マイコトキシン

ステリグマトシスチンをめぐる諸問題

榎本真, 山崎幹夫

1980 年 1980 巻 12 号 p. 1
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_1

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ステリグマトシスチン研究の意義

寺尾清

1980 年 1980 巻 12 号 p. 2-4
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_2

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ステリグマトシスチンの化学

浜崎敞

1980 年 1980 巻 12 号 p. 5-7
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_5

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ステリグマトシスチン生産菌の分布

鶴田理

1980 年 1980 巻 12 号 p. 8-13
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_8

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ステリグマトシスチンの化学分析

斎藤行生

1980 年 1980 巻 12 号 p. 14-17
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_14

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ステリグマトシスチンの代謝における種差

鈴木重紀

1980 年 1980 巻 12 号 p. 18-19
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_18

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ステリグマトシスチンの発癌性に関する新しい知見

畑中純, 久山真平

1980 年 1980 巻 12 号 p. 20-22
発行日: 1980/12/31
公開日: 2010/02/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_20

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ステリグマトシスチン(以下Stgと略)の発癌性については,わが国における食品衛生上の意義からの注目と平行して,最近あらためて実験的な追求がおこなわれ,その結果,表1に示すようにラットやメダカに強力な肝癌形成能を示すことが確認され,またモルモットに対しては強い毒性を示すことが確認されている.一方マウスでは新生仔期を除き,毒性,発癌性に対する感受性の乏しいことが報告されていた.今回,われわれは雌マウス(BDF₁)に比較的大量のStgを長期経口投与した結果,下記の如く肝のみでなく背部皮下などに高率の血管内皮腫,血管肉腫の発生を観察した.特に背部皮下の褐色脂肪組織からの血管肉腫の実験的発生は興味深い.肝の血管肉腫については,ヒト,ラット,マウスなどにニトロソアミン,塩化ビニール,クロロアニリン,トロトラストなどによる報告,経口避妊薬,アンドロジェンによるpeliosis hepatisの発生が知られているが,マイコトキシンにより高率のこれら変化を生じたことは注目される.

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アズキ落葉病の原因菌の1種Verticillium glaucumの代謝産物の研究

諸岡信久, 角田廣, 辰野高司

1980 年 1980 巻 12 号 p. 23-25
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_23

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アズキ落葉病の原因菌はCephalosporium agregatumとされており,Gregantinというファイトトキシンが報告されている.しかし著者らが8月下旬,10月下旬に帯広で採集した罹病アズキからは高頻度でVerti-cillium glaucumが検出された.ここではこのV.glaucumの生産するファイトトキシンの探索を行なったところ,フェニル酢酸,デヒドロフザリン酸を同定したので報告する.

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トリコテセン系マイコトキシンの薄層デンシトメトリーによるけい光分析

佐野明, 滝谷昭司

1980 年 1980 巻 12 号 p. 26-27
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_26

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著者らは,4-(p-ニトロベンジル)ピリジンによる呈色反応を用いたデンシトメトリーによるトリコテセン系マイコトキシンの検出・定量法を報告した.しかし,この方法は呈色物の安定性に難点が見られる.また,さらに高感度な分析法を確立するために,本研究ではニコチンアミドと活性メチレン化合物を用いるエポキシ化合物のけい光反応をトリコテセン系マイコトキシン分析へ応用した.

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Chaetomium virescensの産生する新化合物chaetochrominの経口毒性

特にマウス肝病変について

大坪浩一郎

1980 年 1980 巻 12 号 p. 28-29
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_28

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マイコトキシン産生菌のスクリーニングから,Cytochalasins類似の化学構造と生物活性を持つ Chaetoglobosinsが,Chaetomium globosum,C.cochdiodesによって産生されることが見出された.ひき続いて40株以上のChaetomium属の菌について,Chaetoglobosinsなどの産生能を調べたところ,Chaetomium Sp.NHL2829は新しい毒性物質を産生することが見出された.この菌はC.thielavivideumに近いとされたが,後にC.virescensと同定された. 新しいフェノール物質は,bis(naphthodihydropyran-4-one)と固定され,chaetochrominと命名された.C.virescensかび米からは,この他にsterigmatocystin O-methylsterigmatocystin,chaetocin,eugenitinが検出されている.またこのかび米を飼料に添加して,マウスに投与したが,1.5%以上の混入率ではマウスは強い忌避反応を示した.

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Trichothecene系マイコトキシンの代謝に関する研究

(第2報)土壌細菌によるT-2toxinの分解について

中山恵子, 加藤綾子, 上野芳夫, 蓑田泰治, 大森俊雄, 駒形和男

1980 年 1980 巻 12 号 p. 30-32
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_30

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Aspergillus nigerによるAflatoxin B₁の分解について(1)

坪内春夫, 山本勝彦, 久田和夫, 坂部美雄, 土平一義

1980 年 1980 巻 12 号 p. 33-35
発行日: 1980/12/31
公開日: 2010/02/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_33

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微生物を用いてAflatoxin B1(AF B₁)を分解する実験報告は多く発表されている.著者らもAspergillus flavus 培養白米培地(AF B₁約1.2ppm含有)で採集した真菌を用いてAF B₁添加Czapek-Dox broth(C_z broth)で培養したところ,それらの菌のうちA.nigerによるAF B₁減毒が強く現われたので,A.nigerによる減毒作用について,さらに検討した.

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マツの枯損に関与する糸状菌類に関する研究(第1報)

角田廣, 諸岡信久, 辰野高司

1980 年 1980 巻 12 号 p. 36-39
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_36

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マツの枯損と原因:マツの枯損状況は九州を始めとし,東北地方に至る太平洋側に著しく,最近は日本海側及び高所にまで及びはじめた.枯損の原因はマツノマダラカミキリがマツノザイセンチュウを伝播させ,材中侵入によるものとされている.我々はマツの青変病菌の被害に枯損原因を求めて研究に着手した.

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Fumitremorgin A,Bを生産するAspergillus fumigatusとその近縁菌について

堀江義一, 山崎幹夫

1980 年 1980 巻 12 号 p. 40-41
発行日: 1980/12/31
公開日: 2009/08/04

DOIhttps://doi.org/10.2520/myco1975.1980.12_40

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