医学教育
Online ISSN : 2185-0453
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36 巻 , 1 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
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  • 仁田 善雄, 前川 眞一, 柳本 武美, 前田 忠彦, 吉田 素文, 奈良 信雄, 石田 達樹, 福島 統, 齋藤 宣彦, 福田 康一郎, ...
    36 巻 (2005) 1 号 p. 3-9
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    共用試験CBTにおける項目反応理論の有用性を評価するために, 2002年の2-7月に実施した医学系第1回トライアルのデータを解析した. このトライアルはモデル・コア・カリキュラムの大項目分類 (6分野) をすべてカバーできるようにデザインされており, 含まれている試験問題数は2, 791題であった.各分野において, 3-40題の問題がランダムに抽出され, コンピューターシステムを用いて5, 693名 (4年生-6年生: 解析対象者5, 676名) の学生に実施された. 各学生には100題出題された. 項目反応パターンについては3母数ロジスティックモデル (項目識別力, 項目困難度, 当て推量) により分析した. 以下の知見が得られた. 1) 項目困難度と正答率には強い負の相関がみられた (r=-0.969--0.982). 2) 項目識別度と点双列相関係数には中程度の相関がみられた (r=0.304-0.511). 3) 推定された能力値と得点とには強い正の相関が見られた (r=0.810-0.945). 4) 平均能力値は学年が上がるにつれて増加した. 5) モデル・コア・カリキュラムの6分野間の能力値の相関係数は0.6未満であった. 1人ひとりが異なる問題を受験する共用試験の場合, 項目反応理論を使用することが望ましいと考える. 第1回トライアルは, 項目反応理論を使用することを想定してデザインされていなかった. 第2回トライアルでは, これらの比較を行うために適切にデザインされたシステムを用いた. 現在, この結果について詳細に解析を行っているところである.
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  • 奈良 信雄, 齋藤 宣彦, 倉本 秋, 後藤 英司, 中島 宏昭, 福島 統, 堀内 三郎, 吉岡 俊正, 仁田 善雄, 石田 達樹, 麻生 ...
    36 巻 (2005) 1 号 p. 11-16
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    全国共用試験におけるCBT (Computer-based Testing) の問題作成技法の向上を目的として, 多肢選択問題作成技法を中心とした学内問題作成ワークショップ (以下WSと略) が30大学で開催され, 問題検討小委員会から講師が派遣された. WSでは, 客観問題作成における留意点およびCBT問題作成における注意点などが講演された後, 出席者全員が問題作成とブラッシュアップの演習を行った. WSの成果を第2回トライアルと第3回トライアルでの問題採択率で比較したところ, WSを開催した30大学では未実施の50大学に比較して有意に採択率の向上が認められた. 問題作成のためのWSがCBT問題作成技法の向上に有意義であったと結論できる.
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  • 三澤 仁, 加藤 温, 佐々木 亮
    36 巻 (2005) 1 号 p. 17-21
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    全人的医療の必要性が問われて久しい. そして初期研修中に身体だけでなく精神的ケアのトレーニングも必要であるとの意見が強くなってきた. そのような経緯もあり, 平成16年度からの初期臨床研修必修化に伴い, 精神科研修も必修化されることになった. 今回われわれは実際に精神科を研修した一般科研修医, 受け入れる側の精神科医から得た意見を元に, 精神科研修の必修化の意義を改めて検討した. その結果, 精神科研修が一般医の教育として真に実のあるものであるためには, 1) 単なる精神医学的知識だけでなくいわゆる「感性の練磨」など精神科医療の根底にある態度や姿勢を研修医は習得すること, 2) リエゾン, プライマリで必要な内容が研修ではまず要求されている, という精神科側の自覚, の2つが必要であると思われた. また精神科側ではこの研修の導入によって, 精神科医療が変わる可能性も秘めていると考えられた.
