医学教育
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35 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 山崎 久美子, 山崎 幸子
    35 巻 (2004) 2 号 p. 77-82
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    コミュニケーション教育を受ける前の医療系大学生93名を対象に, 患者が医療者に訴える場面を想定した質問紙調査を行い, 5つの応答様式における好みを測定した. 同時に, ある応答様式が個人の心理行動特性と関係するかどうかを既存の4つの尺度を使用して検討した. 測定の結果から, 医療系大学生の応答様式には一定の癖が存在することが明らかとなった. また, ある応答様式は, 特定の心理行動特性と有意な相関を示した. このことから, コミュニケーション教育の担当者は, 学生のコミュニケーション・レベルを理解したうえで, 医療の場で有用な多様なコミュニケーション様式を学生に習得させることが大切であることが示唆された.
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  • フェターズ マイク D., 吉岡 哲也, 佐野 潔, シーツ ケント J.
    35 巻 (2004) 2 号 p. 83-88
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    外来診療教育を成功させるためにはプライマリ・ケア医の参加が不可欠である. 米国・家庭医療学教師会 (STFM) プリセプター教育プロジェクト (PEP) が作成した“PEP2 Workbook”は成人教育モデルに基づいて外来診療教育を効率的, 効果的に行うためのさまざまな方略を臨床医に与えてくれる. これは学生を受け入れる準備, 1日目の活動, 1分間プレセプティング法, 学生の観察法, 学生へのフィードバック法, 問題への対処法からなり, 実践の場にすぐにでも適用できるものである. これを用いればプライマリ・ケア医が即座に外来診療における教育者としての能力を身に付けることができる.
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  • 小田 康友, 大西 弘高, 江村 正, 山田 雅彦, 山城 清二, 小泉 俊三
    35 巻 (2004) 2 号 p. 89-94
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    佐賀医科大学附属病院 (現・佐賀大学医学部附属病院) 総合外来診療実習中の6年次医学生に対する患者満足度を米国内科学会の患者満足度評価票10項目のうち6項目を用いて調査し, 卒前教育におけるコミュニケーション技法教育の問題点を検討した. 各項目には不十分 (1点)~特に優れている (5点) の5段階で回答を得た. 平均スコアは3.38±0.66 (よい~非常によい) で, コミュニケーションの態度に関するほかの4項目に比べて, 「患者の質問への回答」「説明の明瞭さ」についての評価が低かった. これは佐賀医科大学の卒前教育カリキュラムにおいて患者への教育的介入に関する技法が不十分である問題を示唆した.
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  • 高松 英夫, 宇宿 功市郎, 山岡 章浩
    35 巻 (2004) 2 号 p. 95-99
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    わが国では外科系診療科のクリニカル・クラークシップ (クリクラ) は手探りの感が否めない. 著者の1人は文部科学省短期在外研究員として, 米国のいくつかの大学を訪問する機会を得たので, 米国における外科系クリクラの現状を報告する. 訪問先は6大学であり, これらの大学で医学教育についての情報収集を行った. 今回対象としたのは3年次の外科系クリクラである. 外科の実習は1年間にまとめて2~3か月のみであり, 4週間程度を1コースとして2~3診療科をローテートしている. 外科系全科をローテートすることは困難であり, 補完的に毎日2時間程度の講義で基本的な知識の修得を目指している. 実習は外来の問診, 手術室での助手, 病棟廻診などが主体である. 患者の回転は速いものの, プロブレムリストの作成などは必要であり, 知識の応用は十分になされていた.
