医学教育
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40 巻 , 4 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
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特集
  • 鈴木 康之, 吉岡 俊正, 吉田 素文, 田川 まさみ, 錦織 宏, 西城 卓也, 守屋 利佳, 大谷 尚, 渡邊 洋子
    40 巻 (2009) 4 号 p. 235-236
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 日本医学教育学会では医学・医療教育専門家の系統的な教育システムを検討することを目的として,アドホックのマスターコース検討委員会を設置し,委員相互の意見交換,ニーズ調査,海外のマスターコースの情報収集,公開委員会での議論に基づき方向性を検討した.
    2) 今後の医学・医療教育の発展のためには,(1)医学教育学の深い素養を身につけた専門家を育成する大学院教育と,(2)実践的な教育スキルを身につけた医療教育者を幅広く育成する認定制度を構築することが必要と考えられる.
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  • 鈴木 康之, 吉岡 俊正, 吉田 素文, 田川 まさみ, 錦織 宏, 西城 卓也, 守屋 利佳, 大谷 尚, 渡邊 洋子
    40 巻 (2009) 4 号 p. 237-241
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1)日本医学教育学会マスターコース検討委員会は医学・医療教育専門家の教育に関するニーズ調査を実施した.
    2) 医学・医療教育機関のリーダー,日本医学教育学会会員など1831名にアンケートを発送し,644名から回答を得た(回収率35.2%).回答者の過半数は医学教育専門家が必要であると認識しており,求めるレベルとしては認定資格が最も多かったが,修士・博士等のニーズも存在した.
    3) これらの結果は日本においても医学・医療教育学の専門家を育成するシステムの構築を進める必要性を支持するものである.
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  • 錦織 宏
    40 巻 (2009) 4 号 p. 242-246
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 国際的に通用性の高くかつ歴史もあるダンディー大学大学院の医学教育学プログラムは,参加者のニーズに合わせてPostgraduate Certificate/Postgraduate Diploma/Masters Degreeの3レベルにわけられている.
    2) カリキュラムがアウトカム基盤型の手法によって開発されていること,学習過程において振り返りが重要視されていること,理論と実践との融合が強調されていることがプログラムの特徴である.
    3) プログラムを修了することで,医学教育学理論全般とその現場への適応方法,および医学教育学研究を進めるための基礎的内容について学ぶことができる.
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  • 田川 まさみ
    40 巻 (2009) 4 号 p. 247-250
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) イリノイ大学シカゴ校の医学教育学講座で運営される医療者教育学修士課程は国際的に評価された歴史あるプログラムであり,医療者教育を発展させ医療を向上することのできるリーダーとスカラーの養成をめざしている.
    2) 本プログラムで学生は,必修コース,選択コース,thesisにより,教育の指導者に必要とされるリーダーシップ,スカラーシップ,理論から実践的能力に至る広範な教育の基本,コミュニケーション能力を修得する.
    3) ファカルティとスタッフは社会のニーズに対応し教育の質と学習成果を保証するためのシステムを構築し,常にプログラムの向上を行っている.
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  • 卓也 西城
    40 巻 (2009) 4 号 p. 251-254
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) マーストリヒト大学医療者教育学修士課程は,オピニオンリーダーたる医療者教育学者の育成を目指して,急成長を遂げる新設修士課程である.
    2)問題基盤型学習の活用と遠隔教育実践への挑戦が主たる特徴である.
    3)修了者には,医療者のための教育開発・研究の領域で活動する能力が期待されている.
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  • 大谷 尚
    40 巻 (2009) 4 号 p. 255-258
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) トロント大学では現在,医学教育のための2つの修士プログラムが提供されている.修士学位は,その領域の専門家としての生涯にわたるリーダーシップを保証する基礎能力資格とされている
    2) 北米では医学教育修士が医学教育専門職に求められる学位とされている.しかし日本では北米と異なる附属病院制度と大学制度のために,その認識とニーズがなかった.
    3) 医学教育修士課程は,医師という専門職がさらに教育専門職になるための課程としての意義を有している.またそれは,医学と教育学との複合領域であるため,医師の通常の勤務の範囲では修得できず,専門的に学ぶ修士課程である必要がある.なお,医学教育修士課程の学習内容は医学,教育学,医学教育固有の3つの領域に整理・構想できる.
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主張
報告
  • 日置 智津子, 荒井 勝彦, 高士 将典, 新井 信
    40 巻 (2009) 4 号 p. 271-278
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    漢方医学教育は,全人的医療の遂行を目標として西洋医学を補足するため,2001年に医学教育モデル・コア・カリキュラムに盛り込まれた.現在,全国80大学医学部,医科大学で急速に進められている.漢方初学者が,医療薬学的な手法で漢方薬や生薬を探索し,チームで討論しながら実習することで,漢方に対する学習意欲を向上させることを目指した.
    1) 東海大学医学部第4学年116名を,およそ13人のグループ(内訳 12名;3群,13名;4群,14名;2群)に分け,漢方基礎理論について総合講義6コマ終了後,漢方生薬,鍼灸,漢方理論の実習を3コマ実施した.
    2) 漢方生薬実習は,施療者と患者双方の立場から漢方薬を理解できる内容とし,1群を2分し,チーム学習によって学生の積極的な発言を促した.
    3) 産地と等級の異なる桂皮を用いて桂枝湯を調製後,桂枝湯の匂い,味や色,体感の違いを主要成分含有量の測定結果と比較し,さらに薬効を予測させた.
    4) Aグループ(40名;6チーム)は実習2日後,Bグループ(76名;12チーム)は受講前に,漢方医学の試験を受けた.Aでは成績と関心度に相関がなく,正答率60%以下が1人,Bは成績と関心度に正の相関関係があり,6名が正答率60%未満であった.
    5)本実習は,漢方の初学者に漢方治療に対する関心を高め,漢方勉学動機づけに有効であると推察された.
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  • 大西 弘高, 片山 亜弥, 北村 聖
    40 巻 (2009) 4 号 p. 279-284
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) インドネシアでは,慢性的な医師の不足と地域偏在への対策に加え,医師の質改善への対策が急速に進められている.2004年には,Medical Practice Act 2004が制定され,医学評議会が設立された.
    2) 医学評議会は,医学生が卒業時に達成するべき能力水準を認定した.また,それに準じたNational Competency-Based Curriculum (NCBC)を,国家教育省,保健省,大学,医師会の代表が策定し,医学評議会が認定した.これにより,卒前コア カリキュラムが飛躍的に改善された.
    3) さらに,患者の安全の確保と医療サービスの質の向上に向け,医学評議会が医師の評価を行った上で医師登録を行うことになり,5年ごとの医師登録更新制度も導入された.
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  • 木村 雅友, 伊藤 浩行
    40 巻 (2009) 4 号 p. 285-288
    公開日: 2010/09/01
    ジャーナル フリー
    1) 従来の顕微鏡実習では観察すべき病変を顕微鏡下に正しく認識できない学生が必ずいて,それは学生にとって大きな不安と不満の原因となっていた.
    2) 顕微鏡を使用せず,コンピュータ画面上でデジタル顕微鏡画像を観察し学習する病理組織実習は学習者の75.8%から支持された.
    3) 顕微鏡実習への学生の不安と不満を取り除くため,デジタル顕微鏡画像を用いた病理組織実習を積極的に導入していくべきと考えられた.
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