医学教育
Online ISSN : 2185-0453
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38 巻 , 6 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
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  • 吉村 明修, 志村 俊郎, 阿曽 亮子, 瀧澤 俊広, 明楽 重夫, 国信 浩洋, 寺本 明
    38 巻 (2007) 6 号 p. 377-381
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    授業評価には, 学生による評価 (学生評価), 自己点検評価, 同僚評価および第三者評価などがある.授業評価を実施するにあたっては, その妥当性, 信頼性あるいは公平性を確認することが必要とされる.そこで, 本学の医学教育専任教員あるいは授業評価委員会委員による同僚評価をコントロールとして, 学生評価の信頼性を検討した.
    1) 臓器別臨床系コース講義の中から同一学年の24講義を任意に抽出し, 各講義の学生評価, 同僚評価の総合評点, 全般的評価につき相関関係を解析した.
    2) 学生による授業評価と同僚評価の総合評点に有意な相関関係が示された (r=0.532, p=0.0056).同様に, 全般的評価においても両者に有意な相関が示された (p=0.0492).
    3) 本研究により学生による授業評価の信頼性がある程度示唆された.
    4) 学生評価の高い信頼性を確保するためにはその評価基準, 授業評価質問票の妥当性を明らかにする必要がある.
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  • 木村 琢磨, 前野 哲博, 小崎 真規子, 大滝 純司, 松村 真司, 尾藤 誠司, 青木 誠
    38 巻 (2007) 6 号 p. 383-389
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    欧米では, 研修医のストレスは燃え尽き症候群や抑うつの原因となり, 研修プログラムからの脱落や非倫理的な診療などにつながると報告され, ストレス要因への対策がなされている.最近わが国でも, 研修医の過酷な労働条件や過労死などが問題となっているが, わが国における研修医のストレス要因を検討した報告は少ない.
    1) 10施設の研修医25人を対象に, フォーカス・グループ・インタビューを実施し, わが国における研修医のストレス要因を探索した.
    2) 研修医のストレス要因として, 一人の人間としてのストレス要因, 新米社会人としてのストレス要因, 未熟な研修中の医師としてのストレス要因の3つを抽出した.
    3) 3つのストレス要因をそれぞれ生活ギャップ, 社会人ギャップ, プロフェッション・ギャップと名づけ, 研修医のストレス要因を, 医学生時代と医療現場とのギャップがもたらす産物として描出した.
    4) わが国の研修医の様々なストレス要因が明らかになったが, 研修中の未熟な医師としてのストレス要因は, わが国特有であった.
    5) 安全で効果的な研修を行うために, これらのストレス要因を考慮した研修医のストレスへの対策が望まれる.
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  • Sonoko ISHIHARA, Keiko MATSUI, Yasuto SATO, Ann C. TANG, Taiyo SUGANUM ...
    38 巻 (2007) 6 号 p. 391-397
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    Positive self-esteem helps students build and maintain self-efficacies to affect later clinical practice. We examined the outcome of problem-based-learning (PBL) curriculum by evaluating self-efficacy in terms of sustained learning and clinical competencies among medical school graduates.
    1) We compared practicing doctors who either had PBL tutorial experience or who had not by a questionnaire survey.
    2) The subjects self-evaluated whether they had achieved expected abilities (1) at the end of undergraduate years, (2) during 2-year internship, and (3) at present.
    3) Among 1, 502 doctors surveyed (response rate=36.0%), doctors with PBL tutorial experience had higher selfefficacy (odds ratio>2.1) in their clinical abilities than doctors without it, especially during the school years.
    4) In the later 2 periods, doctors with PBL experience had higher self-efficacy in communication skills.
    5) PBL tutorial foster self-efficacy in clinical abilities, especially in communication skills, during earlier clinical career.
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  • 宮本 学, 杉野 正一, 島本 史夫, 出口 寛文, 北浦 泰, 米田 博
    38 巻 (2007) 6 号 p. 399-405
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    臨床実習の前後で行われる共用試験とadvanced OSCE (ad.OSCE) の役割の明確化を目的とし, 臨床実習で良い成果を得るために共用試験で如何なる成績を修めている必要があるかを検討した.さらに, ad.OSCEの内容のブラッシュアップや評価基準確立のため, 各領域のシナリオが臨床推論の流れを評価できる構成かをみた.
