医学教育
Online ISSN : 2185-0453
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38 巻 , 4 号
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  • Yasushi MIYATA, Tatsuro MORISAKI, Wari YAMAMOTO
    38 巻 (2007) 4 号 p. 231-238
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    The selection of a primary care career by Japanese medical students is said to be increasing however there are no studies to support this belief.In order to fully understand the alleged increase in the number of medical students choosing primary care we believed that an examination of the factors influencing medical students' decision-making would be helpful.
    1) We distributed questionnaires to two hundred ninety eight medical students in 2004 who would graduate in four months from three Japanese medical universities.
    2) Questionnaires included demographic factors, career choice, important career choice factors, interest in community medicine, willingness to engage in community medicine, thinking community medicine is useful, and satisfaction with curricula.
    3) There were significant associations between a primary care choice and social experience, lifestyle preference, interest in community medicine, willingness to engage in community medicine, and contact with primary care faculty.
    4) Using a logistic regression model, lifestyle preference, male gender, social experience before entrance to a medical university and contact with primary care faculty were four significant factors.
    5) It might be important to consider those factors in addition to curriculum reform to increase primary care career choice among Japanese medical students.
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  • 和田 耕治, 坂田 由美, 角田 正史, 奈良井 理恵, 田中 克俊, 相澤 好治
    38 巻 (2007) 4 号 p. 239-244
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    医療安全は重要な課題として取り組まれている.しかしながら, 研修医のインシデントとアクシデントの件数に関しては, 個別の医療機関で集計, 分析が行われているものの, 多施設を対象にした調査は十分に行われていない.本調査では研修医の1年目と2年目が経験したインシデントとアクシデントの件数の現状について調査を行った.
    1) 臨床研修指定病院14か所に在籍する研修医1年目と2年目の計231人を対象に質問票調査を2005年8月末に行い, 192人より回答を得た (回答率83.1%).
    2) 臨床研修開始後に経験したインシデントとアクシデントの件数の回答をもとに, 研修医の人数と研修期間より研修医1人の1か月ごとの発生率を算出した.
    3) 1年目のインシデントの発生率は0.79件/研修医/月 (95%Confidence Interval (CI): 0.30-1.28) で, アクシデントは0.13件/研修医/月 (5%CI: 0.06-0.20) であった.
    4) 2年目のインシデントの発生率は0.24件/研修医/月 (95%CI: 0.14-0.34) で, アクシデントは0.06件/研修医/月 (95%CI: 0.01-0.11) であった.
    5) 1年目と2年目それぞれにおいて性別, 年齢, 所属医療機関の病床数とインシデントとアクシデントの件数については有意な差は認められなかった.
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  • 渡邉 淳, 浅野 ありさ, 三宅 秀彦, 右田 真, 平井 幸彦, 志村 俊郎, 島田 隆
    38 巻 (2007) 4 号 p. 245-250
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    遺伝子医学の進歩が急速に臨床に還元されつつある.わが国では遺伝が含まれる高校生物を未履修である医学部学生が多い.また, 医学教育では臨床の場面で遺伝情報をどのように適切に扱うかを理解し, 考える機会はほとんどなく, 臨床遺伝教育をどの時期にどのような内容で行うかこれまでほとんど検討されていない.本論文では日本医科大学で基礎医学, 臨床医学を通して実践してきた臨床遺伝教育について報告する.
    1) 第2年次分子遺伝学実習時に, 「色覚異常」について, インターネットを用いた情報収集とロールプレイ実習 (180分) を行った.
    2) 平成14年から第4年次に臨床科目が臓器コース別に変わるのに伴い, 臨床遺伝コース (45分18回) を開始した.
    3) この臨床遺伝コースでは知識習得となる系統講義だけでなく, 患者会の講演, 家系図の書き方実習, ロールプレイや倫理問題に関する討論も取り入れ学生からの評価も高かった.
    4) 臨床遺伝教育は, 題材によっては医療導入として早期教育においても行うことができる半面, 遺伝医療の重要性を理解してもらうためには疾患像がつかめる臨床科目終了後に行うことが有効である.
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  • Yasushi MIYATA, Kazuo YAGITA, Wari YAMAMOTO
    38 巻 (2007) 4 号 p. 251-257
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    Although simulated patients (SPs) has become indispensable for the development of medical students' communication skills, few studies have analyzed the effects of SPs on medical students. In particular, no studies have examined the effect of the feedback that medical students receive from SPs during communication training sessions.
