医学教育
Online ISSN : 2185-0453
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40 巻 , 3 号
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報告
  • 前田 泉, 箕輪 良行, 寺澤 秀一, 徳田 茂二, 安藤 啓
    40 巻 (2009) 3 号 p. 167-170
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1)初期研修医が自身の研修において重視している項目の上位は「担当指導医との関係」「研修プログラムの充実」「担当指導医の指導内容」であった.
    2)「研修プログラムの充実」「自分で経験できる症例数の豊富さ」「担当指導医の指導内容」「上級研修医の指導内容」については,重視度と比較して満足度とのギャップが特に大きい項目であった.
    3)重回帰分析により,「研修施設の医療サービスの質」に対する評価と「研修医の受け入れに対する配慮」に対する満足度の2つの要因が,研修総合満足度にp<0.05で有意な影響を与えていることが分かった.
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  • 奈良 正之, 金塚 完, 本郷 道夫
    40 巻 (2009) 3 号 p. 171-174
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 我々は外来実習に訪れた47名の医学部医学科5年生に自己評価表を渡し,日々の実習内容,学んだ内容,反省点,今後学びたい内容,今の感情などを記載させ,実習期間中の感情表現の変化について検討した.
    2) 実習初日は否定的な感情表現が多いものの,徐々に肯定的な感情表現が増え,最終日には有意に肯定的な感情表現が否定的な感情表現を上回った.
    3) 本検討により外来実習が学生のモチベーションを高めていることが示唆された.実習期間中,ポートフォリオを用いることで学生が自己を振り返るだけでなく,教員も学生の意識の変化を把握することができ,新たな教育目標の設定をする上で有用と考えられた.
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  • 舛形 尚, 岡田 宏基, 余島 侑子, 合田 文則, 河野 武章, 山上 あゆむ, 奥山 浩之, 樋本 尚志, 千田 彰一
    40 巻 (2009) 3 号 p. 175-179
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 香川大学医学部では5年生の臨床実習において,共用試験OSCE (objective structured clinical examination)の医療面接で模擬患者(SP: simulated patient)を演じた市民ボランティアSPによって医療面接実習を行っている.本報告では,医療面接実習を受けた5年生90人のアンケートによる感想・意見をまとめることによって,SPによる医療面接実習の意義と問題点について考察する.
    2) 学生の意見の多くは,面接中のビデオ収録を用いた振り返りによって改善すべき点に気づき,SPからのフィードバックも学習に有用というものであった.一方,少数意見ではあるが,もっと厳しいフィードバックや指導が欲しいという要望もみられた.
    3) 臨床実習において,共用試験OSCEに準じたSPによる医療面接実習を行うことは有意義であるが,フィードバック改善のためのSP教育やシナリオの工夫が今後必要と思われた.さらに実習回数を増やすことによって医療面接能力改善が得られたか否かの評価を行うことも今後の課題である.
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  • 川邊 哲也, Kent A. Hill, 羽野 卓三
    40 巻 (2009) 3 号 p. 181-183
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 医学教育において,学生が医学英語を習得する必要性が年々増している.しかし,和歌山県のような地方では,医学知識を備えた,英語を母国語とする教員の確保が極めて困難である.
    2) 和歌山県立医科大学では,他大学で一般英語を担当する米国人を教員とし,米国で患者教育用に開発された,疾患を解説する動画配信ソフトを教材として,2年生を対象に医学英語教育を試みた.
    3) この方法は,医療知識を備えた英語教員の確保が困難な地域における医学英語教育に有効な手段となりうる.また,この方法により,学生は医学英語と同時に様々な疾患の知識を深めることができると考えられた.
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  • 吉村 明修, 志村 俊郎, 阿曽 亮子, 加藤 貴雄, 中溝 宗永, 小野 眞史, 石川 源, 森本 泰介, 大野 忠明, 高岡 雅子, 竹 ...
