医学教育
Online ISSN : 2185-0453
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34 巻 , 2 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 鈴木 栄一, 村松 芳幸, 真島 一郎, 下条 文武
    34 巻 (2003) 2 号 p. 69-73
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    卒前医学教育において, 内科教育に全人的医療をはじめとした広義の心身医学を学習させる試みを行った.臨床実習での98名の学生による担当患者のextra-medical problemとしてのレポートでは, 94.9%に全人的アプローチによる問題が取り上げられていた.その内容は, 心理的側面に64.3%, 社会的側面に50.0%, 経済的側面に5.1%, 医療者一患者関係に37.8%が触れていた.臨床実習終了後の82名の学生のEgogram Check Listsによる自我状態の自己評価では, CP (Critical Parent) 2.59±1.57, NP (Nurturing Parent) 4.59±1.89, A (Adult) 4.79±1.54, FC (Free Child) 4.85±1.64, AC (Adapted Child) 4.65±1.64であった.臨床実習前の自我状態と比較できた32名では, Aのみが有意に上昇していた (p<0.02).臨床実習を経験することにより, 客観的に物事に対処する自我状態が成長するものと思われた.卒前医学教育において心身医学教育は重要と考えられる.
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  • 田中 順子, 中澤 博江, 灰田 宗孝, 長村 義之
    34 巻 (2003) 2 号 p. 75-80
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    全国80医学系大学を対象にアンケート調査を実施したのでその結果を報告する.8割以上の大学がデジタル教材を所有し, 約95%の大学がIT機材を備えた部屋を持ち, コンピューター関連の授業を行っていることが分かった.しかし, デジタル教材作成の専門部門を設けている大学は1割強と少なく, デジタル教材に対する関心は高いが, 組織を立ち上げるまでには至っていない, すなわち過渡期にあるという様子がうかがえた.
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  • 上野 隆登, 吉田 一郎, 林 明宏, 高城 喜典, 渡邊 誠之, 黒木 岳人, 吉村 浩一, 牛島 公生, 末安 禎子, 松尾 和彦, 鳥 ...
    34 巻 (2003) 2 号 p. 81-87
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    久留米大学医学部4年生を対象に基本的臨床技能実習を実施し, その間学生の基本的臨床技能の向上を目的としたスキルスラボを利用し, その効果を検討した.4年生113名を対象とした.方法は10グループに分け各グループが2か月にわたりラボを利用した.ラボには救急蘇生モデル, 生体シミュレーター “イチロー”, ワイヤレス聴診器, 医学教育用ビデオなどを準備した.実習終了後, 使用体験に関するアンケート調査を行った.その結果, 半数以上の学生から基本的臨床技能の習得にスキルスラボが有用であったとの評価を得た.しかし, 教材の有効な使用法が十分に理解できずその結果, 有用でなかったと答えた一部の学生もいた.今後, 各種シミュレーターを導入し, 学生の基本的臨床技能の習得をさらに向上させるためスキルスラボの充実が重要であると考えられる.
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  • 山根 洋右, 塩飽 邦憲, 北島 桂子, 樽井 恵美子, エルデムビレグ アヌラード, ビアムバー エンヘマ, 米山 敏美
    34 巻 (2003) 2 号 p. 89-95
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    日本の医学教育改革がドラスティックに進められている中で, 社会医学系の教育改革も緊要な課題となっている.われわれは, 1978年来, 23年間にわたりコミュニティ基盤公衆衛生教育を継続して展開している.この教育モデルは, Family Health Practiceをコアとし, 学生主体の自主講義, 教官による系統講義, コミュニティヘルスへの参加行動研究, 健康福祉政策提言などで構成されており, 学生の主体的教育参加, ヘルスコミュニケーション能力の向上, 生物・心理・文化・地域複合体としてのコミュニティの問題把握, 学生およびコミュニティのエンパワーメント, 地域医療・健康福祉の総合的アプローチの理解などに効果的であった.今後, コミュニティ基盤教育モデルの研究開発が急がれる.
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  • 小西 友義
    34 巻 (2003) 2 号 p. 98-99
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 武田 裕子, 武田 多一, 田中 秀治, 松田 岳人
    34 巻 (2003) 2 号 p. 101-106
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    外傷患者に対する治療のゴールドスタンダードとして, 米国ではAdvanced Trauma Life Support (R) (ATLS (R)) が1979年に開発された.Prehospital Trauma Life Support (PHTLS) は, このATLS (R) と共通の理念に基づいて外傷患者の予後を改善すべく, 救急隊員や救急医療に携わる医師・看護師を対象に開発された教育プログラムである.われわれは, 今回, このPHTLSプロバイダー・コースとインストラクター・コースに参加し, PHTLSの指導資格を取得した.外傷患者を病院に搬送するまでの基本的なアプローチを修得できるプログラムである.
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  • 谷田 憲俊, 下山 孝, 関 眞, 垣下 榮三, 新家 荘平, 辻 智之
    34 巻 (2003) 2 号 p. 111-119
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    本学は「臨床問題解決のため倫理を理解し解決能力を修得する」を目標に「医の倫理」を第1学年次に採用した.科目は14授業時間で, グループ討論を2症例で行い, 主な倫理課題は講義を, また初日と最終日に同一の小試験を行った.成績は, 出席とグループ討論のレポートおよび最終小試験から評価した.最終小試験成績は2例目のレポート点と正の相関を認め, 1例目のレポート点と相関しなかった.合格の寄与因子は最終小試験成績と出席率であり, 出席率が独立寄与因子だった.最終小試験結果は成績と関連したが, 初回小試験は無関係だった.これらの結果は, 学生が倫理的問題の解決能力を修得するうえで「医の倫理」教育が有用だったことを示す.
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