日本流体力学会誌「ながれ」
Online ISSN : 2185-4912
Print ISSN : 0286-3154
ISSN-L : 0286-3154
17 巻, 3 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 酒井 敏
    1998 年 17 巻 3 号 p. 163-164
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2011/03/07
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  • マルチメディア論文について
    酒井 敏
    1998 年 17 巻 3 号 p. 184-188
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2011/03/07
    ジャーナル フリー
  • 片岡 武, 蔦原 道久
    1998 年 17 巻 3 号 p. 189-201
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2011/03/07
    ジャーナル フリー
    回転線形密度成層場における慣性内部重力モード波の水平伝播の様子を線形理論をもとに調べた.問題設定として, 有限深さ貯水槽内の線吸い込みならびに点吸い込み流れを採用し, 空間的にそれぞれ2次元, 軸対称に伝播するモード波の振舞を対象とした.特に, モード波の伝播速度, 水平方向波数, 振幅の3点に着目し, これらの時間, 空間ならびに回転角速度への依存性を詳細に調べた.
  • 圧力損失に及ぼす旋回の影響
    畠沢 政保
    1998 年 17 巻 3 号 p. 202-213
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2011/03/07
    ジャーナル フリー
    旋回強度を広範囲に変え, 直径の100倍以上におよぶ充分長い円管を用いて旋回円管流れの実験を行い, 無旋回円管流れとの相違点, 特に圧力損失について研究を行った.円管内に旋回を伴う流れを流入した場合の流動状態は無旋回の円管流れの場合と大きく異なる.旋回の増加に伴い軸速度は壁側に偏り, 管中心部では軸速度が減少し遂に逆流が生じる.また接線速度分布は管全域に渡り強制渦の場合を除き, 組み合わせ渦の様相を呈する.旋回強度が強い場合, 軸速度と接線速度の合速度が無旋回円管流れに比べ著しく速くなるため, 圧力損失は著しく増大する.また旋回を有する円管流れでは充分下流まで境界層の発達は抑制され, 管壁近傍の乱れは無旋回円管流れとほぼ同等に保持される.一方, 旋回強度が弱い場合, 管直径と平均軸速度を基にしたレイノルズ数が無旋回円管流れの臨界レイノルズ数より高い領域でも管壁近傍の流れは再層流化されることから, 管壁近傍の合速度の半径方向の勾配が低く抑えられ, この領域では乱流域における無旋回円管流れよりも圧力損失が小さくなることが期待できる.ここでは円管の圧力損失に及ぼす旋回の影響について検討した結果について報告する.
  • 真弓 貴雄, 長峯 嘉彦, 橋本 准一, 中島 秀紀
    1998 年 17 巻 3 号 p. 214-217
    発行日: 1998/06/30
    公開日: 2011/03/07
    ジャーナル フリー
    移流方程式の数値計算法において, 安定で精度のよいスキームを得ることができるCIP法を用い, 電磁流体コードを開発した.このコードを用いて磁場を配した体系のもとにおけるプラズマ膨張過程の挙動解析が目的である.本誌では二つの計算例を示す.まず真空中におけるプラズマの挙動解析を行った.ここでは自由境界流れの問題が発生し, それに対してCIP法と一般座標系を用いた移動格子法を組み合わせることで対応している.次にプラズマの巨視的不安定性構造の解明するため, 回転プラズマの膨張過程を計算した.両者の結果を用い, CIP法を用いた電磁流体コードの妥当性を検討する.
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