    40 巻 (2009) 3 号 p. 185-189
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    日本医科大学では,臨床実習前準備教育として「基本臨床実習コース」を行っている.本プログラムの中で臨床技能の初期訓練を目的としたクリニカル・シミュレーション・ラボ臨床技能実習を実施した.効率的な本実習について,学生による授業評価およびアンケート調査結果と併せて報告する.
    1) 方法:本実習では,婦人科内診,眼底鏡,耳鏡,乳房触診,直腸診,胸部聴診(心音・肺音),静脈採血の実習を行った.4つのユニットを形成し,1時限(45分)毎にローテートした.
    2) 結果:本実習は,4時限,定数50名,2日間で実施した.1回当りの担当教員は9名で,短時間で効率よく実施できた.本実習は高い評価が示され,学生の強い興味と熱心さが示された.
    3) 結論:本実習は,教員の負担を減らし効率的に行われた.教育効果を高めるためには,ラボの利便性の改善,臨床実習における技能教育の充実,臨床実習終了後の評価が必要である.
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  • トロック はるか, ロザンヌ グラニエリ
    40 巻 (2009) 3 号 p. 191-195
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 米国では臨床教育のプロフェッショナルであるClinician Educatorに対するニーズが高まり,より高いスタンダードが期待されるようになった.
    2) Clinician Educatorを育成するプログラムには様々な形態が存在するが,米国には,修士課程を含む継続的,また包括的な指導医養成プログラムがいくつか存在する.
    3) ピッツバーグ大学医学部のClinician Educator Training Programは1,2年間の継続的なプログラムを通じて医学教育のリーダーを育成し,医学教育を学問として発展させることを目的としたプログラムである.
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  • 平川 仁尚, 葛谷 雅文, 植村 和正
    40 巻 (2009) 3 号 p. 197-200
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 2007年7月から2008年3月にかけて計7回,名古屋市内の介護老人保健施設1施設の介護職員全員を対象に,高齢者介護施設における終末期ケアに関する連続講義を実施した.
    2) 講義の前後で,終末期ケアにやりがいを感じる,もしくは終末期ケアを提供したいと考える職員の割合が増加した.死生観については,講義の前後で有意な変化はみられなかった.
    3) 本教育プログラムは終末期ケアに関する介護職員のやる気を引き出したが,教育効果は不十分であった.プログラムを改良する上で,教育時間の配分や教育内容・方略の検討が必要である.
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  • 羽野 卓三, 川邊 哲也, 栗山 俊之, 羽場 政法, 畑埜 義雄
    40 巻 (2009) 3 号 p. 201-204
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 医学教育において,医学知識や技術の育成と同時に,患者の不安などの気持ちを理解し気遣う心(ケアマインド)を育成する事も重要である.
    2) 当大学では,臨床実習を前にした医学部5年生が,自ら取り上げた医療問題をテーマにロールプレイ(模擬演技)を行う機会を,ケアマインド育成教育の一環としてカリキュラムに組み入れた.
    3) 医療問題ロールプレイは,発表に至る全過程を学生自らが行う事により,テーマについての知識を高め,ケアマインド育成やチームコミュニケーションの重要性の理解に有効であると考えられる.
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  • 土橋 智弥, 羽野 卓三, 川邊 哲也, 栗山 俊之, 畑埜 義雄, 南條 輝志男
    40 巻 (2009) 3 号 p. 213-217
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 和歌山県立医科大学では,ケアマインドおよび地域医療マインドを育成するプログラムの一環として,2006年度から地域の老人福祉施設での体験実習を医学部1年次に施行している.
    2) 和歌山県下全域の各老人福祉関連施設に学生が2-3名ずつに分かれ,5日間の体験実習を行った.実習後,学生にアンケート調査を2006年度および2007年度に行い,比較した.
    3) アンケートでは,実習を有意義と考える学生が多く,その理由に実習中盤から入所者とよくコミュニケーションがとれるようになった等の意見が多かったことから,5日間連続的に実習を行うことが,実習の効果を上げると考えられる.
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委員会報告
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