    1) We invited students to complete a questionnaire and participate in a group interview; the responses and opinions obtained were then analyzed both quantitatively and qualitatively by two independent analysts.
    2) Sixty-four percent of students were satisfied with SPs' feedback, whereas 28% of students preferred toreceive negative feedback as a way to improve their skills.
    3) Some students criticized SPs' feedback and SPs themselves.
    4) The SPs' feedback should focus more on the negative aspects of students' performances, and faculty members should provide a safe and secure educational environment for both students and SPs.
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  • 鶴岡 浩樹, 鶴岡 優子, 梶井 英治
    38 巻 (2007) 4 号 p. 259-265
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    Narrative-based medicine (NBM) とその教育の重要性が認識されているが, 教育方法についてスタンダードは 確立されていない.自治医科大学では医学部4・5年生を対象に平成17年度の地域医療・総合診療BSLにおいて小グループによるNBM実習を開始した.
    1) 実習を受けた学生140名を対象に, 学生が何を学び, 何を考えたか把握し, 今後のNBM教育の方法や方向性を探究した.
    2) EBM・medical cornmunication skill (MCS) などの視点を盛り込んだ在宅ケア患者のシナリオを用い, 小グループで段階的に自由討論を行い, 実習後に「良かった点」「悪かった点」などを自由記載させ, これを質的に解析した.
    3) NBM実習は, 臨床における物語の重要性を認識させ, EBM・MCSなど地域医療で必要なスキルの理解を深め知識を総括する手助けとなり, 医療者としての自分と他者への気づきを芽生えさせた.
    4) リアルなシナリオを用いた小グループによるNBM実習は, 学生の気づきと想像力を活発化し, NBM教育の一方法として大きな可能性をもつ.
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  • 西城 卓也, 田川 まさみ, 大西 弘高
    38 巻 (2007) 4 号 p. 271-273
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) オタワカンファレンスはAAMC (Association for American Medical Colleges) やAMEE (Association for Medical Education in Europe) の年次集会と並ぶ医学教育国際学会の1つである.
    2) 主なトピックスとして, 医療専門職種間教育, FD, 省察的実践, 臨床技能評価における判定基準設定, Key Feature Problem, Multi Source (360 degree) Feedbackが注目された.
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  • 奈良 信雄, 伊藤 雅章, 後藤 英司, 齋藤 宣彦, 田中 雄二郎, 田辺 政裕, 福島 統, 堀内 三郎
    38 巻 (2007) 4 号 p. 275-278
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 2003年度-2005年度の3年間にわたり, 全国医科大学, 医学部で開催された大学教員研修 (FD) の現状を調査した.
    2) FDのテーマは, PBLテュートリアル, CBT客観試験問題作成, 臨床研修などに関するものが多かった.
    3) FDは教員の教育に対する意識の向上に貢献していることが確認できた.
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  • 工藤 由佳, 小西 孝典, 濱田 美帆, 後藤 あや, 安村 誠司
    38 巻 (2007) 4 号 p. 279-283
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 日本, ベトナム, タイの産科の医学教育を比較した.新卒医師に要求される技術レベルに応じて教育内容が各国で異なることが明らかになり, 日本とベトナムの医師からは学生の自主性を求める意見が聞かれた.
    2) ベトナムの学生は日本の学生より経験症例数が多く, 産科の理解度・習得度を有意に高く自己評価した.
    3) 日本においては, クリニカル・クラークシップの導入などにより, 学生に医療チームの一員として役割を与えること, そして, 学生自身の学ぶ姿勢の向上が課題であると考えた.
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  • 大石 崇史, 中尾 睦宏, 矢野 栄二
    38 巻 (2007) 4 号 p. 285-288
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 2002年の医師法改正により聴覚障害者や視覚障害者などに対して医師免許取得を制限していた「絶対的欠格条項」が廃止され, 帝京大学医学部では聴覚障害を有する医学生が5年生まで進級した.
    2) 学生側・大学側双方が試行錯誤をしながら進学上の問題解決を図ってきたが, 聴覚障害は「気づかれない障害」と称されるように, 障害を有していること自体を認識してもらえないことが多い.
    3) 聴覚障害を有する医学生が医師になるためには, 周囲の理解と協力が不可欠である.また経済面では十分な公的奨学サポート体制の整備などが望まれる.
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