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東京医科歯科大学教養部研究紀要
Online ISSN : 2433-359X
Print ISSN : 0386-3492
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巻号一覧
54 巻 (2024)
2023 巻 (2023)
53 号 p. 1-
2022 巻 (2022)
52 号 p. 1-
2021 巻 (2021)
51 号 p. 1-
2020 巻 (2020)
50 号 p. 0-
2019 巻 (2019)
49 号 p. 1-
2018 巻 (2018)
48 号 p. 1-
47 巻 (2017)
46 巻 (2016)
45 巻 (2015)
44 巻 (2014)
43 巻 (2013)
42 巻 (2012)
41 巻 (2011)
40 巻 (2010)
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37 巻 (2007)
36 巻 (2006)
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巻頭言(第50号発刊に寄せて)
中口 悦史
2020 年 2020 巻 50 号 p. 0-
発行日: 2020年
公開日: 2020/05/09
DOI
https://doi.org/10.11480/kyoyobukiyo.2020.50_0
研究報告書・技術報告書
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(509K)
サヘルとフランコフォニー
中島 ひかる
2020 年 2020 巻 50 号 p. 1-12
発行日: 2020年
公開日: 2020/05/09
DOI
https://doi.org/10.11480/kyoyobukiyo.2020.50_1
研究報告書・技術報告書
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この論考は、現在フランスが力を入れているアフリカのサヘル地域への支援について、フランコフォニーの問題と関連づけて考察することで、フランスのアフリカ支援の一側面を明らかにすることを目的とする。サヘル地域の安全保障は地域の発展があってこそ可能となるが、そのためには教育支援が最優先課題であるとフランスが主張するとき、サヘル地域への支援はフランコフォニーの中でフランス語の果たす役割と不可分である。しかし、フランス語による連帯というフラン コフォニーの理念の裏側では、アフリカに対するかつての負の遺産への配慮という政治的思惑も働く。フランコフォニーにおける政治的現実を具体的に分析することで、フランスのアフリカ支援の理念と現実を考察する。
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(792K)
中国における高齢者介護サービスの現状と今後
~「国務院弁公庁による高齢者介護サービスの発展推進に関する意見」を中心に~
包 敏
2020 年 2020 巻 50 号 p. 13-29
発行日: 2020年
公開日: 2020/05/09
DOI
https://doi.org/10.11480/kyoyobukiyo.2020.50_13
研究報告書・技術報告書
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中国は2000年に高齢化率が7%に達し、高齢化社会を迎えた。20世紀80年代より一人っ子政策を実施し、中国の家族構成は伝統的な多子家族から核家族に変わった。初代一人っ子の親世代が高齢期に入り、伝統的な子世代による老親の家族介護モデルが持続できなくなった。中国政府は2000年以降、高齢化問題の取り組みに力を入れ、数多くの法律、政策を打ち出したが、高齢者介護サービスに関する政策が問題解決に至っていない。2016年6月に中国人力資源・社会保障部は「長期介護保険制度のパイロット事業展開に関する指導意見」を発表し、今後中国全土において介護保険を実施するには高齢者介護サービスの問題解決が不可欠である。本論文は2019年4月16日、中国国務院弁公庁により公布された「国務院弁公庁による高齢者介護サービス発展推進に関する意見」(以下、「意見」と略す)の背景を紹介し、現存の高齢者介護サービスの問題点を指摘したうえ、同「意見」の一部の内容を取り上げ、今後中国都市・農村部における高齢者介護サービスの問題解決の展望をまとめる。
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(965K)
句頭の高起にみる東京方言の二重母音
野口 大斗
2020 年 2020 巻 50 号 p. 31-39
発行日: 2020年
公開日: 2020/05/09
DOI
https://doi.org/10.11480/kyoyobukiyo.2020.50_31
研究報告書・技術報告書
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日本語の東京方言においては、句頭でピッチの上昇の起こることが広く知られている。ただし、この現象は句頭が重音節、あるいはアクセントのある音節であるときには、観察されない。そこで、本稿では、録音調査のデータにおける句頭の上昇に着目し、東京方言において、/ui/は二重母音を形成すると主張する。
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(614K)
ベルリン、2019年夏の自由演劇界
シンチンガー エミ
2020 年 2020 巻 50 号 p. 41-52
発行日: 2020年
公開日: 2020/05/09
DOI
https://doi.org/10.11480/kyoyobukiyo.2020.50_41
研究報告書・技術報告書
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2019年夏、モンビジュー・シアターはモンビジュー公園で演劇を上演できなくなった。そこで活動することになったのはテアーター・アン・デア・ムゼウムスインゼルという劇団である。やはり屋外で、公園で活動を続けるシェイクスピア・カンパニー・ベルリンからは、その中心人物であったクリスチアン・レオナルドがぬけ、グローブ・ベルリンという新しい劇団を立ち上げた。激動の2019年夏のベルリンの自由演劇界の動向を報告する。
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(741K)
東京医科歯科大学教養部研究紀要 総目次 第1号~第50号(1971~2020)
2020 年 2020 巻 50 号 p. 53-66
発行日: 2020年
公開日: 2020/05/09
DOI
https://doi.org/10.11480/kyoyobukiyo.2020.50_53
研究報告書・技術報告書
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(805K)
『源氏物語』の「近江の君」という呼称
―物語内容を内包する「明石」呼称との比較を通して―
鵜飼 祐江
2020 年 2020 巻 50 号 p. 67-78
発行日: 2020年
公開日: 2020/05/09
DOI
https://doi.org/10.11480/kyoyobukiyo.2020.50_67
研究報告書・技術報告書
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「近江の君」呼称の初出は、父内大臣の会話文中に見られ、異母姉弘徽殿女御のもとでの宮仕えを機に、女房 名のようにして用いられはじめる。「内大臣家のむすめ(姫君)」から女房的な存在へと、彼女の扱いに変化が生じて いることを窺わせる。同じく地名に因む呼称に明石の君の「明石」があるが、「明石」は、光源氏の流離と再起の物語 を内包する呼称であり、質が異なる。出仕名には、父兄の身分が反映されることが多いが、「近江の君」は父によって、 むしろ内大臣家から切り離された存在として呼ばれてゆくものと考えられる。
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