医学教育
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33 巻 , 4 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
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  • 福本 陽平, 村上 不二夫, 今井 一彰, 小早川 節, 伊藤 由香, 河村 由吏可, 小野 咲弥子, 村上 泰昭, 立石 彰男, 川崎 勝
    33 巻 (2002) 4 号 p. 209-214
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    山口大学医学部では病棟実習前の5年生に客観的臨床能力試験 (OSCE) を課している. OSCEを3日間で実施するため, 遅い日程の学生の方が, 早く受験した学生よりも有利になるのではないかと推測される. そこで, OSCEでの医療面接において1名の評価者の育ごとの採点の平均値の差を統計学的に検討し, また, 2名の評価者による二重評価が行われたステーションでの, 評価者間の差についても検討した. その結果, 各列の評価者が行った3日間の評価では, いずれも有意差は認められなかったが, 二重評価では3か所中2か所で差がみられた. 今後, OSCEの評価者や評価表の標準化などについてさらに改善の余地があると思われた.
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  • 古谷 伸之, 川村 哲也, 福島 統
    33 巻 (2002) 4 号 p. 215-223
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    〈目的〉客観的臨床能力試験 (OSCE) での脈拍・血圧測定の課題において, 評価者間較差の原因となる評価システムおよび脈拍・血圧測定技能教育の問題点を検討するため.〈対象〉4グループ8名の評価者による医学部4年生のOSCE対象学生93名に対する186の評価結果.〈方法〉脈拍測定, 血圧測定, 口頭試問の全15評価項目につき, 各評価者グループの2人の評価者間の評価の差と評価内容の一致回答率を求めた. 一致回答率95%以上と, 95%未満の設問に対し少なくとも1つの評価者グループで学生2人以上に正負双方の不一致評価のある「双方向不一致」, それ以外の「一方向不一致」とに分類した.〈結果〉一致回答率95%以上となったものは,「了承確認」「内容告知」「水銀柱コックの解除」「触診法による推定」と口頭試問の「正常収縮期血圧」と「測定間隔・回数」であった. 一致回答率95%未満のうち一方向不一致は,「言葉遣い」, 脈の「触れ方」,「聴診器の留置」「マンシェットの減圧」「血圧所見の提示」と口頭試問の「絶対性不整脈」であった. 双方向不一致は「脈拍所見の提示」「マンシェットの装着」「マンシェットの加圧」であった. 考察: 評価者間信頼性を高めるためには,(1) 評価は単一のチェック項目による2段階評価のみとすること,(2) 触診法による予測された収縮期血圧の提示,(3) 口頭試問の廃止,(4) マンシェットの種類による適切な装着の指導,(5) 評価基準の明確化と十分な評価者トレーニングが必要と考えられた.
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  • 木村 琢磨, 尾藤 誠司, 鄭 東孝, 伊藤 澄信, 青木 誠
    33 巻 (2002) 4 号 p. 225-230
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    全国13病院の2年目研修医を対象に質問紙票にて調査を行い, 卒後初期臨床研修における研修医の達成感, 満足度にどのような因子が関与するかを検討した. 調査票の回収率は50%(n=89) であった. 100点満点に換算した研修医の達成感および満足度の平均±標準偏差はそれぞれ70±11, 68±16であった. 群別比較で, 研修医としての立場で患者に接するか否かが, 研修医の達成感 (P<0.16), 満足度 (P<0.14) に関連することが示唆された. 受け持ち患者数が多すぎても少なすぎても, 満足度が低くなる傾向があった. 性別, 研修方式, 研修手当は達成感, 満足度のいずれとも有意な関連を認めなかった.
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  • 上硲 俊法, 岡本 悦司, 土嶋 繁, 吉田 浩二, 佐藤 隆夫, 松尾 理
    33 巻 (2002) 4 号 p. 239-246
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    近畿大学では平成10年度からテュートリアルシステムによる医学教育を導入した. このシステム導入の効果と問題点を, 学生およびテュータに対してアンケートを行い検討した. 学生へのアンケート結果からは, 学生の約8割に自己学習時間の増加がみられ, また, テュートリアルが楽しいと考えている学生が多かった. 学生の約8割が科学的思考の訓練になるが, 平行しての講義はテュートリアルの興味や動機付けに役立つと考えていた. しかし, テュートリアルのハード面およびテュータへの不満が学年進行に伴い増加傾向にあった. テュータへのアンケート結果からは, 学生の学習への動機付け, 問題解決能力, 学生の討論の質はおのおの52%, 58%, 77%が向上したと回答があった. 問題点としては学力の二極分化への懸念, テュータの質, 意欲に不満などの意見が見られた. 総括;テュートリアル方式での教育効果を上げるためには学生の自主性のみならず, ハード面での改善, テュータの質的向上を図る必要がある.