    1) 共用試験とad.OSCEの両方を受験した97名につき, 共用試験の面接, 胸部, 腹部, 神経, 共用試験CBTブロック1-4の部分と5-6の部分, ad.OSCEの3領域3課題の評価について相関を検討した.
    2) 面接とステーション別の身体診察のそれぞれについて, 共用試験OSCEとad.OSCE間には相関がない.異なる観点の試験と考えられる.
    3) ad.OSCEにおける医療面接から身体診察を経て筆記問題 (鑑別診断) に至る相関行列でみると, 身体診察に的確な医療面接が必要で, 筆記問題を解くために的確な身体診察が必要である.
    4) ad.OSCE医療面接と総得点および共用試験CBTとOSCE胸部との相関から, 臨床実習を充実させるためには, 基本的な知識は充分に備えてかつ高いモチベーションが必要である.
    5) ad.OSCEは, 共用試験OSCEでの基本手技とは別にそれらを応用する知識が必要で, 臨床実習の効果判定に利用できる.両試験はそれぞれの特徴と役目を有していた.
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  • 牛島 高介, 中島 裕, 松本 敦, 伊藤 雄平, 吉田 一郎
    38 巻 (2007) 6 号 p. 407-409
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) プライマリ・ケア教育を重視したクリニカル・クラークシップにポートフォリオを導入した.
    2) 今回のポートフォリオの導入は, 学生, 教員双方から, 好意的な意見が多かった.
    3) 今後取り組むべき点としては, ポートフォリオへの学習者 (学生) 及び評価者 (教員) のより深い理解が必要である.
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  • 大出 幸子, 石松 伸一, 大谷 典生, 徳田 安春, 高橋 理, 高屋 尚子, 柳井 晴夫, 福井 次矢
    38 巻 (2007) 6 号 p. 411-415
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 2006年4月, 「心肺停止」と「アナフィラキシーショック」の対処方法についてシミュレーショントレーニングを行い, (1) 研修医のパフォーマンス評価, (2) 研修医の満足度について検討した.
    2) 卒直後の研修医でも一次救命救急処置は, 適切に行うスキルを持ち合わせているが, アナフィラキシーショックは, 卒直後の研修医のみが対応するとエラーが起こる可能性があることがわかった.
    (3) 研修医のシミュレーショントレーニングに対する満足度が高く, 26人中25人 (96.2%) が非常に満足であると回答した
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  • 熊田 真樹, 亀崎 豊実, 岩花 弘之
    38 巻 (2007) 6 号 p. 423-427
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1) 大学卒業直後から地域医療に従事し, 医学研究に携わる機会の少ない自治医科大学卒業生を対象に, アンケート調査によって学位に関する意識調査を行なった.
    2) その結果卒後9年間の地域医療実践の義務年限がありながら, 最終的に半数以上が学位を取得する傾向が認められた.また, 学位を取得していない者のうち学位を希望する者の割合も50-60%に達していた.
    3) 学位取得者の意見から, 学位研究によって得られた客観的判断能力や科学的視点は, その後の臨床活動に良い影響を及ぼしていると考えられた.優れた臨床研究家を育成する場としての大学院の充実が望まれていることが示唆された.
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  • 日本医学教育学会基本能力教育委員会生命科学小委員会
    38 巻 (2007) 6 号 p. 429-432
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    1)PBLテュートリアルの持つ問題点を改善するために, 効果的なシナリオ作成およびそのブラッシュアップの仕方を体験し, また実際のPBLテュートリアルでの介入のタイミング・仕方を討論し, 経験を共有した.
    2)PBLテュートリアルをもとに基礎系の実習への応用や臨床実習入門に用いる方法が紹介された. また, 累進型のPBLテュートリアルについて講演を拝聴した. さらに, PBLテュートリアル実施・運営に関係する様々な問題点を共有し, 解決法を討論した. 日本医学教育学会生命科学小委員会は平成19年4月14日に順天堂大学岡田隆夫教授の世話人のもとにWSを開催したその報告である.
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