Medical Imaging Technology
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32 巻 , 1 号
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特集/商用医用画像システム
研究論文
  • 安倍 和弥, 武尾 英哉, 堂之前 義文, 黒木 嘉典, 永井 優一
    32 巻 (2014) 1 号 p. 32-39
    公開日: 2014/04/03
    ジャーナル フリー
    胸水貯留は,心不全,肝硬変,肺炎,がんなどさまざまな原因により発生する.その増加した胸水や気胸などの胸腔内の占拠性病変が,気管支を圧迫するとその末梢部分は無気肺となる.胸水,無気肺とも呼吸困難などを引き起こす可能性があり,無気肺は肺炎などを併発するため早期の治療が必要となる.従来の単純X線画像による診断では,隣接する胸水部と圧迫性無気肺領域の識別は非常に困難であった.本研究では,胸部の造影CT画像を用いて胸水領域と圧迫性無気肺領域の分離を行い,半自動処理にて個別に容積を計測する手法を提案する.定量化を行うことで病状の進行度や治療の経過を数値的に判断することが可能となる.肺空気層領域の抽出,肋骨情報からの肺輪郭検出,心臓領域の除去を行い無気肺領域と胸水領域のみを抽出し画像を精査して特定部位の体積を計測する.実患者のデータを用いて検証を行った結果,本手法での特定部位の定量測定が有効であることが示唆された.
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  • 柳田 隆, 後藤 敏行, 影井 清一郎, 岩澤 多恵, 高橋 宏, 小倉 高志, 竹林 茂生, 井上 登美夫
    32 巻 (2014) 1 号 p. 40-48
    公開日: 2014/04/03
    ジャーナル フリー
    肺野内部の運動を支配する運動パターンの数を複雑性と定義すると,COPD(chronic obstructive pulmonary disease,慢性閉塞性肺疾患)患者の間で多様な状況が現れるが,病期と複雑性の間に明確な対応はみられないことが知られている.一方,LAA%(肺野内部の低吸収領域の面積比)は,1秒率(努力肺活量の最初の1秒間の割合)などの呼吸機能の指標と相関することが報告されているが,COPDの多様性をスタティックな指標のみで説明できるとは考えにくい.本研究では,LAA%と肺野内部の運動を表すダイナミックな指標を組み合わせることで,呼吸機能の指標として重要な1秒率とCOPDのもつ多様性を説明できるかどうか検討する.ここでは,健常者5名,COPD患者24名(I期4名,II 期10名,III期8名,IV期2名)に対し,息止め時のCT画像と深呼吸時の時系列MRIを撮像した.MR画像に対しては,亜区域枝レベルまでの肺動静脈の動きを追跡し,肺野全体と上葉,中葉,下葉ごとに基本の運動パターンを求めた.これらを利用して肺葉内の評価点の平均二乗変位や平均走査面積など4種類の運動指標を求め,さらに,これらの運動指標とCT画像から求めたLAA%を説明変数,1秒率を目的変数として,重回帰分析を行った.この結果,運動の分散が1秒率にLAA%と同等の相関を示すこと,両者の組み合わせは1秒率との相関を高めることがわかった.
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