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後藤 由夫
1988 年 77 巻 11 号 p.
1637-1638
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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竹本 忠良, 多田 正弘
1988 年 77 巻 11 号 p.
1639-1642
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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岡部 治弥
1988 年 77 巻 11 号 p.
1643-1645
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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大柴 三郎
1988 年 77 巻 11 号 p.
1646-1650
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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多賀須 幸男
1988 年 77 巻 11 号 p.
1651-1654
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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涌井 昭
1988 年 77 巻 11 号 p.
1655-1659
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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土屋 雅春
1988 年 77 巻 11 号 p.
1660-1665
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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井上 幹夫
1988 年 77 巻 11 号 p.
1666-1670
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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吉田 豊
1988 年 77 巻 11 号 p.
1671-1674
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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長廻 紘
1988 年 77 巻 11 号 p.
1675-1678
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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中川 哲也
1988 年 77 巻 11 号 p.
1679-1682
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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大塚 恭男
1988 年 77 巻 11 号 p.
1683-1686
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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高橋 恒男
1988 年 77 巻 11 号 p.
1687-1690
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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石川 誠
1988 年 77 巻 11 号 p.
1691-1692
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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太田 博真, 高畠 利一, 前川 正和, 山本 嘉治, 石田 陽一, 原 博元, 中村 三郎, 服部 信
1988 年 77 巻 11 号 p.
1693-1696
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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本態性高血圧症患者の体液量の調節におよぼす血圧と腎機能の影響について検討した.平均血圧と細胞外液量,循環血漿量と細胞外液量の比および循環血漿量と細胞間質量の比との間にはそれぞれr=0.500, -0.550, -0.534といずれも有意の相関がみられたが,循環血漿量との関係はなかった.〓過率と平均血圧および細胞外液量との間にそれぞれr=0.559, 0.506の有意の正相関がみられた.以上より,本症患者における細胞外液量は腎血管緊張と関連して調節され,その血管内外の分布は一部血圧と関係して変化していると考えられる.
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橘 順子, 菅井 進, 吉岡 律子, 沢田 信, 清水 史郎, 広瀬 優子, 滝口 智夫, 紺田 進
1988 年 77 巻 11 号 p.
1697-1703
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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Sjögren症候群にはまれな合併症である血小板減少症の4症例を経験したので報告する.症例は全例女性であり, Sjögren症候群先行例2例,同時発症例2例,血小板数1.2~5.4万/μ1, platelet-associated IgGは全例高値を示した.骨髄穿刺,生検で,巨核球数は正常ないし増加し,巨核球形態に異常はなかった. 1例は2年の自然経過で回復し, 3例はステロイド薬中等量の投与で血小板数は正常近くまで回復した.これらより, Sjögren症候群に伴う自己免疫機序による血小板減少症と考えられた.本邦では今まで20例の報告があり,いずれもほとんどが骨髄巨核球数は正常ないし増加しており, platelet-associated IgGを含めた抗血小板抗体陽性例が半数あり,自己免疫機序による症例が多いと考えられた.
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小原 克也, 秋保 直樹, 佐藤 博, 斉藤 喬雄, 三浦 幸雄, 吉永 馨, 柿澤 美保, 多田 啓也, 塚本 哲朗, 本郷 道夫
1988 年 77 巻 11 号 p.
1704-1709
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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市販のゲルマニウム(Ge)薬を服用中に多彩な症状を呈し,著明な消化管機能障害,腎障害の出現をみた2症例を経験した.症例1は6才,女児.高度の栄養障害があり,腎生検で慢性間質性腎炎を認めた.経過中誤嚥により死亡した.症例2は50才,男性.腎不全のほか著明な体重減少,知覚障害を主徴とする末梢神経障害,筋障害を呈した.末梢神経生検では,大径有髄線維の著明な減少と高度の軸索変性を認めた.消化管,特に胃の著明な運動機能低下があり, metoclopramide, domperidoneなどの投与によっても嘔吐は持続し,経口摂取の困難な状態が続いた.両例とも,毛髪,血液,尿から高濃度のGeが検出され, Ge中毒症と考えられた.
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平沢 龍登, 下原 康彰, 矢部 秀樹, 飛田 明, 片岡 久和, 岡田 啓成, 井藤 久雄, 三宅 正淑
1988 年 77 巻 11 号 p.
1710-1714
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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症例は44才の男性で,肝機能障害と巨大な肝腫瘤を指摘され入院.各種腫瘍マーカーは陰性であったが,画像診断上悪性腫瘍と鑑別がつかず抗癌剤を投与.しかし,針生検によりinflammatory pseudotumorに一致する病理組織が得られたため,経過観察とした.その後,腫瘍は徐々に自然退縮してきており,順調な経過をとっている.
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末岡 栄三朗, 馬場 直樹, 黒田 康夫, 小田 健一郎, 山本 匡介, 柴崎 浩
1988 年 77 巻 11 号 p.
1715-1720
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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症例1は47才,男牲,歩行障害の進行と精神発達遅延があり当院に入院した.低身長,知能低下,構音障害,〓性麻痺を認めた.検査所見上,血清コレステロール低値,β-リポ蛋白,アポ蛋白Bの低下を認め,症例2(症例1の二男)にも同様の所見を認めた.血縁者について神経学的および血液学的検索を行ない, 10名中2名に神経学的異常を, 10名中8名に低コレステロール血症を, 2名に明らかなβ-リポ蛋白の低下を認めた.アポ蛋白の明かな低下は9名中6名に認めた.以上より,本家系はFHBLの1家系と考えられた. FHBLのヘテロ接合体例における神経障害の合併は少なく,本例のように親子に精神発達遅延,〓性脊髄麻痺を認めた症例の報告は少ない. FHBLと神経障害について,文献的考察をふまえ報告する.
