日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
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52 巻 , 9 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 池見 酉次郎
    1963 年 52 巻 9 号 p. 977-982
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 金久 卓也
    1963 年 52 巻 9 号 p. 983-991
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
  • 辻 悟
    1963 年 52 巻 9 号 p. 992-998
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 中川 俊二
    1963 年 52 巻 9 号 p. 999-1006
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 松永 藤雄
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1007-1012
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 古閑 義之
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1013-1018
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 星野 昭夫
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1023-1040
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
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    近年host-parasite relationshipる概念から,感染に対する非特異的防禦機構が注目されている.特にProperdin systemが1954年Pillemerらによつて提示されて以来,感染に対する非特異抵抗力との関連においてproperdinは興味ある問題を提起している.そこで,感染に対する抵抗力の一因子としてのproperdinをとりあげ,非特異抵抗力における役割を解明する手掛りを得るために, zymosan,腸パラワクチン,墨汁の投与によるマウスの血清properdin値の変動を測定すると同時に,赤痢菌,葡萄球菌に対する抵抗力,網内系貪食能,血清蛋白像,肝カタジーゼ活性,白血球数などを測定し,更にtetracycline, cortisone投与, 60Co全身照射時の血清properdin値を測定したが, properdinが非特異抵抗力の変動に直接的関係を有することは証明し得なかつた.
  • 草間 光俊
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1041-1053
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    下垂体副腎皮質機能の中枢性調節研究の一環として,神経症での情動の変動と該系機能との関連を血中,尿中17-OHCSを指標として検索した。有愁訴時には血中遊離型17-OHCS値は高値で,日差変動,日内変動も乱れ,かつ高いレベルで変動している.一方,尿中総17-OHCS排灘量は低値で,血中値との間に解離を認めた.この解離はhydrocortisone負荷試験や,血中,尿中遊離型およびグルクロン酸抱合型17-OHCSの態度から過分泌された副腎皮質ホルモンが,異常代謝路を経て代謝されるために起こると推定された.これらの異常はchlordiazepoxideの併用療法で愁訴が消失すると正常となつた.同時にmecholyl試験により自律神経機能をうかがい,下垂体副腎皮質機能と同様,情動と共に著明に変動していることを知つた.ここに情動に伴つて起こる生体反応の側面を,内分泌,自律神経の両面から観察し,心身相関の問題にも具体的な可能性を与える成績を得た.
  • 兼子 俊男
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1054-1071
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    各種のbiguanide系誘導体力数年来経口抗糖尿病剤として臨床に用いられてきているが,その血糖下降機序が現在はおいてもなお明らかでなく,かつin vitroではこれらbiguanide剤がoxidative phosphorylationを抑制することが明らかにされているため。長期連用の避けられない抗糖尿病薬として臨床上その適応に相当制限が加えられてきているが,二,三の実験成績や臨床上の治療成績を,このようにbiguanide剤の血糖降下機序をoxidative phosphorylationの抑制に基づくanaerobic g1yco1ysisの亢進で説明することには疑問を持たざるを得ない.そこで著者はdimethylblguanide. 14Cを用いて,その体内分布を検討し,ついで本剤の血糖下降機序をin vivoでalloxan糖尿シロネズミを用いて酵素のlevelで検討した結果, in vitroあるいは高濃度の場合は別として,臨床上見られる血糖降下作用は,何らかのstepをへてg1ucokinaseの活性を増強し,従つて糖の利用を増大することであると考えられる成績を得た.
  • 溝上 長男
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1072-1080
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    肺気腫の定義並びに診断は,従来から臨床的な見地と病理解剖学的見地とが必ずしも一致せず,この点が本症研究の問題点となつてきた.著者はX線走査キモグラフィーを用いて肺気腫の診断にかんし臨床的に研究した.肺気腫患者のキモグラムは基線に近く走り,呼吸性動揺が各部位において小さく,かつ不規則で,換気機能の低下と換気状態の不均一を示した.胸廓内径に対する肺組織の厚み(血液を含む)の百分率は肺の粗密の程度を表わし,これを肺組織率とすると,肺組織率は,肺気腫において著明に低下し,特に,最大呼気時において対照例と明確な差異を示した.
