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理学療法の歩み
Online ISSN : 1882-1464
Print ISSN : 0917-2688
ISSN-L : 0917-2688
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34 巻 (2023)
1 号 p. 3-
33 巻 (2022)
1 号 p. 3-
32 巻 (2021)
1 号 p. 3-
31 巻 (2020)
1 号 p. 3-
30 巻 (2019)
1 号 p. 18-
29 巻 (2018)
1 号 p. 3-
28 巻 (2017)
1 号 p. 3-
27 巻 (2016)
1 号 p. 3-
26 巻 (2015)
1 号 p. 3-
25 巻 (2014)
1 号 p. 3-
24 巻 (2013)
1 号 p. 31-
23 巻 (2012)
1 号 p. 3-
22 巻 (2011)
1 号 p. 3-
21 巻 (2010)
1 号 p. 3-
20 巻 (2009)
1 号 p. 2-
19 巻 (2008)
1 号 p. 2-
18 巻 (2007)
1 号 p. 2-
17 巻 (2006)
1 号 p. 2-
16 巻 (2005)
1 号 p. 2-
15 巻 (2004)
1 号 p. 2-
2003 巻 (2003)
14 号 p. 2-
15 巻, 1 号
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特別寄稿
健康寿命と介護予防
辻 一郎
2004 年 15 巻 1 号 p. 2-8
発行日: 2004年
公開日: 2004/11/11
DOI
https://doi.org/10.11342/mpta.15.2
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リハビリテーション専門医の資格を持つ公衆衛生学研究者として,私は,リハビリテーションにおける「障害」の概念を公衆衛生における「予防」のなかで具体化することをモチーフとしてきた。私の研究は,日本人高齢者の健康寿命を測定して日本人の障害構造を分析することから始まり,仙台市シルバーセンター研究において高齢者の運動訓練の有効性を実証し,さらには要介護のリスクとなる要因を総合的に評価して治療介入を行うための「鶴ヶ谷プロジェクト」を立ち上げた。これら一連の研究過程を概括することにより,リハビリテーション医学と予防医学との関わりについて考察する。なお本稿は,第20回東北理学療法士学会での特別講演「健康寿命と介護予防」をもとに作成されたものである。
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(42K)
老年期痴呆について
―こころの病理―
浅野 弘毅
2004 年 15 巻 1 号 p. 9-15
発行日: 2004年
公開日: 2004/11/11
DOI
https://doi.org/10.11342/mpta.15.9
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老年期痴呆について,定義,診断基準,診断の進め方,出現率,原因,種類,アルツハイマー型痴呆の発病危険因子,痴呆を悪化させる要因を概説した。そのうえで,老年期痴呆患者に特有の心理として,(1)忘れ方の法則,(2)自分が壊れる恐怖,(3)居心地の悪さ,(4)孤独の恐怖,の4点を指摘して分析を加えた。さらに,痴呆にともなう精神症状のうち,(1)物盗られ妄想,(2)人物誤認,(3)「幻の同居人」症状,(4)疾病否認,(5)作話,(6)鏡現象,(7)偽対話,(8)共同体被害妄想,について詳述し,その症状の背景に「知的機能の低下という障害をもった人の,環界に対する,その人なりの人格総体の反応」というこころの病理が存在することを論じた。最後に,老年期痴呆の医療とケアについて触れ,本人と家族の両方に目配りをしたケアの大切さを強調した。
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(326K)
在宅障害者(児)の姿勢管理について
―高位頸髄損傷者,重度脳性まひの方を中心に―
岩崎 洋
2004 年 15 巻 1 号 p. 16-20
発行日: 2004年
公開日: 2004/11/11
DOI
https://doi.org/10.11342/mpta.15.16
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座位保持装置は使用者のニーズと身体機能,使用する環境から考慮して,製作する必要性がある。身体機能の評価では座位姿勢でみると,原因がつかめにくいことがあり,一旦,ベッド又はマットに寝て,頭部と体幹の重みと重力を除去した状態でみる。そして,寝た位置では骨盤と足の状態から,座位保持装置の座と足回りの部分を設定できる。座位では体幹と骨盤の状態から,座位保持装置の背の部分が設定できる。この身体機能評価方法を用いてアテトーゼタイプの脳性麻痺,亜急性硬化性全脳炎による四肢・体幹麻痺,人工呼吸器使用の頚髄損傷者の3例に対して,使用者,介助者のニーズと環境に合致した座位保持装置を製作した。
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(877K)
スパイスの効いた接客接遇コミュニケーション
木島 上
2004 年 15 巻 1 号 p. 21-26
発行日: 2004年
公開日: 2004/11/11
DOI
https://doi.org/10.11342/mpta.15.21
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医療機関や個々のスタッフが,提供する医療の付加価値を向上させ,顧客(患者)満足度を高めようとするにあたり,ホテル等における顧客対応ノウハウやマーケティング発想は大いに参考になります。本稿でも,ホテルスクール方式の対人コミュニケーション指導ノウハウの一端をご紹介します。ただし医療機関においては本来,「サービス」というよりもむしろ「ホスピタリティ」,すなわち「協働的な相互関係に立脚した顧客対応」を目指すよう,ベクトルを設定するべきなのです。それぞれの病院,あるいは理学療法科を,「おもてなしすてむ(ホスピタリティを基盤とするサービス提供システム)」として捉え直し,「内部顧客」の概念も重視しながら,整合性のあるホスピタリティを体現して行かれるよう提言します。
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(32K)
高電圧パルス電流療法
―High Voltage Pulsed Current Therapy―
烏野 大, 千賀 富士敏, 太田 厚美
2004 年 15 巻 1 号 p. 27-40
発行日: 2004年
公開日: 2004/11/11
DOI
https://doi.org/10.11342/mpta.15.27
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物理療法における電気刺激療法では,多種の刺激波形を利用し,各パラメータを変更することで得られる生体の神経生理学的反応も変わる。電気刺激を行う場合には,目的とする神経や筋組織を刺激するためには,電気刺激は皮膚を通過する必要がある。皮膚の電気抵抗を減少できれば,不快感の少ない電気刺激を行うことができる。電気刺激療法の1つである高電圧パルス電流療法は,不快感の少ない電気刺激と言われている。本稿では,高電圧パルス電流の特徴や治療効果を通して生体における電気特性を併せて説明した。高電圧パルス電流の主な特徴としては,ツインピークパルス電流,高電圧そして単相波である。高電圧パルス電流は1940年代に米国で開発され,多くの研究者によってその治療効果が確認されてきました。浮腫の予防や改善,創傷治癒の促進,血流の改善,筋力強化への適応とその機序について概説した。
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