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  • 津村 圭, 荒川 哲男, 吉川 純一, 向井 梨恵, 本田 裕美, 高岡 志帆
    36 巻 (2005) 1 号 p. 23-26
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    大阪市立大学医学部では1999年からすべての6年次学生が大学病院外での臨床実習を行っている. この制度では国内病院以外に, 海外の病院での実習が選択でき, 2002年度までに, 32名の学生が海外7か国で実習を行った. 海外臨床実習は, 受け入れ病院の情報を得ることと英文での書類作成が必要となり, 従来の実習とは異なることが多い. しかし, 多くの学生にとって, 海外病院の情報収集や手続きは難しく繁雑であるため, 学生による海外実習支援組織が2000年に発足した. また大阪市立大学医学部は, この制度を円滑に実施するため学生の参加資格や病院の選択基準などの制度を制定した. 海外臨床実習を進める上で大阪市立大学医学部が直面した問題点と対応および学生による海外実習支援組織について報告した.
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  • 池本 桂子, 石橋 一寿, 中川 季子, 西 克治
    36 巻 (2005) 1 号 p. 31-37
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    インフォームド・コンセント, 患者の意向の尊重といった医療倫理の教育目的で, 滋賀医科大学法医学教室において, 4年生の授業の1コマ (90分) にエホバの証人の医療機関連絡委員会による「輸血の代替療法-簡便・安全・効果的」というビデオの上演を含む患者側面からの講義を導入した. 教員は, 導入部分, 質疑応答, 総括を扱った. アンケートでは, 大半の学生が, 「良かった」「有意義」「貴重な経験」と答え, 「患者の決定を尊重して治療することを再確認した」「どんな患者さんの意向も生かせるような技術と心を身につけたい」など, 医療者としての倫理的態度の向上に寄与したことを示す回答も多かった. 倫理教育上有効な方法であることが示唆されたため, 1例として報告した.
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  • 加藤 智美, 鈴木 康之
    36 巻 (2005) 1 号 p. 39-43
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    医系学生に対する遺伝医学教育において, ビデオ教材「生命倫理を考える-終わりのない8編の物語: National Film Board of Canada」より, 胎児診断された二分脊椎症例をめぐるビデオを視聴し, 出生前診断に対する意識調査を行った. 医学科女子学生は男子学生に比べ障害を受容する姿勢が有意に高く, 出産についても前向きな理由が多く認められた. 保健師学生も女子医学生と同様の傾向を示し, 助産師学生は一層受容的な傾向を示した. これらの調査結果は遺伝医学教育, 生命倫理教育のありかたを考える上での基礎資料となると考えられる.
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  • 高屋敷 明由美, 岡山 雅信, 大滝 純司, 三瀬 順一, 中村 好一, 梶井 英治
    36 巻 (2005) 1 号 p. 47-54
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    大学の医学部6年生全員を対象に, 地域医療実習での具体的な体験状況とそれらに対する必要性の認識を明らかにすることを目的に, 自記式調査を行った. 地域医療実習での体験に関する質問項目は, Delphi processなどを用いて開発した. 回収率の低い1大学を除く659名 (回収率75%) を解析対象とした.必要性の認識は, 比較対照のために用いた「分娩の見学」以外の全項目で非体験群より体験群が有意に高く, 「患者宅での患者との会話」「他医療機関への患者紹介場面の見学」「外来での看護師の業務見学」「他職種カンファレンスの参加」などの項目で特に大きな差が認められた. 地域医療実習を実施することにより医学生がその意義を見出す可能性が示唆された.
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  • 飛松 好子, 本郷 道夫, 山田 章吾, 大内 憲明, 林 富, 篠澤 洋太郎, 竹内 和久, 加賀谷 豊, 藤盛 啓成, 石井 誠一
    36 巻 (2005) 1 号 p. 55-60
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    地域連携に基づく早期体験に対する学生の反応を1年生と2年生で比較した. 対象は, 2001年入学の2年生102人と, 2002年入学の1年生97人であった. 同じ早期体験2週間コースを両学年に施行した. 終了後アンケート調査を行い, 学年間のコースに関する感想の相違について調査した. その結果, 医療, 福祉に関する施設実習, 病棟実習, 患者さんのお話に対する興味に学年間の相違はなかったが, 理解は2年生の方が, ふれあいは1年生の方が有意にできたと答えた. 学生の実習態度に対し, 地域施設からの批判を受けた. 事前の綿密な準備の不足がその一因と考えられた.
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  • 36 巻 (2005) 1 号 p. 61-66
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
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