医学教育
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30 巻 , 3 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 高林 克日己, 平井 愛山, 齋藤 康
    30 巻 (1999) 3 号 p. 145-152
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    基本的内科診療と内科サブスペシャリティの双方の能力を自己評価するための研修評価表を作成し, 研修医自身と指導医で6か月ごとに評価し, さらに研修病院においてもこれを継続した. 6か月後の自己評価は指導医評価より5段階評価で平均1段階前後低かった. アンケートでは研修評価表は到達度を見い出すのに有効であり, 関連研修病院でもすべきであるとされたが, 評価項目が細かすぎること, 到達度の尺度の適切性などが問題点として指摘された. わが国での研修評価システムは普及していないが, 今回の指導医と自己評価はよく相関していた. とくに内科各専門領域における研修自己評価様式は整備されていないが, 均一な研修レベルを保つためにも, 専門領域まで包括した標準化した様式の研修評価の作成が望まれる.
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  • 板谷 裕子, 庄司 進一
    30 巻 (1999) 3 号 p. 153-160
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    ターミナル・ケアでは保健・福祉・医療の連携が必要である. そこで福祉・医療の学生のターミナル・ケアに関する経験や意識の有無を明らかにするために6校で学生計527名を対象にアンケート調査を実施した. ターミナル・ケア体験はどの学生も乏しく, 医学生はもっとも少なかった. ターミナル・ケア教育の必要性に対する意見は介護学科の学生と他領域の学生間では有意差があり, 前者全員が絶対必要であると回答した. 告知は, 主治医からの告知を受けたいとの回答が医学学生に有意に多かった. ターミナル・ケア教育では, 体験型教育の実施を含めた教育プログラムの整備が重要であると今回の調査で示された.
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  • 小林 信や, 天野 純, 大島 征二
    30 巻 (1999) 3 号 p. 161-164
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    将来医師となる医学生にとって, 学生のうちから死の準備教育を行っておくことは大切である. その一環として, 癌の患者さんに参加してもらい, 双方向式の授業を行った. その時の質問や意見から, 医学生が癌の告知をどのように考え, 何を知りたいと思っているかを検討した. 学生は癌の告知の意義については認めている. しかし, すべての患者に告げることにきわめて慎重である. 学生の多くは, 告知は人の内面まで理解して初めてできると考えている. そして学生はそれに応えるのに十分な感性をまだ持ち合わせていないとも感じている. 彼らは患者の心を理解するにはどのように修練したらよいか, 自分の人間性を培うにはどのようにしたらよいか知りたいと望んでいる.
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  • 田辺 政裕, 大沼 直躬, 若新 政史
    30 巻 (1999) 3 号 p. 165-169
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    年次学生に対する3年間のアンケート調査の結果 “学生が将来実践を希望する医療の比率は” プライマリ・ケアに重点をおいた医療32%, 専門的な知識, 技術を修得して行う先端医療58%, その他の医療9%であった. 学生が希望する卒後初期研修方式は, 総合診療方式がもっとも多く, 以下ローテート, ストレート方式の順であった. 卒後臨床研修として, 初期研修としては総合診療方式, シニア研修として専門性の高い各分野別専門医養成コース, プライマリ・ケアに重点をおいた医療を志望する学生の期待にも応えられるような家庭医養成コーなど多様な研修プログラム導入の必要性があると考えられた.
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  • 岡田 隆夫, 新井 康允, 池田 黎太郎, 各務 正, 小川 秀興
    30 巻 (1999) 3 号 p. 177-181
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    順天堂大学医学部では1年生に対する一般教養教育カリキュラムの改革を行い, 実施後半年を経た段階で学生・教員に対するアンケート調査を行いその結果を検討した. 改革の骨子は必修科目の削減と選択科目の大幅増加であり, これにより学生の個性を重視, 自主的な科目選択による勉学意欲の向上を目指した. 新カリキュラムでは各講義に対する学生の満足度が上昇したのみならず, 授業内容は以前と同様であった科目に対する満足度も上昇し, 授業の活性化が明らかとなった.
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  • 岩川 真由美, Julie VERNON-EDO, 三井 利夫, 大川 治夫
    30 巻 (1999) 3 号 p. 183-185
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    筑波大学では3年前よりアメリカ医師国家試験合格を目指した特別クラスを選択科目として開設している. 学生は医学専門学群3, 4年生を対象にしており, 基礎医学試験問題対策と英語学習が中心である. 試験対策は米国の教科書ならびに問題集から出題頻度が高いと推測されるものを教材に医学系教官が解説指導を行い, 対処する考え方を中心に学び自習の占める割合が非常に高い. 英語学習は外国人教師により, 英会話, 医学英語, 実際の研修の場での英語力を想定して指導を行っている.
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  • 伊賀 幹二, 石丸 裕康, 八田 和大, 今中 孝信
    30 巻 (1999) 3 号 p. 187-189
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    循環器疾患患者に対する身体診察法の個別研修を受けた2年次研修医に, 総合病棟における1年次研修医の指導を義務づけた. この制度の開始後2年間に採用された研修医22名が, 初期研修の1年間にごの2年次研修医からどれだけ指導を受け, 目標を達成できたかをアンケート調査した. 10名が, 彼らからとくに指導を受けたとした. 1年次終了時における3点満点の自己評価平均スコアーでは,「順序立てた身体診察法」は2.28点,「奔馬調律の聴取」は1.89点と満足すべきであったが,「内頚静脈波の分析」は1.33点,「系統的な心雑音の記載」は1.61点と低値であった. 個別研修を受けられなかった研修医からの, 不平等とする反対意見は, この制度が浸透するに従い減少した. 一方, 個別研修を受けた2年次研修医は1年次研修医を指導することで知識の整理ができたとした. 1年次研修医は, 初期研修の1年間に, 2年次研修医より指導を受けることで順序立てた身体診察法を習熟できたが, 個々の異常所見を習得するには総合病棟のみでは患者の絶対数が少なく, 他に研修の場を求める必要があると考えられた.
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