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内野 治人
1989 年 78 巻 6 号 p.
751-752
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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中村 徹
1989 年 78 巻 6 号 p.
753-758
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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星野 孝
1989 年 78 巻 6 号 p.
759-764
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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山田 一正
1989 年 78 巻 6 号 p.
765-768
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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白川 茂, 北 堅吉, 小林 透
1989 年 78 巻 6 号 p.
769-773
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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大島 年照
1989 年 78 巻 6 号 p.
774-780
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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高久 史麿
1989 年 78 巻 6 号 p.
781-784
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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吉田 彌太郎
1989 年 78 巻 6 号 p.
785-788
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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正岡 徹
1989 年 78 巻 6 号 p.
789-791
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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鎌田 七男
1989 年 78 巻 6 号 p.
792-795
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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柴田 昭
1989 年 78 巻 6 号 p.
796-801
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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下山 正徳
1989 年 78 巻 6 号 p.
802-808
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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今村 幸雄
1989 年 78 巻 6 号 p.
809-813
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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高月 清
1989 年 78 巻 6 号 p.
814-817
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
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中村 徹
1989 年 78 巻 6 号 p.
818-819
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
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小野田 教高, 川越 美奈子, 清水 明実, 古守 知典, 高橋 千恵子, 大森 安恵, 平田 幸正
1989 年 78 巻 6 号 p.
820-825
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
症例は66才の女性.糖尿病のコントロール不良で,腎機能低下があり,全身浮腫のため入院した.入院後症状は軽快し,血糖も1日約40単位のインスリンでコントロール良好となった.入院第32日に,発作性心房細動を認めたが,不整脈は3時間で回復した.その後の発作予防のため, disopyramide 300mg/日を開始したところ,投与3日目より血糖が下がりはじめ,補食を加えてもなお低下傾向が続くため,インスリンを漸減した. disopyramideを100mg/日に減らしたところ,血糖は再び上昇し,最終的に1日22~24単位のインスリンで良好なコントロールを得た. disopyramideを100mg/日まで漸減した直後での朝食摂取前における血中CPRは, disopyramide投与以前のそれより高値で,内因性インスリンの分泌にdisopyramideが関与した可能性が示唆された.本例は, disopyramideの副作用としてインスリン必要量が急激に減少することを示した症例であった.
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鰍沢 夏美, 高沢 哲也, 中村 宏志, 伊藤 正毅, 柴田 昭, 岩渕 三哉
1989 年 78 巻 6 号 p.
826-830
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
症例は63才の女性で, 52才時頚部リンパ節腫脹と右肺中葉のcoin lesionが発見されたが,種々の検査の結果,良性腫瘍として経過観察されていた. 54才時,両側腎結石を来し,精査の結果副甲状腺機能亢進症と甲状腺濾胞腺腫が発見され,副甲状腺3腺摘出術と甲状腺全摘術を受けた. 62才時左肺下葉にもcoin lesionが出現したため,転移を疑い検索した.低血糖,膵腫瘍からinsulinomaが考えられ, MEN1型と診断された.胸部腫瘍摘出術により,右側は軟骨肉腫であり左側は組織球の集簇であった.軟骨肉腫を合併したMENの報告はなく,又MENが内分泌器官のみならず諸器官に病変を発生しうる点において本症例は意味深く,諸臓器検索の必要性を示唆した.
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金 栄治, 鷹巣 晃昌, 森 一樹, 池田 英
1989 年 78 巻 6 号 p.
831-834
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
症例は84才,女性.食道癌による通過障害改善のため内視鏡的に食道内チューブを挿入した.挿入後約9カ月後から原因不明の発熱,白血球増加がみられ,その1カ月後に死亡した.剖検にて食道内チューブ口側端の心膜腔への穿孔,および化膿性心膜炎がみられた.組織所見にて心膜に癌浸潤が認められた.チューブの圧迫が食道心膜瘻の一因と考えられた.
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十河 泰司, 木村 正司, 大西 茂明
1989 年 78 巻 6 号 p.
835-839
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
Streptococcus bovisによる感染性心内膜炎と大腸癌との関連についての報告は欧米では散見されるが,本邦においては認められない.我々は大腸癌手術後に, Streptococcus bovisによる感染性心内膜炎と診断した1例を経験したので報告する.症例. 54才,男性.昭和61年2月大腸癌手術施行.同年3月退院.同年4月下旬より, 38°C以上の発熱が認められるようになり入院.血液培養にてStreptococcus bovisが検出され,心臓超音波検査等により,大動脈弁狭窄兼閉鎖不全症および僧帽弁閉鎖不全症と診断され,感染性心内膜炎による連合弁膜症として内科治療後,二弁置換術を行い現在経過良好である.