  • 田村 文彦
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1081-1088
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    健常者10例,肺疾患例など27例,計37例について,室内気吸入時、および,60%O2吸入時の肺胞気一動脈血O2分圧較差を測定し, CO拡散能力,とくに、膜拡散能力との関係を中心に肺胞機能を検討した.肺胞気-動脈血O2分圧較差は,全症例で,高濃度O2吸入時には,室内気吸入時よりも増大がみとめられた.肺疾患例では,健常例に比して,肺胞気,動脈血O2分圧較差は大であり,ことに肺内ガス分布障害を示す症例では,高濃度O2吸入時に,その増大が著明であつた.肺胞気-動脈血O2分圧較差と肺のガス拡散能力との関係は明らかでなかつた.また,室内気吸入時は、肺胞気-動脈血O2分圧較差と膜拡散能力の間に,逆相関関係がみとめられたが, 60%O2吸入時には,この関係は明らかでなくなつた.このように,高濃度O2吸入時の肺胞気-動脈血O2分圧較差の著しい増大は,ガス分布障害,換気血流分布の不均等によるものと考えられ,拡散障害とは,一義的な相関関係はみとめられない.しかし, 2種の異なるO2濃度のガス吸入時における肺胞気-動脈血O2分圧較差と膜拡散能力の組合わせにより,真の意味の膜拡散障害を規定することが出来よう.
  • 木村 元, 藤宮 松太郎, 渡部 義一, 村川 英三
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1089-1095
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    第1例. 57才,男.右下肋部純痛,黄疸,肝腫大あり.肝機能検査成績より閉塞性黄疸を伴なつた肝実質障害で,閉塞機転は胆道癌あるいは膵頭癌によるものと考えて開腹術を行なつた処,肝胆管,胆嚢胆管,総胆管の壁の高度の肥厚による胆道狭窄が閉塞の原因であることが明らかにされ,同時に軽度の胆汁性肝硬変,慢性胆嚢炎が認められた.術後経過は良好であつたが,試験切片を切除した左肝葉辺縁の穿孔による胆汁性腹膜炎を併発して死亡した.第2例. 39才,男.吐血で入院し,十二指腸潰瘍と共に,十二指腸下行部に手拳大の陰影欠損が認められ,有茎性ではなく,腸蠕動と共に形を変える良性腫瘍と診断された.開腹の結果,十二指腸内腔に突出した嚢腫で,内容は胆汁であり, Vater膨大部と小交通口を有する重複胆嚢と診断された。しかし組織学的には重複十二指腸(腸管性嚢腫)である事が明らかにされた.すなわちこの嚢腫の壁は両面共に十二指腸粘膜で,それぞれ筋層を有し密着していた.
  • 山田 実, 三浦 旭, 今 明敏
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1096-1101
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    既往に湿性肋膜炎,腰椎カリエス(流注膿瘍形成),肺結核等の結核性疾患を経過した38才の主婦が,約2年半ほどの胸部の圧迫感や,疼痛の後,突然,上腹部に激痛と膨隆が現われて来診した.上腹部中央の半小児頭大の腫瘤と, さらに1週後に現われた左下腹部の鵞卵大の腫瘤の性状につき種々検索を試みた.まず,腹腔内臓器との関係は認められない.次に, 試験穿刺により,両腫瘤から同一の濃い血性膿汁が得られたので,腫瘤のウログラフィン造影を行なつたところ,腫瘤は腹壁にあり,かつ両腫瘤は瘻管によつてつながつていた。またこの患者は胸部X線像で,心陰影の拡大と心膜の石灰沈着があり,心膜炎の存在を認め,心膜腔穿刺を試みたところ,腹壁腫瘤から得たと全く同様の穿刺液が得られた.臨床検査所見で特徴的なものはない.心膜腔と腹壁腫瘤との交通については確認出来なかつたが,既往症と,緩慢な経過から,陳旧な結核性心膜炎が穿孔して出来た腹壁への流出膿瘍であろうと診断した.(附記)この診断は事後の手術によつて確認された.
  • 荒木 定蔵, 関内 淳, 坂倉 武彦, 大西 正一, 角田 均, 長谷川 栄一
    1963 年 52 巻 9 号 p. 1102-1107
    発行日: 1963/12/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    間脳,下垂体後葉系の機能不全による抗利尿ホルモンの分泌低下は通常尿崩症状を呈するが,下垂体前葉に機能障害があれば,尿崩症症状は発現しなくなるといわれている。われわれは最近下垂体前葉機能と,本症症状発現との間に密接な関係を有すると思われる1症例経験した.すなわち妊前下垂体前葉機能低下が認められていた33才の婦人が,妊娠により尿崩症症状を発現し,妊娠の進むにつれて該症状はますます著明となつたが,分娩後は速かに軽快した。本症例は妊娠前下垂体後葉障害があつても,前葉機能の低下が本症状発現を抑制していたが,妊娠により下垂体前葉ならびに副腎皮質機能が亢進したことにより本症状が著明になつたものと考えられる.なお本例ではchlorothiazideの投与が臨床症状の改善に役立ったが,本例の如き妊娠後期で後葉製剤の使用し難い時には,本薬は有用な薬剤と考える。
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