Medical Mycology Journal
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56 巻 , 3 号
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Medical Mycology Journal
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日本医真菌学会雑誌
総説
  • 加納 塁, 松本 忠彦
    56 巻 (2015) 3 号 p. J93-J97
    公開日: 2015/09/01
    ジャーナル フリー
     Protothecaは,藻類Chlorellaに近縁であるが,二次的に葉緑体を失っているため光合成を行わない.世界中の土壌,植物表面,動物の消化管内,湖沼や汚水中など湿潤な環境下に生息しているが,ヒトや動物に感染する人獣共通病原体でもある.プロトテカ症は近年新興感染症として注目され,その対策には学際的かつ国際的な協力が必要である.そこで,医学,獣医学,微生物分類学,臨床微生物学,環境微生物学などの分野間の連携を図るため,新たに “Medical Phycology (医藻類学)” を提唱した.その活動の拠点として,International Society for Human and Animal Mycology (ISHAM : http://www.isham.org) に所属する “Medical Phycology : Protothecosis and Chlorellosis” Working Group (ISHAM-MPWG : http://medicalphycology.org) を申請し,2014年5月4日に行われたISHAM Council Meetingにおいて公式に承認された.そこでWorking Group設立までの経緯と今後の活動について報告する.
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  • 鈴木 裕子, 大戸 斉, 栂野 富輝, 久米 光
    56 巻 (2015) 3 号 p. J99-J103
    公開日: 2015/09/01
    ジャーナル フリー
     日本病理剖検輯報を対象として,2011 年 (第54輯) の解析を行った.全剖検例 12,339 例中,内臓真菌症は 608 例 (4.9 %) にみられ,その内訳は男性 411 例 (67.6 %),年齢中央値 67 歳,重篤例 353 (58.1 %).起因真菌では,Aspergillus 269 例 (44.5 %) と従来通り,Aspergillusが最も多くを占めた.2011 年の全般的な検索結果は,ここ数年と同様な頻度であった.なお,成人 T 細胞性白血病に続発した黒色真菌感染症の報告があった.内臓真菌症の基礎疾患をみると,上位から,固形癌 124 例 (20.4 %),白血病 83 例 (13.7 %),肺炎などの細菌感染症 69 例 (11.3 %),悪性リンパ腫 66 例 (10.9 %) とここ数年と同様であった.今回の検討では,真菌症例のうち,固形臓器移植関連のものが 12 例と 2005 年以降では最も多い.検索対象が,病理解剖例であり,重篤な基礎疾患患者が中心となるが,確定診断例であること,検索対象の母集団が大きいこと (剖検例の全国集計),同じ判断基準で定期的に知見の集積ができること,などは他に例がなく,追年的な疫学的傾向をみる貴重な研究対象であり,報告であると考える.
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