巻号一覧
4 巻 (1979)
- 6 号 p. 348-
- 5 号 p. 278-
- 4 号 p. 210-
- 3 号 p. 142-
- 2 号 p. 70-
- 1 号 p. 2-
4 巻, 4 号
選択された号の論文の6件中1～6を表示しています
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矢原 一郎1979 年 4 巻 4 号 p. 210-220
発行日: 1979/07/01
公開日: 2010/10/21
ジャーナル フリー細胞膜の最も基礎的な性質は脂質とタンパクから再構成した膜の性質と同じものと考えてよい. しかし, 核と細胞質をとり囲む細胞膜は, 再構成膜では見ることのできない様々な性質を示し, それらの性質の中にこそ細胞膜が持つ生物学的機能の由来を見ることができる場合が多い, 単離した細胞膜あるいは再構成膜とそのままの細胞膜の違いの最も主要なものは, 細胞膜では膜タンパクが細胞質構造と相互作用を行なっている点に求められる. この相互作用をリンパ球と赤血球の例について考察した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (7919K) -
大澤 一爽, 星 猛, 村上 幸男1979 年 4 巻 4 号 p. 221-227
発行日: 1979/07/01
公開日: 2011/05/24
ジャーナル フリーi) 多孔性ガラス (Fine Porous Glass FPG) を試作した. その試作工程を記載し, FPGの特性を明らかにする.
ii) FPG column chromatographyを利用して, 高分子物質を分離し, size scparationの理論が適用できる範囲や応用例を示した.
iii) 生体膜を分離精製するのにFPGを応用した結果, size separationの方法は, 従来報告されている超遠心機のみによる分画法よりも簡便迅速であり, 収量および活性ともに優れた新分離法であることが確認できた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4387K) -
梶山 千里1979 年 4 巻 4 号 p. 229-238
発行日: 1979/07/01
公開日: 2010/10/21
ジャーナル フリー生体膜の物質透過性は, 脂質の流動性と膜タンパク質の機能性との相互作用効果によって制御されている. 高分子マトリックスに液晶物質をブレンドした高分子/液晶膜は, 膜の流動性制御に液晶の結晶-液晶転移を積極的に利用したものである. 液晶の持つ分子構造, 電気, 磁気, 光学あるいは力学的特性は透過物質の膜透過に対する溶解性, 拡散性の制御に今後応用できるであろう. 液晶物質として天然脂質あるいは人工脂質の二分子膜構造体を使用し, これに膜タンパク質等で機能性を付与することにより生体類似膜の実用化が期待できる. 近年, 生体膜モデル脂質として注目されている人工脂質の膜構造と透過性の関係, あるいは高分子鎖がサーモトロピック液晶特性を示す高分子液晶膜の可能性についても述べてみる.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3373K) -
北川 利夫1979 年 4 巻 4 号 p. 239-246
発行日: 1979/07/01
公開日: 2010/10/21
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (980K) -
村上 瑛一, 長谷川 僚三1979 年 4 巻 4 号 p. 247-252
発行日: 1979/07/01
公開日: 2010/10/21
ジャーナル フリーThe fine structure formation mechanism of dialysis membrane was studied.
It was showed that as the moisture regain of wet formed membrane decreased, using it as a hydrophilic parameter, the ultrafiltration of the membrane increased.
Thus we interpreted comparing with the wet-spinning of man made fibers that the porosity of membrane had relation to the coagulation rate which was more rapid in the case of hydrophobic polymer solution than hydrophilic polymer solution on wet process.
From above consideration, the melt spun cellulose diacetate hollow fibers weretreated with swelling agents such as formamide or acetic acid aq.solutions, then washed with water, dipped with glycerin aq. solution and finally dried.
The ultrafiltration properties of the treated hollow fibers remarkably increased comparing with the regenerated cellulose diacetate hollow fibers and fine structures of the fibres were discussed.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2327K) -
リン脂質の機能原 一郎1979 年 4 巻 4 号 p. 253-257
発行日: 1979/07/01
公開日: 2010/10/21
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (571K)
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