医学教育
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26 巻 , 6 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 岩崎 榮
    26 巻 (1995) 6 号 p. 395-401
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    医学教育への社会の要請は, これからの高齢社会に対応できる良質の医師の養成が期待されている. 医師は医療の質の視点からは技術的要素を重視するのが当然としても, 今日から将来に向けての医療では, QOLの向上を目標とすることが重要である. このことからは, 人間関係的要素やアメニティ要素をもっと大切にして, 医療の質を高めていく医学教育が必要となる.
    今日のわが国の医学教育の改革は遅々として進んでいないという判断に立たざるを得ないが, ことにカリキュラムの改革が進んでいないし, 教育方略 (Learning Strategy) が従来のままの講義中心となっている.
    これらの改革を促進するためにも, 教育そのものの評価をしていく必要がある. それも単なる自己点検から第三者の手による評価を必要とする.
    あらためて, Primary Care教育の重要性, コミュニケーション教育の必要性を提唱する次第である.
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  • 吉田 勝也
    26 巻 (1995) 6 号 p. 403-407
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    目的: 1年生において, 医学に直接関係した講義がないので, 学生が医学への動機づけを持つことは難しい. そこで, 本研究の目的は, このような状況にある1年生における生きがい感と学業に関わる行動との関連を検討することである. さらに, 生きがい感の視点から, 学生の態度教育について論じる. 方法: 生きがい感の測定には生きがい尺度を用いた. 学業に関わる行動として, 講義への興味, 講義の遅刻状況, 医学書の読書および病院実習経験の有無を採用した. 結果: 講義に興味を示し, 医学書を読み, 病院実習経験のある学生は, そうでない学生に比べて, 有意に, 隼きがい感が高かった. 結論: 医学部1年生において, 医学生の自我同一性は, 生きがい感の重要な関連要因と考えられる. そして, 教官と学生との日常的な交流は, 医学生の自我同一性の獲得を促すと思われる.
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  • 田邨 文彦, 鶴見 隆正
    26 巻 (1995) 6 号 p. 409-411
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    理学療法士・作業療法士養成校における学生について, その主体性を規定すると思われる要因について行動科学的に分析した.重回帰分析の結果から学生の主体性とは学生の意思が尊重される協同的なコンプライアンスを理解することであり, 学生の自己価値を直接的に規定する要因は教員との情緒的葛藤であることが判明した. また教員との情緒的葛藤が生じる原因として, 教員との人間関係や学生自身の日常苛立ちが強く影響していた.
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  • 日下 隼人
    26 巻 (1995) 6 号 p. 413-416
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    病者に接するための望ましい態度の教育ぬきに, 知識の教育だけが進むとしたら, それはおかしい. 適切な知識や技能の習得は, 病気の人を援助したいという心を豊かにしてこそ可能なのである. つまり, 情意と認知とは連接したものとして教育されるべきものである. 病者への温かい態度を生み出す, 医師としての基本的な姿勢を伝えることが情意教育であり, それは臨床実習を通して繰り返し教えられなければならない. そのためには, 先輩の医師たちの良い態度が, 最良の教材である.
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  • 泉 陽子, 田中 一成
    26 巻 (1995) 6 号 p. 417-420
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    医学部5年生のボランティアを対象として, OSCE (Objective Structured Clinical Examination) の模擬試験を実施した. その結果, OSCEは, 1) 筆記試験では測定できない臨床能力 (実技・態度) を測定でき, 2) チェックリスト形式の評価表とすることで評価の客観性が高まり, 3) 実用性を有し, また, 4) 学生の学習意欲, 臨床実習への取組み態度の改善が期待できることが示唆された.
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  • 森田 孝夫, 石田 清, 畑尾 正彦
    26 巻 (1995) 6 号 p. 421-428
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    全人的かつ包括的な医療を行える医師になるために, 卒前医学教育における態度教育の必要性がますます高まっている. しかし, 教育されるべき「医師の態度」については正確には把握されていない. そこで, 当教室で2カ月間のクリニカル・クラークシップを行った学生による医師の態度評価を行った. 学生は実習終了時にチェックリストと評定尺度を用いて, 受け持ち患者に対する医師の態度を評価した. 学生の立場からみた「患者に対する医師の態度」を分析し, 卒前医学教育において重視されるべき態度教育の内容を検討した.
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  • 縣 俊彦, 清水 英佑, 芳賀 佐知子, 桜井 美代子, 林 和夫, 橋田 ちせ, 坂場 秀行, 大井田 基
    26 巻 (1995) 6 号 p. 433-440
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    都内, 近県の2医科大学生1,470名, 4看護専門学校生692名に対し喫煙に関するアンケート調査を実施し, 次の結果を得た.
    1) 喫煙率は医学生全学年35.4%, 看学生12.5%, 医学生1~3年28.7%と差があり, 医学生高学年の喫煙率は高く, その要因は不安やストレスと推測した.
    2) 医学生は喫煙の有害性の知識が禁煙に結びつかないが, 看学生は, 知識を得ることにより禁煙を行った者が多い.
    3) ブリンクマン指数の重回帰分析の結果, 医学生の場合は, 年齢, 性, 母の喫煙が重要な要因となり, 禁煙運動の推進には, ストレスからの解放, 喫煙率の高い男子学生重点の指導, 母の禁煙が重要であると示唆された. 看学生の場合は決定係数も小さく取り上げられる要因も少なかった.
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  • Yash Pal KAPUR, Suchitra PRASANSUK, 武田 永勇
    26 巻 (1995) 6 号 p. 441-444
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    世界の難聴の現状と問題点, 難聴予防計画の目標および活動状況, とくにHearing International (HI) ヒアリング・インターナショナルについて報告した.
    世界の難聴と聴覚障害の基礎的なデータがまだ十分でないため, 一般大衆の認識が乏しく, 国家や非政府機関に関心を持たれていない. 国際機関ヒアリング・インターナショナル (HI) は世界の難聴と聴覚障害の予防と管理を目的として, 1992年10月に設立された. 難聴予防では, 既存のプライマリ・ヘルス・ケアのなかにプライマリ・イヤ・ケアを組み込むことの重要さを強調した. HIはニュースレター誌ヒアリング・インターナショナルを年4回発行し, 世界の難聴予防の活動状況を関係者らに知らせている.
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