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真田 宏人, 上野 敏男, 竹田 亮祐, 中沼 安二
1988 年 77 巻 11 号 p.
1721-1725
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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進行性全身性硬化症の経過中に原発性汁性胆肝硬変症を合併した1例を報告する.症例は42才,女性で, 25才頃より強指症が出現,その後全身の皮膚硬化,色素沈着およびレイノー現象が出現した.一方40才頃より健診で肝機能異常を指摘され,精査目的で入院,抗ミトコンドリア抗体陽性で,肝生検によりScheuer分類第2期の原発性胆汁性肝硬変症と診断された.また皮膚生検等によりBarnett II型の進行性全身性硬化症,いわゆるacrosclerosisと診断された.さらに家族検索において女性全員に免疫異常を認め,また同胞にシェーグレン症候群を認めた.これらの疾患の関連性および遺伝的背景について検討した.
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佐藤 薫, 岡村 建, 名西 史夫, 保利 敬, 小野 山薫, 藤島 正敏, 近藤 正一
1988 年 77 巻 11 号 p.
1726-1730
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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フリー
症例は37才,女性. 21才より慢性関節リウマチにて治療中,蛋白尿持続するため入院.関節変形,関節痛,心肥大,肺野乾性ラ音,下腿浮腫あり.腎機能障害を伴うネフローゼ症候群,出血時間の延長と貧血,便潜血陽性,全肺野に網状影を認めた.入院中,激しい排尿痛を伴う治療抵抗性の膀胱出血をきたした.これを契機に,発熱,イレウス,消化管出血を発症,播種性血管内凝固を合併,さらに急性腎不全,呼吸不全,肝不全を併発,多臓器不全の状態となり,脳出血にて死亡.剖検で膀胱を含む全身諸臓器にアミロイドの沈着がみられ,免疫組織学的にアミロイドA (AA)であることが確認された. AAタイプのアミロイド沈着による膀胱出血の予後が重篤であることが示唆された.
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小泉 浩一, 五十嵐 美晴, 中村 晴彦, 斉藤 宗一, 佐藤 伸二, 安藤 晴夫, 佐々木 英夫
1988 年 77 巻 11 号 p.
1731-1735
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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52才の伯父, 30才の甥三親等間に成人型悪性貧血が家族内発症し,うち甥にOsler病と考えられる胃内視鏡所見を伴っていた.両者とも全身倦怠感を主訴とし,毛髪に白髪を混じ,神経症状を認めない等,臨床症状は,極めて近似し,検査所見上でも壁細胞抗体,内因子抗体とも陽性であり,血清ガストリン値著増等を認めた.以上より遺伝的要因の関与が強く疑われたが, HLA抗原の検索では特定の遺伝子座と悪性貧血の関連は認めなかった.
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平山 幹生, 武藤 多津郎, 中崎 繁明, 郡 大裕, 藤木 典生, 中尾 直樹
1988 年 77 巻 11 号 p.
1736-1737
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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症例は不明の発熱,頸部リンパ節腫大, LDHの高値を認めた男性で,リンパ節生検の結果,亜急性壊死性リンパ節炎と診断された.経過中の血清gamma-interferon値が6U/mlと高値を示した.本症における不明の発熱の原因および病態にgamma-interferonが関与している可能性が推定された.
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西谷 皓次, 西村 誠明, 山村 昌弘, 川端 芙紀子, 大山 康之, 太田 善介
1988 年 77 巻 11 号 p.
1738-1739
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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膠原病疾患における血清フェリチン値の臨床的意義について検索中,異常な高フェリチン血症を伴い中年期に再燃した若年性関節リウマチ(JRA)の1例を経験した.症例は42才の男性で,発熱・多発性関節痛を主訴として入院し,明らかな感染巣は判明せず, JRAの再燃と判断しステロイド療法を開始した.臨床症状は改善し,同時に血清フェリチン値も正常値に復した.本症例はJRAの再燃時,異常な高フェリチン値を示したまれな症例である.
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新宮 哲司, 横山 正一, 森 典子, 吉田 裕, 松田 昌幸, 星野 垣雄, 鏑木 恒男, 梶山 梧朗
1988 年 77 巻 11 号 p.
1740-1741
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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ネフローゼ症候群で発症した全身性サルコイドーシスを経験した.腎生検では,肉芽腫病変を認めず,非特異的間質性炎症を呈し,糸球体は正常であった.抗炎症薬,ステロイド薬による治療に対し全身症状は改善したが,蛋白尿は改善せず,本症例は微小変化群によるステロイド抵抗性ネフローゼ症候群を合併したサルコイドーシスと考えられた.
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三ツ木 健二, 梅井 利彦, 井上 孝利, 隅田 〓男, 花田 基典
1988 年 77 巻 11 号 p.
1742-1743
発行日: 1988/11/10
公開日: 2008/06/12
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症例は45才の男性.好酸球増加, IgEの上昇を認め,免疫電気泳動法による検索にて,猫回虫による内臓幼虫移行症と診断した.超音波検査,腹部CT検査で,肝に,多発性の小結節性低エコー域,低吸収域を認めた.肝の生検にて,これらの所見に一致すると思われる肉芽腫病変が得られた.肝に形成された肉芽腫を,画像診断で捉え,組織像で確認し得た症例はみられない.これらの所見は,本症の診断上,重要であると考えられた.
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