医学教育
Online ISSN : 2185-0453
Print ISSN : 0386-9644
検索
OR
閲覧
検索
35 巻 , 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
  • 阿部 好文, 後藤 英司, 江口 光興, 豊田 長康, 伊藤 和夫, 稲葉 裕, 大野 良三, 神津 忠彦, 高桑 雄一, 武田 裕子, 田 ...
    35 巻 (2004) 1 号 p. 3-7
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    モデル・コア・カリキュラム「G. 臨床実習における到達目標」を, 診療参加型の臨床実習において実行可能な内容であるか否かという視点から検討した. このコア・カリキュラムとは別に, 共用試験実施機構医科OSCE分科会から到達目標の修正案が発表され, 厚生労働省の「研修医の臨床実技能力評価に係る研究班」も医学部卒業の時点での技能と態度の到達目標を提示している. 臨床実習の到達目標は, それらとの整合性を図る必要があろう. 臨床判断やプレゼンテーションといった基礎的臨床技能についてはさらに強調すべきであると考える. コア診療科で経験すべき症例は, 幅広い臨床能力をもった臨床医を育成するという視点から, 精選しなおすことも提言したい.
    抄録全体を表示
  • 山本 博道, 武田 裕子, 田邊 政裕, 阿部 好文, 後藤 英司, 神津 忠彦, 大野 良三, 伊藤 和夫, 稲葉 裕, 江口 光興, 高 ...
    35 巻 (2004) 1 号 p. 9-15
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    診療参加型臨床実習を導入し, より効果的な実習に改善していくためには, 運営を各診療科の裁量に全面的に委ねるシステムの代わりに, 学生の診療参加に対応できる新たな教育体制を整備して取り組む必要がある. その際に, (1) 医学部として組織的に取り組むこと, (2) 教育機能をもった診療体制を整備すること, (3) 診療に参加することに対する学生の自覚と指導医, 診療チーム, 病棟職員などの理解を促すことなどが重要である. これらを満たす教育体制をつくるために, 医学部長, 教授会, 教務委員会, 事務部, 医学教育ユニットなどの教育組織, 各診療科における臨床実習企画運営責任者, 指導医, 研修医, 学生などが果たすべき役割について提言する.
    抄録全体を表示
  • 阿部 裕美子, Janet DOMAN, 林 大吾, 上岡 なぎさ, 小森 学, 丸山 直樹, 宮崎 邦夫, 野口 賢吾, 大矢 敦, 岡部 ...
    35 巻 (2004) 1 号 p. 17-23
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    心周期をテーマに基本的な最重要情報を明確, 正確, 別々に提示するよう作製した「心周期: はじめの一歩」の教育効率を従来の教材と比較検討した. 医学部1年生26名を「はじめの一歩グループ」と「従来グループ」とに無作為に割り付けた.「従来グループ」には心周期に関する図表の数, 文字数, 説明方法が典型的と思われる某社の教科書を提示した. 学習者には, 教材の出典を盲検化した. 自習した後に同一のテスト (基本的な最重要情報に関する二者択一式問題30題) を施行し, 採点者には, 学生ごとの割り付けを盲検化した. 正解数は, 「従来グループ」では25.7±3.7 (mean±SD) であったが, 「はじめの一歩グループ」では29.4±1.1であった (p<0.01).
    抄録全体を表示
  • 北 啓一朗, 真野 鋭志, 大澤 幸治, 斎藤 清二, 渡辺 明治
    35 巻 (2004) 1 号 p. 25-31
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    当科での卒後臨床研修の実状を把握し, 研修期間に特に伸ばしたい能力とは何か, それを伸ばすために指導医は今後どのように研修医と向き合うべきかについて, 質的研究法を用いて検討した. 富山医科薬科大学附属病院第3内科で研修中の研修医7名に対し, 生活実態調査, グループ面接, アンケート調査, 半年間の参与観察を行った. 得られたデータと事例分析から, 研修期間に伸ばしたい能力として「患者さんの近未来を予測し物語ることのできる力, 〈見立て力〉が重要である」とする仮説を生成した. これに基づき, 研修医の見立てを繰り返し聞くことを意識的に実践してみたところ, 指導医の一方的な指示は減り, 研修医は指示的介入を受けることなく問題を抽出し解決できる場面が増えた.
