医学教育
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31 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 堤 明純, 石竹 達也, 的場 恒孝
    31 巻 (2000) 2 号 p. 71-75
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    単一教室で社会医学的課題を題材として行っている小グループ学習において, グループ構成人数の多寡によって考慮すべき要素を探った. 対象学生を4人と6人からなるグループに無作為に割り付け, 学生の学習に対する評価と教師のグループ評価を比較検討した. 少人数のグループ編成をすることで学生のコミットメントの増加が期待された. 一方, 学習に積極的に参加しない学生の対応や良好なグループダイナミックスのために, 教師のより積極的なグループ学習への関与が必要と思われた.
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  • 福本 陽平, 村上 不二夫, 瀬口 雅人, 小早川 節, 伊藤 由香
    31 巻 (2000) 2 号 p. 77-81
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    医療倫理の教育に能動的学習法を導入し, その教育効果について検討した. 方法は, 1) 小グループ討議による医療倫理の実習, 2) 患者への説明に関する事例の自習, 3) インフォームド・コンセントに関するVTRによる自習の3種類である.これらの課題に対してテーマを与え各人にレポートを提出させた. レポートの評価は, それぞれの課題にあらかじめ到達目標を設定しておき, 絶対的評価により採点を行った. その結果, 学生の得点の平均値と標準誤差は, 学習法1) が, 2), 3) に比して有意の差を持って高値であった. 以上の検討から, 小グループ討議は効果的な教育法であり, 患者の倫理問題についての学習にも優れた方法であると考えられた.
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  • 綾木 雅彦
    31 巻 (2000) 2 号 p. 83-86
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    一般病院における眼科医師ならびに眼科スタッフの教育法について, 筆者が12年来実行している方法を紹介した.基本方針として, 定期的に集まること, 声をかけること, コミュニケーションを心がけること, の3点を挙げた. 研修システムの設定やモチベーションの高揚によって, 一般病院でも十分な教育を行うことができる.
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  • 杉浦 ミドリ, 荒井 由美子, 梅宮 新偉, 杉浦 康夫
    31 巻 (2000) 2 号 p. 87-91
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    1998年9~12月に医学部医学科に在籍する女性医師教授数, 卒業校, 専門分野を調査した. 女性教授は全教授の1.7%(64名) で, 卒業校は国公立35名, 私立29名, 専攻分野は基礎20名, 社会医学8名, 臨床36名であった. 全女性教授に, 教授就任状況・勤務上の問題点・個人状況について自記式質問紙を郵送し, 47名から回答を得た (回収率73.4%). このうち18名 (38%) が最近5年間に就任していた. 女性ゆえに不利益を受けたとする回答は半数以上あったが, 上司, 家族に支援されたとする回答も多かった. 女性教授数は, 医学界での女性医師の待遇改善や管理職への登用状況を現す指標の1つと考えられる.
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  • 伊賀 幹二, 西和田 誠, 今中 孝信
    31 巻 (2000) 2 号 p. 93-95
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    当院において過去5年間に初期研修2年間を終了した55名の研修医のうち・研修委員会でそのパーフォーマンスが問題となった9名について問題点を分析した. 医学知識のみが不十分であった研修医を教育・指導することは可能であったが, 責任感に乏しくコミュニケーション技法が拙劣な研修医を効果的に指導することは困難であった.
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  • 鮴谷 佳和, 安田 幸雄, 大谷 信夫
    31 巻 (2000) 2 号 p. 101-105
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    本学の専門内科制を応用し, 臨床実技を身体診察のみに限定したspeciality based physical examination (SBPE) 方式を4年次診断学教育に導入し, 実技習得に効果のあることを前報で報告したが, 今回SBPE方式の内科診断学筆記試験への影響と内科診断学実技試験との関係につき検討した. 対象は導入前の平成4年度学生115名と導入後の平成6年度学生117名である.筆記試験成績は両年度間に有意の差が認められなかった. この成績は筆記試験と実技試験とでは互いに評価対象が異なっており, 前者は知識獲得, 後者は技能修得の学習成果を判定し, 今回対象学生のような臨床初期の段階においてはこれら両者間には直接的な関与がない可能性を示していると考えられた.
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  • 田村 暢煕, 鮴谷 佳和, 安田 幸雄, 大谷 信夫
    31 巻 (2000) 2 号 p. 107-111
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    金沢医科大学では平成6年度より第1学年のカリキュラムにsmall group learning (SGL) 方式が導入され, その1つに「医学英語入門」がある. このカリキュラムについて4年間の実施成果をみるために, 学年末に学生を対象に行ったポストアンケートと定期試験成績とを対比, 検討した. その結果, 1) SGLで行った医学英語入門のテスト (多肢選択形式) 結果は正規分布を示した. 2) ポストアンケートの結果から,「医学英語入門」は学生にとっては親近性が低いと感じられる教科であるにも拘わらず, 学生は興味が持てた, 勉強態度が改められた, などの良好な反応を示した. 以上より, 医学英語入門は初期医学教育として系統講義とは異なり, 学生のmotivationを高めるという独自の価値を持つカリキュラムであると考えられた.
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  • 小島原 典子, 岡本 高宏, 香川 順
    31 巻 (2000) 2 号 p. 113-118
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    本学では1999年4月より, 6年生の臨床実習のうち3か月を学生が自主的に選択した科を4週間ずつ体験させるクリニカル・クラークシップをスタートさせた.evidence-based medicine (EBM) に関心があっても日常診療に忙しい臨床実習ではその実践は困難であるのが実状である. 当教室では, マンツーマンで対応できるクリニカル・クラークシップを学生がEBMを理解する良い機会ととらえ, シナリオを用いたEBMの実践を試みたので報告する. 実際に学生が学習した過程を具体的に記載することによって, EBM教育の方法と結果を検討した. EBMの基礎知識を与え, テユートリアル形式で討論をしながら批判的吟味を進めると, 学生はかなりの理解を示した. 学生時代からEBMの考え方を身につけ, 初期臨床研修でトレーニングを重ねることにより, 生涯にわたる自己志向型学習 (self-oriented learning) の資質が養われるだろう.また, EBMを日常診療に活かす方法としてJAMAのUser's guideシリーズを元にしたワークシートをあわせて紹介した.今回のわれわれの試みは学生に対する1経験であるが, 今後, 学生教育においてもより具体的なEBMの教育方法の検討が望まれる.
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