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  • 柵山 年和, 福島 統, 山崎 洋次
    35 巻 (2004) 2 号 p. 105-109
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    本学では平成10年度より6年生の選択臨床実習の一部を海外で行うことを認めており, 今年度までに28名が行った. 今回, 海外実習経験者に対して海外臨床実習の効果, 問題点などについてアンケート調査を行った. アンケート項目は, 実習先選択理由, 研修先言語の学習法, コミュニケーション, 実習内容などである. アンケートの回収率は68%であった. 実習先は英語圏が大多数であり, 実習期間は平均で2.3か月 (1~3か月) であった. 実習経験の満足度については, 皆満足していたが, コミュニケーションについては語学力不足を感じる意見が多かった. また大学への規制緩和および期間の延長などの意見も多かった. 海外選択性臨床実習経験が卒後の進路に大きな影響を与えていると考えられ, このような有用な海外臨床実習を推進するため, 今後受入先とのより詳細なコンタクトの確保や保険などの完備が必要と思われた.
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  • 仁田 善雄, 奈良 信雄, 石田 達樹, 福島 統, 齋藤 宣彦, 福田 康一郎, 高久 史麿, 佐藤 達夫
    35 巻 (2004) 2 号 p. 111-118
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    平成14年の1~8月に共用試験CBT第1回トライアルが実施された. 医学系の受験者総数は5, 693名, 解析対象者数は5, 676名であった. 試験問題として5肢択一形式を用いた. 基本統計量は最高値92点, 最低値19点, 平均値55.9点, 標準偏差10.2であった. 得点の分布は正規分布を示した. 各学生に出題されたテストの項目は異なるが, 難易度に大きな差は見られなかった. モデル・コア・カリキュラム別にテスト項目の評価を行うのに, 正答率, 識別指数, 点双列相関係数を求めた. 正答率はモデル・コア・カリキュラムの項目Aで最も高く, 項目B, C, D, E, Fはほぼ同様であった. 識別指数, 相関係数は項目A, Fが低値を示し, 項目Cは最高値を示した. 今回のトライアルでは想定した正答率よりもかなり低い正答率であったが, 識別力が高いテスト項目が多かった. 問題評価分科会においてテスト項目の評価, プール項目の決定, 第2回トライアルのための新しいテスト項目のブラッシュアップ作業を行っており, 有用な試験問題の蓄積ができることが期待される.
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  • 安成 憲一, 浅田 章, 山野 恒一, 西沢 良記, 新藤 光郎, 津村 圭, 広橋 一裕, 荒川 哲男
    35 巻 (2004) 2 号 p. 121-126
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    大阪市立大学では1994年度より1年次学生に早期体験実習 (early exposure) として, 附属病院, 公立教育病院, 一般急性期病院, 公立一般病院における看護体験実習を必修化している. 本研究では, 実習の体系が定まった2002年度について実習生の自己評価と看護師の評価の比較に焦点をあてて検討し, 評価者から実習生へのフィードバックを介して, より良い早期体験実習の形を提言することを目的とした. 対象は医学生82名とその評価看護師82名である. 実習は1病棟に学生を2名ずつ割り振り, 2日間計16時間介護などを体験する実習を行った. 各実習終了後に, 実習生には実習の満足度を問う自記式調査表 (1. 実習時の緊張, 2. 実習の辛楽, 3. 実習の面白さ, 4. 実習の意義, 5. コミュニケーション, 6. 患者の意見, 7. 学習の方向性, 8. 患者家族との会話, 9. 病棟の生活環境, 10. 関連部門の理解を評価) を提出させた. また, 評価をする指導看護師に協力してもらい, 同様の調査表を客観的に評価してもらった. 実習生の各項目の評価には, 大きなばらつきは認められず, 比較的均質な早期体験学習が行われていることが示唆された. 実習生は学習の面白さや実習の意義について高い自己評価を下し, 早期体験実習を意義あるものとしていたが, 看護師側のそれらの項目の評価は高いものではなかった. 附属病院看護師の評価は学習の方向性, 患者家族との会話, 病棟の生活環境などにおいても実習生自身の評価よりも有意に低かった. 今後はこの結果を踏まえて, 早期体験実習のカリキュラムを看護師サイドの協力を得て改善していく予定である.
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  • 福元 裕二
    35 巻 (2004) 2 号 p. 127-134
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
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