    抄録全体を表示
  • 田川 まさみ, 一瀬 正治, 田邊 政裕
    35 巻 (2004) 1 号 p. 33-42
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    医学部学生の身体診察実習におけるgenderに関する意識を明らかにし, 望ましい実習の計画と, 学生の医師としての診療態度の修得を評価するために, 医学部2, 4, 6年の学生245人にアンケート調査を行った. 学生は健常者や同級生との診察実習の意義を理解しており, 男子学生よりも女子学生の方が異性を対象とした実習の必要性を認識していた. 異性同級生の診察における差恥心は学年が進むとともに低下した. 男子学生では診察被験者となることへの抵抗感は学年とともに消失する傾向が認められた. 女子学生は男子学生の被検者となること, および男性指導者による実習の被検者となることに抵抗感を示した. アンケートの解析により, 医学部の学生は学年が進むとともに身体診察を抵抗なく行う態度を修得していること, ならびにgenderに配慮した実習を行う必要が認められた.
    抄録全体を表示
  • 山根 洋右, 塩飽 邦憲, 北島 桂子, 下野 久美子, 樽井 惠美子, Anuurad ERDEMBILEG, Enkhmaa BYAMB ...
    35 巻 (2004) 1 号 p. 47-52
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    日本の医学教育改革が精力的に進められている中で, 公衆衛生学の教育改革も緊要な課題となっている. 国際的にはヘルスプロモーションを基盤として, 「新しい公衆衛生」が提起されている. この「新しい公衆衛生」の中心的重要概念と支援理論を明らかにし, 1978年来, 継続して行っている地域基盤公衆衛生学教育モデルの「新しい公衆衛生」学教育導入への有効性と, この教育モデルの開発と普及化の課題を検討した.
    抄録全体を表示
  • 白神 誠
    35 巻 (2004) 1 号 p. 53-56
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    現在の医療や保険制度がおかれている状況や海外の状況を見れば, 今後薬剤経済学が薬剤師にとって重要なものとなるのは間違いない. 平成14年8月に日本薬学会より公表された, 「薬学教育モデル・コアカリキュラム」でも薬剤経済学が薬学専門教育の一分野として取り上げられた. しかし, 薬剤経済学は薬学部の多くの教員にとってなじみの薄い分野である. このような分野を薬学教育のカリキュラムに取り入れるための取り組みについて説明する. 単独の科目として設置するほどには理解が得られないことから, 現在担当している科目の中で取り上げることから始めた. しかしこれを単独の科目とし, さらに必修科目にするためにはまだ多くの努力が必要である.
    抄録全体を表示
  • 古谷 伸之, 吉田 博, 多田 紀夫, 小林 正之
    35 巻 (2004) 1 号 p. 57-63
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    安全かつ効果的なクリニカル・クラークシップ導入への準備教育として, 問題基盤型学習 (problem based learning: PBL) の考え方を応用した4週間の臨床実習カリキュラム (問題基盤型臨床実習) を提案し, 医師の生涯を通じて必要とされる自己成長的な学習能力の養成を試みた. 実習は第1週目を診療準備期とし, 問題解決法, 基本的診療技能および臨床推論の準備トレーニングを行った. 第2週目および第3週目の診療実習期で患者を担当し, 第4週目は問題解決期として患者の担当を離れて問題解決に専念した. 問題の抽出と解決は第2週目より行われ, 抽出された問題点を書き留める「問題ノート」と解決した内容を記載する「解決ノート」の日常的な記録により促され, 問題解決に関する発表・討論を行うカンファレンスにより理解を深めることとした. さらに, Evidence-based Medicine (EBM) を問題解決のための一手法として教育し, 担当患者の具体的な問題解決を行った. た, POSに基づいた診療録記載教育を学生間相互オーディットにより実践し, 診療録および診療内容の自己成長的な改善を促した. 本カリキュラムにより, 学生は自己成長的な学習方法の方法論を身に付けるだけでなく, 患者の問題点を深く考察し患者に貢献しうる提案が可能となることにより, 向上への明らかな動機付けが認められた.
    抄録全体を表示
    • |<
    • <
    • 1
    • >
    • >|
feedback
Top