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  • 伊藤 浩行, 松尾 理, 安富 正幸
    33 巻 (2002) 4 号 p. 247-252
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    平成5年度に1学年にPBLテュートリアル教育を導入してから, 既に8年が経過した: そこで, これまでの経過と問題点を平成9年度と12年度におけるアンケート結果を中心に検証した. 平成9年度ではPBLテュートリアル教育方法として好ましいと答えた学生は72%であったが, 12年度では92%に増加した. また, PBLテュートリアルは有意義であったと答えた学生は9年でも12年でもおよそ90%であり, 全体的には満足できる結果が得られている. しかし, グループ間やテュータによる差は依然として解消されておらず, よりよいPBLテュートリアルを実施するためには, テーマ (事例) の検討やテュータの教育・研修を繰り返すことが不可欠である.
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  • 鷲野 嘉映, 高橋 優三, 藤崎 和彦, 鈴木 康之, 丹羽 雅之, 中村 浩幸
    33 巻 (2002) 4 号 p. 253-260
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    客観的臨床能力試験 (OSCE) の評価者の負担を軽減し, 評価の標準化を進める1つの方法として, 学生の受験の様子を4方向から録画・録音するシステムを提案し, その有用性について評価した. 本システムは受験者の手技を4方向の画像として同時に同一画面で録画・録音するシステムであり, 受験者の評価は, 録画テープを用いて後日評価者の都合に合わせて行えることを特徴としている. 2つのワークショップにおいて試行を行い, 参加者の評価を得た. 参加者に行ったアンケート結果では, 共用試験レベルの試験においては80%以上が肯定的な判断をした. また, 70%以上が学生への教育効果が高まると評価していた. 本格導入については慎重な意見もあったが, OSCEの導入を容易にし, さらに評価者の能力の標準化が図れるOSCEの一形態として使用可能であると考えられる.
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  • 入江 悠子, 上岡 なぎさ, 小森 学, 九鬼 隆家, 岡部 尚行, 渋谷 まさと, 山本 知裕
    33 巻 (2002) 4 号 p. 261-267
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    G. Domanらが幼児教育で提唱している教材作成手法にしたがい, 心臓を右心系とは「別々に」左心系だけに絞り, 各部分の圧を圧力計の画像として「明確に」表現した心周期のデジタル教材を, 循環生理学を学習していない医学生に試用した. 同時に知識確認練習問題を多数提示し, 能動的に学習できるような機会を提供した. 当教材で学習後, 標準的な生理学の教科書を対照として提示し, 匿名アンケートを施行した. 全体的な印象を対照と比較する質問では, 86%の学生が当教材を支持した.
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  • 鶴崎 政志, 赤須 崇, 吉田 一郎
    33 巻 (2002) 4 号 p. 269-272
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    医学部3年生に行っている生理学の「消化・吸収」の自習, 復習用補助教材としてホームページを公開し, 利用している.ホームページを作成するにあたり, 効果的なページレイアウトおよびページ作成上の注意点などについてまとめた.最近のホームページ解説本などには, CGIの利用など高度なテクニックについての解説はみられるものの, 極めて基本的な部分での押さえておくべきことに関する事項があまり説明されていない物が多い.本稿はそのような点を含めてまとめてみた.レイアウトでは, 要点をまとめやすいように常に全体の構成が見渡せること, 脚注的な補助解説を適切に用いること, また編集・作成にあまり時間がかからないことなどを重要とした.内容的には一度に見渡せる情報量を極力少なくすること, 配色やアニメーションなどを適切に用いることで注意の持続を図ることなどが重要と考えられた.また, このような教材作成に当たっては, 著作権の問題が関係してくるが, 全国規模での自由に使える教材コンポーネントの蓄積が必要な点を提言したい.
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  • 安達 のどか, 中島 綾, 鈴木 絵理
    33 巻 (2002) 4 号 p. 273-275
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    私達は6年次に佐賀医科大学医学科選択コースの一環として, 米国, 英国での海外臨床実習をする機会を得た.米国はSutter Medical Center, Santa Rosaほか3か所の訪問に1名 (安達のどか) が, 英国はUniversity of Leicesterに2名 (中島綾, 鈴木絵里) が4週間の短期留学を体験した.この経験を通して私達は日本の医療・医学教育, 病院内ボランティアの在り方について見つめ直すこととなった.
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