医学教育
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30 巻 , 6 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
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  • 森田 孝夫, 畑尾 正彦, 麻生 武志, 原田 研介, 橋本 信也, 加我 君孝, 小泉 俊三, 松枝 啓, 大澤 真木子, 斎藤 寿一, ...
    30 巻 (1999) 6 号 p. 405-412
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    臨床研修開始時に必要とされる臨床能力およびその実態を, 大学付属病院および臨床研修指定病院の研修指導医ならびに看護職を対象に質問紙法により1998年8月に調査した.有効回答数は576 (65.9%) であった.クラスタ分析の結果, 医師国家試験で第1選択として評価すべき21の臨床能力 (認知領域11, 精神運動領域8, 情意領域2) が選定された.研修指導医の直接回答によると,「評価すべき」との意見が半数以上を占めた臨床能力は15項目 (認知領域13) であり, 現状を追認したものであった.しかし, 一般診察などの一部の技能については, 実技試験の要望が強かった.国家試験を所管する機関については, 現状のままとする意見が約30%であった.
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  • 大西 弘高, 石丸 裕康, 松本 正俊, 井上 信明, 山田 哲也, 山敷 宣代, 岡崎 研太郎, 中井 浩, 八田 和大, 今中 孝信, ...
    30 巻 (1999) 6 号 p. 413-418
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    〈目的〉初期臨床研修における, 一般外来研修としての救急外来研修の意義について分析する.〈方法〉1年目研修医11名が天理ようつ相談所病院救急外来で診察した症例について調査票に記載し, これを分析した. 1) 救急外来での主訴頻度について横断的に調査し, 総合外来の主訴頻度と比較検討. 2) 最終診断に基づいて, 救急外来での診断内容, 診断過程について評価.〈結果〉救急外来の89例と総合外来の183例の主訴の頻度分布には強い相関 (p=0.0016) が見られた.救急外来での正診率は58%, 対応に問題があった率は3%であった.〈結論〉天理ようつ相談所病院救急外来は, 総合外来と同様の主訴の分布を示し, 初期臨床研修での外来研修の場として一定の役割を果たしていた.また, 1年目研修医が自らの判断で検査や上級医へのコンサルテーションを行うという研修方式について, 救急外来での初期対応に関する限り現状では大きな問題が生じていなかった.
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  • 加藤 博之, 吉田 聖妙, 馬場 信夫, 川渕 久司, 伊藤 栄近, 大串 和久, 平原 健司, 瀧 健治, 堀 勝治, 久次 武晴
    30 巻 (1999) 6 号 p. 419-423
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    大学付属病院は特定機能病院として高度先進医療の担い手であると同時に, 大多数の医学部卒業生にとっては卒後初期研修を受けることによりプライマリ・ケア能力を身につける場ともなっている.あらゆる救急疾患の初療が行えるようにすることは, プライマリ・ケア教育の重要課題である.佐賀医科大学救急部は1次から3次のすべての救急患者を年間7,000~8,000人受け入れているが, 研修医の経験症例の分析を行うことにより, 大学病院でどの程度プライマリ・ケア教育が行えるかを検討した.1996年度に当院救急部で3か月間の研修を行った研修医9名 (卒後3年次2名, 2年次4名, 1年次3名) を対象として, 経験した症例数, 1次2次3次疾患の別, 診断名について調査した.3か月間の経験症例数は平均214.6名であり, 1次2次3次の割合は平均63.1%, 20.9%, 16.0%であった.この中には約59種類の1次疾患, 約31種類の2次疾患, 約15種類の3次疾患が含まれていた.これらの経験内容は日本医学教育学会の提言する卒後基礎的臨床研修目標案をほぼ満足する内容であった.特定機能病院で, 十分なプライマリ・ケア教育を行うためには, 当院のように1次から3次のすべての救急患者を多数受け入れ, かつ全研修医に救急研修を義務化する必要性があることが示唆された.
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  • 福本 陽平, 立石 彰男, 村上 不二夫, 瀬口 雅人, 笠岡 俊志
    30 巻 (1999) 6 号 p. 425-431
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    山口大学医学部の新入生が, 人の死や死ぬということについて, どのような認識を持って入学してきたかを, 1997年と1998年6月にアンケートにより調査した.これは, 山口大学の全1年生を対象にした教養選択科目のなかの生命・医療倫理に関する授業の際に実施した.この講義を聴講した受講者のうち合計415名の学生が回答を行い, このなかには63名の医学部の学生が含まれた.アンケートの結果については, 医学部生の回答を他学部学生の回答と統計学的に比較し検討した.結果的には, 医学部生と他学部の学生の間にはいずれの質問についても, 有意の差は認められなかった.すなわち, 入学試験により入ってきた本学の医学部生は, 生命倫理などに関して特に意識レベルが高いとは限らないことが明らかとなり, 医学概論などの医学教育の改善や強化が課題であると考えられた.
