医学教育
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27 巻 , 3 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 鈴木 淳一
    27 巻 (1996) 3 号 p. 145-153
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    過去25年間におけるわが国の医学教育に関する大きな改革や出来事をまとめた.わが国においても, 医学教育の多くの方面から絶えざる努力が傾注され, 変化がもたらされたことが分る.
    伝統的医学・医療が速やかに変化し, 進歩し, 細分化されると同時に統合されてきた: 世界の変化は速かで, 医学教育へのニーズが, わずか数年で著しく異なるものとなる.社会の要求に医学教育を速かに追随させるためには, 各大学, そして政府機関に, 常に自らを革新する機序を内蔵する必要がある.わが国には, 政府および民間の協力態勢が必要と思われる.本稿においては, 民間の努力を, 各方面から示したつもりである.われわれの民間の努力が, 今日まで, 政府の重要決断に大へん有用であったとの認識をもつものである.
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  • 森 忠三, 西尾 利一
    27 巻 (1996) 3 号 p. 155-159
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    医学概論の実施状況の調査を1988年度と1994年度に行った.医学概論実施率は, 第1回調査では86%, 第2回調査では89%である: 医学概論の講義の対象となる学年は, 1年次と2年次が多く, 合計すると第1回調査では71%で, 第2回調査では80%を占めている.講義時間数の合計は, 21~30時間がもっとも多く認められる.医学概論の講義のテーマは,「死について」「患者とのふれあい」「生について」「臓器移植」「医学史」「体験学習」が取り上げられている.
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  • 華表 宏有
    27 巻 (1996) 3 号 p. 161-165
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    公衆衛生学の授業で, 前年度に引き続いて筆者の担当する系統講義に限定して, 講義評価 (無記名方式) の試みを行った.今回使用したアンケート用紙は, 前年度のものを若干手直ししたものである.計11回行い, 延289件の回答が得られた.その結果をみると, 講義項目別, 質問項目別の評価点にばらつきのあることが注目された.多変量解析によって, 総合評価に影響を与えている項目を選択し, 10種類の質問項目から「学生の興味と講義の姿勢」「視覚教育」「準備と平易さ」の3つの主成分を抽出した.考察ではさらに事例を加えて研究の余地があることを指摘した.
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  • 佐々木 宏起, 津田 司, 伴 信太郎, 葛西 龍樹, 越智 則晶, 松下 明, 森 崇文, 小笠原 裕幸
    27 巻 (1996) 3 号 p. 167-170
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    川崎医科大学総合診療部の外来実習での医学部6年生46人 (男子32人, 女子14人) の医療面接を傾聴技能の面から検討した.検討は, 学生が患者の話しにどのように反応し, 何秒で直接質問法で遮るか, 患者にどの程度視線を向けているかなどの6項目について行った.結果は, 学生は直接質問法で平均46.2秒で遮り, 相槌のほかは反応に乏しく, あまり視線を向けているとはいえなかった.結論としては, ある程度の教育をしているにもかかわらず, 傾聴技能の獲得はまだ不十分であることが分かった.今後は専門各科との連係を密にして教育することの必要性が示唆された.
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  • 江口 光興, 古川 利温, 海野 健, 杉田 憲一
    27 巻 (1996) 3 号 p. 171-176
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    BSL学生が患者のマネージメントにどのように関わってきたかを, 学生の書いた診療録 (以下カルテと略称) を分析することにより明らかにした.
    64%の学生が毎日欠かさずカルテを書いていたが, 1日の記入量は5.6行と少なかった.subjective dataの記載は少なく, 身体的訴えの記載でも65%が不十分の記載のみ, 精神的, 社会的訴えについてはほとんど記載がなかった.objective dataのうち診察所見については記載は多く, 37%が学生としてほぼ十分であったが, 検査所見についての記載は少なく, 64%は記載がなかった.assessmentの記載は不十分で, 所見が統合されず, 問題点が明確にされていないものが多く, 1週間のBSLで学生の患者全体の把握は不十分と思われた.
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  • 伊賀 幹二, 八田 和大, 西村 理, 今中 孝信, 楠川 禮造
    27 巻 (1996) 3 号 p. 181-184
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    近年, 検査法, とくに画像診断の発達に伴い, 医科大学および研修病院では教育およびその評価が困難である病歴や身体的所見の取り方が軽視されている傾向がある.
    われわれは, 1992年より研修医が将来の進路に関わらず, 循環器系疾患を持つ症例に対して初期的な対応ができることを目標に, 病歴と身体所見を中心とした研修医のための問題解決型循環器症例カンファレンスを実施している.今回, その概要と初期の教育効果について紹介する.
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  • 今中 孝信, 八田 和大, 西村 理, 伊賀 幹二, 西和田 誠, 楠川 禮造, 小泉 俊三
    27 巻 (1996) 3 号 p. 185-189
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    卒後臨床研修の評価に関して, 当院における20年間の経験から次の点を強調したい.
    (1) 卒後臨床研修の場合, 卒前教育との根本的な違いを認識して評価にあたる必要があり, あまり細かい個別的な評価はなじまない.
    (2) 知識・技術だけでなく態度を含めた形成的評価を重視すべきである.
    (3) 自己評価, 指導医による評価に加えて, 指導スタッフの定期的な “話し合い” による総合的評価が実際的で有用である.
    (4) 症例中心の研修のため, 患者の声をなんらかの形で取り入れる工夫をすべきである.
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  • 益田 昭吾
    27 巻 (1996) 3 号 p. 191-193
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    近年, 学生の気質が大きく変化したこととともに, 講義の内容が過重なものに変わるにつれて, 悪循環的に講義に対する学生あるいは教員による評価が低くなっているように思われる.単なる知識の伝達のためにはコンピュータを初めとする各種の機器に極力任せ, 口頭による講義では経験の豊かな教員による一期一会的色彩の濃い内容を語るような, 講義本来の長所を発揮するための内容および形式を取り戻すべきではないか.
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