GABA-agonist: muscimol, opioid peptideのμ-agonist:〔D-Ala^2, N-Me-Phe^4, Gly^5-ol〕-enkephalin脳室内投与による飼料消費は副腎摘出,コルチコステロン皮下投与により殆ど影響を受けなかった。以上りことから,α_2-アゴニズト,δ-およびκ-opioid peptidesによる摂餌亢進は,diazepam, muscimol, μ-opioid peptidesによる摂餌亢進と比較して副腎皮質ホルモンが摂餌行動亢進機構に大きく関与している可能性が示唆された。
  • 松倉 素子
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 193-199
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    単極性うつ病と双極性うつ病の臨床特徴の相違について検討した。対象は杏林大学医学部付属病院精神神経科に1976年から1989年までの14年間に入院したうつ病患者253例である。内訳は,単極性うつ病(内因性)205例(男子93例,女子112例),双極性うつ病48例(男子25例,女子23例)である。これら対象の性別,入院期間,初発年齢,病前性格,症状,発病の誘因,家族負因等を調査し,各々の項目について単極性(内因性)と双極性の病型別による比較検討を行った。その結果,双極性うつ病は単極性うつ病に比し家族集積性が高く,若年発症傾向が確認された。病前性格については,メランコリー好発型性格が単極性うつ病に多く,また両群ともに執着性格の比率が高かった。さらに単極性うつ病では遺伝的要因よりも強迫的な病前性格を基盤に,誘因が関与して発症に至る過程が多いのに対し,双極性の患者ではこのような過程よりも遺伝的な要因の比重が高いと考えられた。性別,入院期間については両群間に有意差を認めなかったが,単極性,双極性ともに従来の報告よりも入院期間の延長傾向がみられた。内因性症状の比較では両群間に有意差は認められなかった。
  • Toshihiro MATSUI, Takashi FUJINO, Tsutomu MORII, Fumie KOBAYASHI, Mori ...
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 201-204
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    The possibility of invasion of the extra-intestinal organs of cats by the merozoites and zoites of Isospora rivolta were examined. Four cats (donor) given the organs of mice that had been inoculated with 2.3×10^5 oocysts were necropsied 3 days thereafter. Numerous merozoites in their small intestines and a few zoites in the mesenteric lymph nodes were found. Their intestinal mucosa and extraintestinal organs (liver, mesenteric lymph nodes and spleen) were separated and fed to 2 recipient cats (the 1 st recipient), respectively. The 1 st recipient cats were sacrificed on day 9 and the extra-intestinal organs of each group were fed to other cats (the 2 nd recipient). Both of 2 nd recipients began to shed oocysts from 7 or 9 days after feeding. A greate number of merozoites in donor cats were inoculated into 1 st recipients, whereas the 2 nd recipient shed few oocysts. This result indicate that a few merozoites and zoites may invade the extra-intestinal organs of the 1 st recipient cats.
  • Atsushi SHIMIZU
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 205-212
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    The mechanism of the development of serotonin-induced gastric mucosal lesions was experimentally studied by administration of exogenous serotonin in rats. The factors considered to affect the microcirculation, such as gastric mucosal blood flow and platelet aggregation, were investigated. Biogenic amines (histamine, serotonin) were also investigated as regulating factors of gastric mucosal blood flow. Furthermore distribution of serotonin in the gastric mucosa was investigated immunohistochemically. Serotonin-induced gastric mucosal lesions were histopathologically observed as hemorrhagic erosion with congestion and necrosis. Gastric mucosal blood flow was significantly decreased soon after the administration of serotonin. Platelet aggregation was also accelerated. As to the distribution of serotonin in the gastric mucosa, cells with positive immunoreaction were found in the deep layer adjacent to the submucosa as well as in the submucosa. These cells were supposed to be mast cells or enterochromaffin cells. The incidence of gastric mucosal lesions closely corresponded with the decrease of mucosal blood flow. These circulatory disturbances seemed to play an important role on the development of the gastric mucosal lesions after administration of serotonin.