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  • 吉田 登志子, 板谷 千穂, 下野 勉
    30 巻 (1999) 6 号 p. 433-440
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    歯学部5年生を対象にロールプレイと模擬患者を活用し, 医療面接を題材にしてコミュニケーション実習を行った.この実習は面接技法を通して, 面接技法の習得だけでなく, 患者の気持ちを考慮したコミュニケーションをとることを目的とした.学生に対する質問表を用いてこの実習を検討した結果, コミュニケーションの難しさや重要性の認識, 患者とのコミュニケーションをはかる際の留意点や改善点への認識, 患者の気持ちや立場の理解がなされていることが明らかになった.また, 学生はこの実習が将来に役立つと考えており, かつこのような実習を必要としていることが示唆された.
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  • 路 振富, 金 魁和, 孫 宝志, 張 強, 胡 燕, 都 素彬
    30 巻 (1999) 6 号 p. 445-448
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    世紀にふさわしい高度な医学人材育成に対する要求に応じるため, 中国医科大学は世界各国二百余の医大, 医学部の改革経験と現行の方法を比較した.これを参考にした上で, 国および大学の状況と照らしながら, 専門養成の目標を改めて検討し直し, 医学教育と一般教養の教育に基礎を置いて, 目標の強化, 学科間の有機的結合, 知識・技能および態度の開発, 教授法の活性化, 社会および医療など全方位への順応という基本的な教育方針を打ち出した.基礎および臨床医学の教育計画, カリキュラム体系を全面的に改革し, 教育内容を調整し, 21世紀の医学人材養成の新しいモデルをうち立てた.
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  • 杉浦 良啓, 鈴木 久人, 長谷川 公一, 新江 聡, 川上 浩文, 柳本 政浩, 高倉 康, 後藤 幸生
    30 巻 (1999) 6 号 p. 449-452
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    福井医科大学麻酔科蘇生科では1993年以来, クリニカル・クラークシップを目指して卒前臨床医学教育に取り組んでいる. 学生が行う医行為は水準I-IIを当初より含んでいたが, 1994年に6学年, 101名中29名を対象に教育効果を麻酔ガイドライン的な「実習ノート」に記入させて検討した. 評価は1) 用語使用, 2) 患者病態と麻酔管理法の関連性の理解, 3) 感想の特徴, で行った. その結果, 2) の理解が不十分であった. その後の経験も取り入れ, 現在は1) 麻酔記録を学生自身にも記入させると共に術後回診にも参加させ, 2) 麻酔医による一対一の討論を設けて実習のまとめを行う, 3) 最後に簡略化した「実習ノート」を提出させている.
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  • 的場 恒孝, 石竹 達也, 武谷 茂
    30 巻 (1999) 6 号 p. 453-456
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    人間性教育を目指す教科「医療科学」の一環として, 病棟実習前の第4学年に開業医見学実習を行っている.その目的は外来診療の場で医師-患者関係を観察し, また指導医との心のふれ合いをもつことである.5年間の実績を評価した.良い効果を生むためには, 指導医と学生へのオリエンテーションが最も大切であった.それによって意図することが学生および指導医に徹底され, 教育効果を向上させる.医師に育てることは, 何も大学のみで行うことではない.先輩医師が後輩を育てるという医師としての使命に参加する開業医の志が大きく関与する.この機会に得られる指導医との心のふれ合いは, 大学では得られないものを学生に強く与えていた.
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  • 笠原 彰紀, 妙中 信之, 嶋津 岳士, 西田 俊朗, 山本 浩司, 平出 敦, 吉矢 生人, 吉川 邦彦, 門田 守人
    30 巻 (1999) 6 号 p. 457-463
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    卒後初期研修の現状・問題点を明らかにするため, 大阪大学医学部附属病院にて初期研修を受けている研修医にアンケート調査を施行し, 日常生活, 研修の状況, 研修方式, 将来の希望などについて無記名での回答を依頼した.日常生活では1か月間の休暇は1日以下が65%で, 1か月の平均月収は25.5万円, 希望月収は20.4万円であった.平均受持ち患者数は6.2人で, 病室在室時間に比し詰所滞在時間が有意に長く, 外来診療を行っていない研修医は68%に達していた.また, 診療行為の第一の相談相手は病棟担当各科医師が77%と多数を占めていたが, 13%は同僚の研修医と回答した.研修生活は多忙75%, 普通21%, 暇3%で, 満足度は満足38%, 不満なし21%, 不満40%であり, 不満の理由は雑用が多い, 症例に偏りがある, 多忙などが挙げられた.希望研修方式は総合診療方式37%, ローテート方式38%, ストレート方式23%であった.以上, 研修医の日常生活, 研修生活は多忙を極めているが, 現在の研修状況に必ずしも満足せず, 研修方式としてローテーションを導入することが望まれていることが明らかとなった.総合診療方式による研修の必修化を間近に控え効率的な質の高い研修システムを確立するためには, 医療事務的業務の簡素化, 指導体制の確立, プライマリ・ケアを含む研修内容への変更など解決すべき問題点が明らかにされた.
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  • 30 巻 (1999) 6 号 p. 466
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
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