人間・環境学会誌
Online ISSN : 2432-0366
Print ISSN : 1341-500X
3 巻, 2 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 3 巻 2 号 p. Cover1-
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • 原稿種別: 目次
    1997 年 3 巻 2 号 p. Toc1-
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
    ジャーナル オープンアクセス
  • 奥 俊信
    原稿種別: 本文
    1997 年 3 巻 2 号 p. 1-11
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
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    本研究の目的は、街路景観の連続性に焦点をあて、インタラクティブに操作しうるCGステレオグラム(ステレオグラム・モデル)を適用した場合の評価構造の特性を、CG静止画(パース・モデル)との比較によって検討することである。大都市の業務地域において、建物の高さが揃い秩序だった景観を形成している幹線道路を参考に、CGでモデルを作成し、その沿道建物の中の1つの建物の形態(高さ、間口幅、壁面線位置)を操作して変化させた景観を評価対象とした。評価項目は、「連続性の度合」、「連続性の許容点」、「連続性の限界点」の3項目であり、被験者は21名である。主な実験結果は次のとおりである。ステレオグラム・モデルとパース・モデルの評価構造について、両者に明確な差の見られなかった点は、(1)連続性評価に対する操作対象建物の要素(高さ、壁面線位置、間口幅の変化)の説明力、(2)評価(連続性評価、許容度、限界度)の平均値である。一方、両者の主要な相違点は、(1)ステレオグラム・モデルでは評価傾向の異なる2つのグループに分かれたが、パース・モデルでは全被験者が同傾向の評価を示したこと、(2)連続性評価に対する許容度・限界度のばらつきがステレオグラム・モデルの方が大きかったことである。
  • 平田 乃美, 浅井 正昭
    原稿種別: 本文
    1997 年 3 巻 2 号 p. 13-21
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
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    矯正施設環境尺度CIES(Moos,1974)は、社会的環境に対するその成員の認知を測定するSocial Climate Sca1eのひとつである。本稿では、CIESを用いて、少年院と一般高校の生徒のそれぞれの所属集団に対する環境認知を測定し、物理的環境や教育目標の違いが生徒の心理・社会的環境認知に及ぼす効果を検討する。CIESの下位尺度9つのうち、少年院と一般高校の生徒の施設/学校環境認知に有意な差が認められたのは、「サポート」「自己表現」「自主性」「カウンセリング」「規律と組織化」「規則の明確さ」「教師の管理」の7尺度であった。このうち「サポート」「自主性」「カウンセリング」「規律と組織化」「規則の明確さ」の5尺度では、一般高校生が少年院在院生よりも施設/学校環境に対する望ましい態度や意識の高さを示した。逆に「自己表現」「教師の管理」の2尺度では、少年院は一般高校以上に自己表現ができ、しかし教職員から受ける管理は非常に厳しい環境であると捉えられていた。考察では、教職員の権限が強く生徒自治が不活発な少年院では集団と個との葛藤が少なく、一方、生徒間の関係が組織的に発達した一般高校では、集団の規範が生徒個人の行動に制限を加えている特徴を討議した。最後に、尺度構成の過程で概念の文化差が示唆された尺度:「自己表現」「自主性」「カウンセリング」の項目を吟味し、米国で標準化されたCIESで、文化の異なる日本の矯正施設を測定する際に必要な日本独自の尺度構成の考え方について検討した。
  • 建部 謙治
    原稿種別: 本文
    1997 年 3 巻 2 号 p. 23-29
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
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    本研究は、歩行者を取りまく物的環境が歩行行動に与える影響を明らかにするために、障害物を避ける一般歩行者の行動をビデオにより撮影し、画像処理技術を応用してその歩行軌跡を解析したものである。本論では、特に歩行者の人数と性別による歩行行動への影響を定量的に明らかにすることを目的としている。解析は、直進する歩行者が障害物を避けるために進路を変更する地点を回避行動の代表的な指標と考え、歩行者ごとに回避行動の開始点と障害物との距離(以下、前方回避距離と呼ぶ)を実測した。この結果、男性の場合、単独と2人グループ歩行とはほとんど差はみられない。前方回避距離に限って言えば、女性は男性に比べて前方回避距離が小さい。しかし、女性の場合個人差が大きく、この特徴は2人グループ歩行よりも単独歩行に顕著である。一方、前方回避距離による分析に対して歩行軌跡の分析では、女性は男性と比べて障害物からの影響を受けやすいと判断された。また、前方回避距離は、歩行者の属性に関わらず、障害物が「物体」より「前向きの静止した人」の方が大きいことが明らかとなった。
  • 佐古 順彦
    原稿種別: 本文
    1997 年 3 巻 2 号 p. 31-32
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
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  • 舟橋 國男
    原稿種別: 本文
    1997 年 3 巻 2 号 p. 33-34
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
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  • 古瀬 敏
    原稿種別: 本文
    1997 年 3 巻 2 号 p. 35-39
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
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  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 3 巻 2 号 p. App1-
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
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  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 3 巻 2 号 p. Cover2-
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
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  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 3 巻 2 号 p. Cover3-
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2018/10/01
    ジャーナル オープンアクセス
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