  • 清宮 由美子
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 213-222
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    閉経前卵巣摘出女性における腰椎骨密度(BMD)および骨・カルシウム代謝に及ぼす影響を検討した。調査対象は術前例(Pre群),閉経前子宮摘出例(HX群),閉経前両側卵巣・子宮摘出例(OOX群)であり,横断調査法および縦断調査法にて検討を加えた。横断調査法(Pre92例,HX127例,00X186例)では,00X後2.5年までBMDは急速に低下した。縦断調査法(HX43例,00X71例)においても,00X直後より2年間の骨密度減少が最も急速であった。骨形成のマーカーであるosteocalcinは術後上昇し,その後も高値を持続したが,尿中d-pyridinolineは一過性に上昇した後下降した。カルシウム代謝調節ホルモンのPTHは術後2.5年以降上昇し,高値を持続した。以上より,卵巣摘出後2〜3年間は骨密度低下が著明であり,この時期の骨密度変化はカルシウム代謝調節ホルモンおよび骨代謝マーカーの変化と連動していた。
  • 中田 芳孝, 鍋谷 欣市, 花岡 建夫, 加來 朝王, 小林 肇, 山田 輝司, 浜窪 悟, 小井土 昭二郎, 黒田 豪
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 223-232
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    胃癌の外科的治療において,手術の根治性を高めるため,癌の進展範囲によっては脾の合併切除が行われる。脾摘が胃癌患者術後の非特異的細胞性免疫に与える影響を検討するため,胃癌治癒切除例を脾摘群と脾温存群に分け,各種免疫検査を術後2週,1ヵ月,2ヵ月,3ヵ月に,行い,その変動を検討し,以下の結果を得た。1.白血球数,リンパ球数は術後2ヵ月まで膵摘群に有意な増加がみられたが,3ヵ月後では有意差がみられなかった。2.PHA幼若化反応,NK細胞活性は両群間に有意な変動差はみられず,脾摘はリンパ球機能に影響を与えなかった。3.0KT3^+細胞,OKT4^+/OKT8^+比,OKIa1^+細胞は両群間に有意な変動差がみられず,膵摘はリンパ球サブセットに影響を与えなかった。4.胃癌患者の手術は,根治性の面から脾合併切除を優先させてよいと考えられた。
  • 林 信義
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 233-246
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    雄性ラットの性行動において,LH-RHは促進因子,opioid peptideは抑制因子として作用することが知られている。しかし,これらの作用機構は充分に解明されていない。今回の研究では,正常および去勢雄性ラットにおけるopioid peptide antagonistであるnaloxoneにより誘起される性行動亢進に対するLH-RH antagonistの効果について検討した。性的に未経験な成熟雄性ラット側脳室内(5μg/rat)および皮下(1mg/kg)へnaloxoneを投与したところ,両群ともに有意な性行動亢進効果が観察された。この性行動亢進効果はLH-RH antagonist (500ng/rat)皮下前投与により有意に抑制された。以上の結果は,中枢におけるnaioxoneの性行動亢進効果は中枢のLH-RHを介して起こる可能性を示している。
  • 南野 智徳
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 247-256
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    卵巣動・静脈に同時カニュレーションを施行した家兎卵巣閉鎖系灌流装置を用いたin vitroの実験により排卵過程におけるprostaglandin (PG), leukotriene (LT) B_4ならびにα_2plasmin inhibitor-plasmin複合体(α_2PI-Plm)の動態を解析し,prolactin(PRL)の卵胞破裂抑制機序の解明を試みた。PRLは卵巣直接作用を有しており,hCGによって惹起されるin vitroでの卵胞破裂を用量反応性に抑制したが,hCGによって刺激分泌される卵巣内PGF_2α,PGE_2,LTB_4 産生に影響を与えなかった。hCG投与後の排卵過程において,卵巣内分時α_2PI-Plm生合成量は,hCG投与4時間後と8時間後に有意な上昇が認められたが,PRL投与により用量反応性に抑制された。卵巣内α_2PI-Plm分泌量と排卵率との間には正の相関が認められた。またhCG投与4時間後の卵胞組織中のα_2PI-Plm量もPRLにより用量反応性に抑制された。PRLの卵胞破裂抑制作用は,卵巣内plasmin生成の抑制による結果であることが示唆された。
  • 井上 智雄
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 257-269
