医学教育
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38 巻 , 5 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 阿部 恵子, 鈴木 富雄, 藤崎 和彦, 伴 信太郎
    38 巻 (2007) 5 号 p. 301-307
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    医学教育改革及び共用試験OSCE (Objective Structured Clinical Examination) 導入に伴い, SP養成は急速に活発化した. その一方で, 養成者の能力不足. SPの質のバラツキなどの問題が浮上した. SPの質の向上を目指すために, SPの活動状態とその時の精神状態を理解することが必要と考えた. 本研究の目的はSPの活動とその意識を明らかにすることである.
    1) 全国59SPグループのSPを対象に自記式調査を実施し, 532人中332人 (62%) のSPから回答を得た. その結果を量的・質的に分析した.
    2) SPの総数は532名, 男女比は1: 4, 職業の有無は約1: 2, そして50-69歳が6割を占めた.
    3) 質的分析から, SPが興味を感じる要因は社会貢献と自己向上で, 96%のSPは満足感があり, その最も高い要因は「学習者の成長を実感」であった.
    4) 一方, 67%のSPは負担感が持ち, 「フィードバック」「評価」「演技」の3つのコア・スキルに対し難しいと感じていた.
    5) SPの負担感減少のために練習を充実させることが今後のSP活動の発展につながるであろう.
    5) The current survey implies that adequate SP training will contribute to reduce their difficulties and to develop their activities.
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  • 岩脇 陽子, 滝下 幸栄, 松岡 知子
    38 巻 (2007) 5 号 p. 309-319
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 臨地実習において看護学生が体験しているコミュニケーション技術の学年ごとの特徴の変化を明らかにすることである. 臨地実習終了後に看護学生に患者とのコミュニケーション成立の要因, 不成立の要因, コミュニケーション技術の改善点について尋ねた. 記述された内容を質的に分析した.
    1) 成立の要因のテーマとして抽出された記述件数が最も多かったカテゴリは, 1年次で「話題」, 2年次で隠者の状態」, 3年次で「話し方」であり, 1年次で「非言語的コミュニケーション」の記述件数が多かった.
    2) 不成立の要因として, 「話し方」のサブカテゴリである [患者の理解不足][一方的な質問] は3学年に共通してみられ, 1年次は [声の大きさ・スピード], 2年次と3年次は [患者の不安への対応の未熟さ] のサブカテゴリが抽出された.
    3) コミュニケーション技術の改善点のテーマとして抽出された記述件数が最も多かったカテゴリは, 「話し方」と「自分の態度」であり, 1年次で [話の流れの作り方] と [患者の尊重], 2年次で [発言を引き出す話し方] と [緊張の克服], 3年次で [受容] と [自己開示] のサブカテゴリが抽出された.
    4) 臨地実習における看護学生のコミュニケーション技術の学年ごとの体験の特徴を踏まえた学習支援として, 1年次は話題の選択と非言語的コミュニケーション, 2年次は患者のニーズの把握3年次は患者の思いを受けとめる指導の必要性が示唆された.
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  • 坂崎 貴彦, 久保田 正和, 押田 芳治
    38 巻 (2007) 5 号 p. 321-324
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 保健師・看護師と, 助産師・看護師のそれぞれの統合カリキュラムは, 1997年4月に同時に制定された. 2006年4月現在, 前者は10校開設されているが, 後者は1校も開設されていない.
    2) 助産師・看護師統合カリキュラムについては, 地域看護の単位数が少なく, 病気や高齢を伴うことが少ない助産師教育を統合させること自体に無理があったのではないだろうか.
    3) 助産師・看護師統合カリキュラムは, 実用性の検証が不十分なままに制定されたと考えることも可能であるが, 助産師不足が叫ばれている昨今, 制度を活用する学校が現れることを望みたい.
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  • 北内 信太郎
    38 巻 (2007) 5 号 p. 325-327
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 人間尊重原則は態度教育の基本である.
    2) 人間尊重原則を念頭に置いた医療面接, 身体診察の実践は, 優れた態度教育であり, その教育技法としては, 絶えざる反復訓練による習慣づけが考えられる.
    3) 臨床技能教育に当たっては, 臨床技能が持つ二面性 (人間的および技術的) を念頭に置かねばならない.
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  • マイマイティ パリダ, 紙屋 克子, 落合 幸子
    38 巻 (2007) 5 号 p. 329-333
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 本研究では, 職業的アイデンティティ形成の促進を目的とした実習直前指導が看護学生の職業的アイデンティティ, 自己効力感, 評価懸念に与える影響を明らかにする.
    2) 看護専門学校3年生67名を対象に, 独自に作成した実習直前指導 (講義2時間, 技術演習3時間) を実施し, その前後で質問紙によるアンケート調査を行った.
    3) 実習直前指導は学生の職業的アイデンティティ, 自己効力感を高め, 評価懸念を低下させることが確認された.
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  • 伊藤 聡, 堤 明人, 真村 瑞子, 後藤 大輔, 松本 功, 住田 孝之
    38 巻 (2007) 5 号 p. 335-339
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    筑波大学の5年生, 6年生の臨床実習では, 学生は診療録に記載をし, 経過表を作成, 回診でプレゼンテーションを行なっており, 従来型の教育よりも, より臨床に参加できるクリニカルクラークシップをめざしている. アンケートにより, 学生が膠原病グループのクリニカルクラークシップをどのように評価しているかと, インフリキシマブ投与実習導入の影響について検討した.
    1) 2000年から2005年に筑波大学附属病院膠原病リウマチアレルギー内科で臨床実習を行なった学生に, アンケート調査を行なった. 2003年10月からは, 指導医のもと生物学的製剤 (インフリキシマブ: IFX) 投与実習を導入したので, その前後での比較も行なった.
    2) IFX投与実習では, 点滴セットの準備, 薬剤の溶解, 採血, 点滴介助, 30分おきのバイタルチェック, 診療録への記載など一連の医療行為を行なうことで, 臨床手技を行なうことができたなど, 導入前と比較して良好な評価となった.
    3) 劇的な治療効果を見ることで, 新薬の開発の進歩への驚愕や治療による患者の心理変化への共感など, クリニカルクラークシップならではの感想が多かった.
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  • 岡田 一義, 片山 容一, 山本 樹生, 根岸 七雄, 荒川 泰行, 松本 紘一
    38 巻 (2007) 5 号 p. 345-349
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 診療参加型臨床実習医学部5年生は, 悪性腫瘍終末期で, 34%が緩和治療9%が尊厳死, 57%が安楽死を支持した.
    2) 医学生の60%が臓器移植法を支持し (意思表示カード所持23%), 26%が日本産科婦人科学会の着床前診断についての見解を支持した.
    3) 医学生への生命倫理教育をさらに充実する必要がある.
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