日本組織適合性学会誌
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最新号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
2022年度認定 HLA 検査技術者講習会テキスト
  • 成瀬 妙子
    2022 年 29 巻 2 号 p. 98-103
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/08/11
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    The HLA Technologist and Director Certification Program for Histocompatibility Testing of the Japanese Society for Histocompatibility and Immunogenetics (JSHI) offers various programs and training opportunities for the members to be certified as the expert. Here we will make comment on difficult questions from past paper tests to help your study. In addition, medical ethics issues will be mentioned to provide a learning opportunity.

  • 村田 誠
    2022 年 29 巻 2 号 p. 104-110
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/08/11
    ジャーナル フリー

    近年,HLA不適合ドナーからの造血幹細胞移植も盛んに行われるようになった。HLA不適合移植ではHLA適合移植と比べて,生着不全や移植片対宿主病(graft-versus-host disease: GVHD)などの移植関連合併症の発症頻度が高い。しかし,HLA分子そのものが生着不全やGVHDを引き起こすのではない。HLA分子に特異的な抗体やT細胞,あるいはHLA不適合により抑制型シグナルが入らず活性化したNK細胞がそれらを引き起こすのである。本稿では,冒頭で造血幹細胞移植ドナーに求められる条件を確認した上で,HLA分子特異的な抗体,T細胞,およびNK細胞が,生着不全,急性GVHD,慢性GVHDに与える影響について概説する。また,マイナー組織適合性抗原に特異的な抗体やT細胞と,生着不全やGVHDとの関係についても触れる。

  • 藤原 孝記
    2022 年 29 巻 2 号 p. 111-117
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/08/11
    ジャーナル フリー

    血液を臓器のひとつとすると,輸血は,最も頻繁に行われている臓器移植である。輸血・移植免疫検査は,ASHI認定組織適合性検査施設の認定基準として,遺伝子検査法,フローサイトメトリー技術,HLAタイピング,ABO/RhD血液型検査等に関する項目がある。本学会において活躍するHLA検査技術者の多くは,日常業務において輸血・移植免疫検査を担当する臨床検査技師であり,最近の輸血・移植・遺伝子関連の新たな検査項目の登場や検査機器の高度化などにより幅広い対応を行っている。それに伴い,本年度より臨床検査技師養成のためのカリキュラムが改正され,輸血・移植免疫検査は病因・生体防御検査に関する科目から再区分された。本講習会では,新カリキュラムにおける輸血・移植検査学の分類に合わせて,基礎的な輸血・移植免疫検査について概説する。

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