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    Bipolar型endoprosthesis挿入後の寛骨臼およびstem周囲の病理学的所見は不明な点が多く,これらの解明を目的として実験用Bateman-UPFを作製し,20頭の雑種成犬に挿入した。ヒトの人工骨頭例を想定してイヌの寛骨臼関節軟骨を温存した群と,関節軟骨の削除例を想定してイヌの関節軟骨を削除した群の2群について観察した。軟骨温存群の関節軟骨は,safranin-Oの染色性が表層でやや低下したが,硝子軟骨は術後3年まで温存されていた。軟骨削除群の寛骨臼は線維軟骨が覆い,術後2,3年ではsafranin-Oの染色性が見られ,硝子軟骨様の基質の形成を認めた。大腿骨側におけるradiopaque lineは線維組織に隣接する肥厚した骨梁であった。Stemと大腿骨の固定性は経過とともに増加し,2〜3年でplateauに達した。Outer headとbearing insertに摩耗の進行はなかった。Bipolar型endoprosthesisは,寛骨臼関節軟骨への影響は少なく,関節軟骨を削除した例でもsafranin-O染色に反応する硝子軟骨様の線維軟骨の形成を認め,unipolar型に比べて遥かに良好な結果が得られた。
  • 小此企 國明
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 271-281
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    100m,320m,370m,400mおよび440m He-0_2飽和潜水における主観的な至適温度と,その温度から0.5〜3℃低い環境での温冷感を6名の被験者によりアンケート調査し,生理学的な至適温度との関係を求めるために体熱平衡諸量を各々2名の被験者について測定した。至適温度の調査結果から,快適環境を維持するためには100mから440mにかけて温度変化±1.5℃から±0.5℃に制御する必要があると判断された。また至適温度の条件下で,深度増加に伴い,皮膚性対流熱損失(Cs)および呼吸性対流熱損失(Cr)が有意に増加し,放射性熱損失(R)が有意に減少したが,その他の体熱平衡諸量には一定の傾向は見られなかった。さらに,低温時の体熱平衡測定では,至適温度と比較して,貯熱(S),CsおよびCrの有意な増加を示し,蒸散性熱損失(E)は有意に減少した。以上の結果,各潜水深度での至適温度とその範囲を評価することができ,温度環境の定量的制御が可能となった。
  • 吉田 明弘, 小森 直起, 森 秀明, 高橋 信一, 斎藤 昌三, 青柳 利雄, 毛利 昇
    原稿種別: 本文
    1993 年 24 巻 2 号 p. 283-287
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
    症例は56歳,女性。平成2年6月,右季肋部痛のため近医受診し,腹部超音波(US)およびcomputed tomography (CT)にて多発性肝腫瘍を指摘され,精査目的にて当院へ入院した。US,CTにて肝両葉に多発性腫瘤を認め,USでは胆嚢内に隆起性病変を認め,胆嚢床から肝内へ連続して腫瘤を形成していたため,胆嚢癌の肝転移が疑われた。抗癌剤動注療法を施行するも,その後,全身状態悪化し,平成3年2月10日に永眠された。剖検にて,胆嚢癌と肝内胆管癌の同時性二重癌と診断した。画像診断上は胆嚢癌の肝への直接浸潤が疑われ,重複癌との鑑別が困難であり,興味ある症例と思われた。
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 24 巻 2 号 p. 289-423
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 24 巻 2 号 p. 424-432
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1993 年 24 巻 2 号 p. 433-434
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 24 巻 2 号 p. 435-436
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 24 巻 2 号 p. 437-
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 24 巻 2 号 p. 437-
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 24 巻 2 号 p. 437-
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 24 巻 2 号 p. App4-
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1993 年 24 巻 2 号 p. Cover7-
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1993 年 24 巻 2 号 p. Cover8-
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
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