日本内科学会雑誌
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64 巻 , 11 号
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  • 笹本 浩, 村尾 誠
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1211
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 横山 哲朗
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1212-1218
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    1) 空気呼吸時に動脈血O2分圧75TORR以下を示した呼吸不全例1484例を含む臨床例,合計3129例(うち146例は酸素療法中に検査を実施)につき,行なつた動脈血ガス分析の成績を中心に報告した.
    2) 疾患により,あるいは換気能力の障害の型により,動脈血ガスの異常には無視し得ない相違があり,呼吸不全の診断をいわゆる閉塞性肺疾患の場合と同一の基準で行なうことは妥当でないとの結論に達した.
    3) 動脈血O2分圧が異常に低下している症例でも,CO2分圧は必ずしも高くはなく,それが45TORRをこえたものと35TORRに達しないものは互に同程度の発現率であつた。
    4) 呼吸性アルカローシスを伴う呼吸不全例では,その成立の機序に肺におけるガス交換機能の不均等分布が重要な役割を果たしているものと推論された.
    5) 呼吸不全と判定する動脈血ガスを中心にした呼吸病態生理学的立場からあらためて検討し,新しい“申し合わせ”をつくることが必要であることを述べ,著者の考えを一例として述べた.
  • 藤田 一誠
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1219-1224
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 長野 準
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1225-1229
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 小池 繁夫
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1230-1235
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 大崎 饒, 川上 義和
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1236-1240
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 谷本 普一, 蒲田 英明, 岡野 弘, 田村 昌士
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1241-1245
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 笹本 浩, 村尾 誠
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1246-1248
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
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  • 小林 逸郎, 山崎 博男, 藤田 勉
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1249-1255
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    血小板ADPおよびアドレナリン凝集能の測定には全血を用いて測定するscreen filtration pressure (SFP)法(Swank, 1961)があるが,われわれはこれを用いて脳出血回復期47例について血小板凝集能の特徴を検討した.同時に血小板数,血小板粘着能,血漿フィブリノーゲン量とのも関連検討した.血小板ADP凝集能とアドレナリン凝集能の間にr=0.581 (P<0.05)なる相関がみられた.血小板ADPおよびアドレナリン凝集能と血小板数,血小板粘着能,血漿フィブリノーゲン量の間に相関はみとめられなかつた.血小板数と血小板粘着能,血漿フィブリノーゲン量との間にも相関はみとめられなかつた.また血小板粘着能と血漿フィブリノーゲン量の間にも相関はみとめられなかつた.このほか急性期18例について発症より経時的に血小板ADPおよびアドレナリン凝集能,血小板数,血小板粘着能,血漿フィブリノーゲン量を経時的に測定し,その特徴を検討した.血小板ADP凝集能にて脳出血発症3病日以内(急性期)と,第31病日以後(回復期)の間に5%以下の危険率で有意に急性期は低い値を示した.血小板アドレナリン凝集能にて,発症3病日以内(急性期)と第11~30病日および第31病日以後(回復期)との間に1%以下の危険率で有意に急性期は低い値を示した.血小板数,血小板粘着能は急性期,回復期を通して変動はみとめられなかつた.血漿フィブリノーゲン量は,急性期より回復期にかけて高い値を示したが,急性期と比べ有意差はみとめられなかつた.
  • 藤井 浩, 加納 正
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1256-1263
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    大量の尿中Bence Jones蛋白が10年間にわたり排泄されながら無治療で非進行性に,無症状に経過している貴重な症例を経験した.調べた限りでは本邦で未だその様な報告はみられない. 56才の男性で1964年検診にて蛋白尿を指摘され入院.理学的所見に異常はない.尿中にB J蛋白が証明され,尿蛋白の90%以上はβ領域のmonoclonal spikeにあり,免疫電気泳動ではλ-L鎖,超遠心分析でdimer型B J蛋白と判明した.経過中尿B J蛋白は1.0~4.0g/日で血沈値,血清アルブミン値,末血像は正常範囲内である.γグロブリン値,正常免疫グロブリンには軽度の減少がみられた.骨髄中形質細胞数は13.2~6.4%でその形態に若干の異型性がみられ,蛍光抗体法によるK鎖, L鎖産生細胞の比は6.5: 3.5であつた.全身の骨X線検査には異常なく,直腸生検でアミロイド沈着は証明されなかつた. B J蛋白尿は骨髄腫,原発性マクログロブリン血症,原発性アミロイド症などにみられるが,続発性単クローン性免疫グロブリン血症ではごく希にしか検出されず,しかも少量もしくは一過性である. B J蛋白尿の大量長期排泄が認められる場合には, malignant signとしてとりあげる従来の一般的見解は否定しえないが,本例のように長期無症状例もあるので,その臨床的意義について考察検討した結果,このような例もpotentially malignant typeとして提唱する.かかる立場よりB J蛋白産生と免疫グロブリン産生細胞の腫瘍性増殖を示す疾患との関連を考察した.
  • 望月 茂, 桐山 利昭, 角水 圭一, 和田 勝, 磯田 次雄, 川西 康夫, 和多田 光朗, 水谷 孝昭
    1975 年 64 巻 11 号 p. 1264-1269
    発行日: 1975/11/10
    公開日: 2008/06/12
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    WPW症候群に房室ブロックを伴うことは希といわれるが,房室伝導障害に加えてsick sinus syndromeを伴つたWPW症候群の1例につき報告する. 50才女子. 14~15年前より頻拍発作があつた.本症例は洞調律時に典型的なWPWパターンを示し,心房ペーシングによりペーシングレートを増加してもQRSの幅や形は洞調律の時と全く変化しなかつた. His束心電図ではHis束のふれは洞調律時からすでにQRSの中に埋もれていると考えられる.潜在的に正常伝導系の伝導障害が存在するために,興奮はほとんど副伝導路(Kent束)のみを通つていると考えられた.本症例が正常伝導型の洞調律を1度も示さなかつたことも正常伝導系の伝導障害を示唆する.さらに正常伝導波形の心房細動を示した時,房室ブロックを示唆する所見を示した.また,本症例は房室伝導障害に加えてsick sinus syndromeを伴つていた. sick sinus syndromeを伴つたWPW症候群の報告はわれわれのしらべた範囲では見当らない.本症例は何らかの原因により心筋にびまん性の変化が起こり洞房結節,房室伝導系に障害をもたらしたものとして興味深い.著明な心肥大, 3音, 4音の存在,さらに弟がWPW症候群であり,家族に心疾患での死亡例が多いことなどを考え合わせると,特発性心筋症ないし家族性心筋疾患の可能性も大きいと考えられる.
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