生涯健康科学ジャーナル
Online ISSN : 2759-1700
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選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 伊勢村 護, 上野 正子, 三好 規之
    2025 年 3 巻 p. 1-9
    発行日: 2025/03/21
    公開日: 2025/03/21
    ジャーナル フリー
    今日、自分で考える力を育成する教育が求められている。ダンゴムシは子供達の関心が高く、児童、生徒の自由研究などの多くの研究対象となっている。今回、ダンゴムシの食性に関する児童、生徒の研究結果およびネット情報の数件について検証実験を行った。その結果、児童、生徒の研究結果やネット情報の中には、今回の研究結果と一致しないものがあり、これらの情報の修正が必要であることが示唆された。不正確な情報は、間違った印象を子供に与えてしまう可能性があり、再現性のある確かな情報が提供されることの必要性が感じられた。ダンゴムシの研究は、すでに宮崎県の中学校において選択理科の授業の中で実施され一定の成果が認められており、児童、生徒の生物教育に有効であると考えられる。児童、生徒の研究成果を集積できる科学雑誌などのプラットフォームを用意して、論文発表の機会ができれば、論文作成などの教育にも役立つことになる。
  • 渡邉 順子, 倉本 直樹, 山下 樹里, 小関 義彦, 葭仲 潔, 高野 順
    2025 年 3 巻 p. 10-18
    発行日: 2025/03/21
    公開日: 2025/03/21
    ジャーナル フリー
    目的:末梢静脈留置カテーテル挿入(Peripheral intravenous catheterization ; PIVC)の成功率向上のため、駆血する上腕筋のミルキング効果を応用した2段階駆血法を提案し、穿刺対象末梢静脈の選定しやすさを評価する。 方法:看護師38人を対象に、駆血圧80 mmHgの従来のゴム駆血法と、その上腕中枢側に駆血圧80 mmHgの血圧計カフを追加した2段階駆血法について、穿刺予定静脈血管の超音波画像解析と近赤外線カメラによる動画解析ならびに看護師の触知怒張度を比較評価した。 結果:実験協力者37人のデータについて分析した。穿刺対象末梢静脈選定時間は2段階駆血法の方が有意に短く、看護師の触知怒張度も有意に高かった。怒張時の表皮から末梢静脈血管上端までの深さと血管断面積は両駆血法に有意差はみられなかった。 結論:2段階駆血法は看護師の触知怒張度を高め、穿刺対象末梢静脈血管の選定時間も短縮できることから、PIVC成功率の向上と電子駆血帯等の穿刺支援医療機器の開発に資すると期待される。
  • 2025 年 3 巻 p. 19-
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/03/21
    ジャーナル フリー
  • 2025 年 3 巻 p. 20-
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/03/21
    ジャーナル フリー
  • 2025 年 3 巻 p. 21-
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/03/21
    ジャーナル フリー
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