Medical Mycology Journal
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54 巻 , 1 号
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教育シリーズ:Dermatomycosis
教育シリーズ:Deep-seated mycosis
教育シリーズ:Basic mycology
総  説
  • 杉田 隆, 張 恩実, 田中 貴文, 西川 朱實, 田嶋 磨美, 坪井 良治
    54 巻 (2013) 1 号 p. 39-44
    公開日: 2013/03/08
    ジャーナル フリー
    Malassezia はヒト皮膚常在真菌であるが,癜風,脂漏性皮膚炎,マラセチア毛包炎あるいはアトピー性皮膚炎の原因または増悪に関与する.現在,Malassezia 属には14菌種が存在するが,そのうちの2菌種,M. globosa および M. restricta は疾患にかかわらず優位に定着している.アトピー性皮膚炎患者皮膚の真菌叢を rRNA クローンライブラリー法を用いて網羅的に解析したところ,重症度ごとにクラスターを形成した.したがって,皮膚真菌叢はアトピー性皮膚炎の重症度を反映すると考えられる.また,外耳道および足底部の Malassezia 叢は,頭頸部,体幹あるいは四肢とは異なる菌叢を形成する.本稿では,Malassezia の菌叢解析に関する最近の知見についてレビューした.
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  • 永田 雅彦
    54 巻 (2013) 1 号 p. 45-47
    公開日: 2013/03/08
    ジャーナル フリー
    イヌから分離されるマラセチアは Malassezia pachydermatis が主体であり,その関与が予想される “マラセチア皮膚炎” と呼ばれる疾患がある.皮疹は脂漏部位の鱗屑を伴う比較的境界明瞭な紅斑を特徴とし,慢性経過を辿ると苔癬化や色素沈着を認める.その臨床はヒトの脂漏性皮膚炎に相当している.今後,ヒトと動物に共通する疾患としてその相違点を明らかにすることで,この領域における普遍的病態の理解を深めることが可能と推察された.
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  • 池田 玲子
    54 巻 (2013) 1 号 p. 49-52
    公開日: 2013/03/08
    ジャーナル フリー
    Cryptococcus neoformans と他菌種との相互作用に着目した結果,Staphylococcus aureusC. neoformans への接着が,C. neoformans に死滅を誘導する現象を見出した.そこで,各々の細胞表層に存在する接着分子の解析と C. neoformans の死滅機序について検討した.
    各々の細胞表層接着分子を解析した結果,C. neoformans 側では莢膜主成分グルクロノキシロマンナン(glucuronoxylomannan ; GXM)中の3残基以上の α-1,3 結合マンノオリゴ糖と考えられた.一方,S. aureus では解糖系酵素のひとつであるトリオースリン酸イソメラーゼ(TPI)が同定された.
    混合培養系の C. neoformans では,塊状のアクチン構造,活性酸素種の蓄積および DNA 断片化が観察されたため,アポトーシス様細胞死の誘導が考えられた.細胞骨格に関わる Rho 結合キナーゼ(Rho-associated coiled-coil forming kinase ; ROCK)の関与を推定し,ROCK 阻害薬 N-(4-pyridyl)-4-(1-aminoethyl) cyclohexanecarboxamide(Y-27632)の効果を検討した.一方,ミトコンドリア外膜の電位依存性イオンチャネル(voltage-dependent anion channel ; VDAC)の発現上昇も示唆されたことから,その阻害作用を有する ruthenium red(RuR)の影響も検討した.その結果,Y-27632存在下で C. neoformans の死滅は有意に抑制され,RuR 添加でも死滅率は減少した.以上の結果から,GXMとTPIの相互作用による S. aureus の接着により,Rho/ROCK 経路を介してアクチンの形態と機能変化が生じ,VDAC からの cytochrome c 放出促進とそれに続くアポトーシス様の死滅経路が示唆された.
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原  著
  • Yukihiro Hamada, Ryota Okuma, Yusuke Katori, Saki Takahashi, Takeshi H ...
    54 巻 (2013) 1 号 p. 53-67
    公開日: 2013/03/08
    ジャーナル フリー
    A bibliographic search was conducted of cases of Candida endophthalmitis reported in Japan and overseas between 2000 and 2011, in the Japana Centra Revuo Medicina Website of Japan Medical Abstracts Society (domestic reports) and MEDLINE (overseas reports). The investigation yielded 42 reports in domestic journals (49 cases ; hereinafter referred to as domestic cases) and 39 reports in journals published overseas (46 cases ; hereinafter referred to as overseas cases). The isolation rate of Candida albicans in the domestic cases was 65.3%, and that in the overseas cases was 71.7%. The initial treatment for the Candida endophthalmitis was fluconazole (FLCZ) therapy in 51.0% of the domestic cases and 38.1% of the overseas cases. Domestic reports suggested the effectiveness of FLCZ therapy for stage II cases, and of vitrectomy for stage III and IV cases. Reports from overseas, on the other hand, suggested the effectiveness of amphotericin B (AMPH-B) or voriconazole (VRCZ) therapy for stage II cases, and of vitrectomy for stage III and IV cases.
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