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森岡 英次, 久野 修資, 石橋 守興, 瓦 隆, 教正院 敬子, 木村 暢宏, 奥村 恂
1989 年 78 巻 6 号 p.
840-841
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
症例は37才,女性.右鼠径部腫瘤の精査治療を目的として入院した.同部腫瘤の生検で悪性リンパ腫(lymphoblastic type)と診断され化学療法を行った.発症24カ月後に胃粘膜下腫瘍が出現し,同部の生検および初発時腫瘤の細胞生化学的な検索によりgranu1ocytic sarcomaと判明した.初発時の骨髄および末梢血に白血病を示す幼若細胞の出現がないことより腫瘤先行性granulocytic sarcomaと診断し,さらに再発時の芽球がペルオキシダーゼ陽性,表面マーカー上myeloid系であることを証明した.今回腫瘤先行性granulocytic sarcomaのまれな1例を報告し,生検腫瘤の細胞化学的検索の重要性を強調した.
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野ッ俣 和夫, 森岡 健, 鵜浦 雅志, 小林 健一, 服部 信
1989 年 78 巻 6 号 p.
842-843
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
症例は23才,男性. 4種類のparaneoplastic syndromeを呈するびまん型の肝細胞癌であり,さらに高レニン性高血圧症を呈したため精査したところ,血漿レニン濃度が2080pg/mlと著明に増加し不活性型がほとんどを占めた.約3カ月後に肝不全のため死亡後,剖検肝で肝癌組織中のレニン濃度を測定したところ,正常肝の約6~40倍であり,不活性型の割合が比較的多かった.以上より,本例はきわめてまれなレニン産生肝細胞癌と思われた1例である.
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相馬 淳, 木下 康通, 佐藤 博, 秋保 直樹, 大高 徹也, 小川 正美, 丹野 尚, 遠藤 一靖, 斉藤 喬雄, 吉永 馨
1989 年 78 巻 6 号 p.
844-845
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
33才,女性.多発性神経炎,浮腫,皮膚変化,内分泌障害,免疫グロブリン異常,臓器腫大など多彩な症状を呈し, Crow-Fukase症候群と診断した.腎生検にて,光顕上,膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)と類似の像であったが,血清補体価は正常であり,また免疫染色,電顕上からも, MPGNに特徴的な所見はなかった.これらの点から,免疫学的機序とは異なる,何らかのtoxicな物質によるmicroangiopathyの可能性が考えられた.
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熊谷 功, 高取 克彦, 西村 誠明, 鄭 龍洙, 高岡 道夫, 槇野 博史, 高橋 香代, 宮脇 昌二, 太田 善介
1989 年 78 巻 6 号 p.
846-847
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
40才,女性.混合性結合組織病(MCTD)で経過観察中にネフローゼ症候群,腎機能低下をきたした.腎生検では膜性変化,巣状増殖性変化と小血管の軽度の肥厚を認めた.ステロイド薬治療中に高血圧,血尿・蛋白尿の増加,腎機能の低下,レニン活牲の上昇をきたし,カプトプリルの投与により改善が得られた. MCTDの腎病変は比較的軽度のものが多いが,急速に腎不全に陥る例もみられ,この症例も含めて強皮症腎様の血管病変の進行が示唆される.
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山下 一也, 小林 祥泰, 山口 修平, 山内 康平, 恒松 徳五郎
1989 年 78 巻 6 号 p.
848-849
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
ジャーナル
フリー
63才,女性.以前より口内および眼乾燥感があり,半年前より頻尿出現,膀胱炎の治療うけるも軽快せず,入院.舌は乾燥,口角炎(+),頻尿(+), IgG 2996mg/dl,抗核抗体10倍(Speckled), SS-AIは64倍と陽性.唾液腺生検などよりSjögren症候群(SJS)と診断し, SJSに起因する神経因性膀胱を疑い,ステロイド薬治療で軽快した.自己免疫機序によるS2, 3, 4レベルの後根神経節炎による神経因性膀胱が生じ,頻尿をきたしたものと推測される.
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飯田 真介, 仁田 正和, 野尻 修, 竹内 元二, 児玉 裕幸, 高阪 啓樹, 亀島 信利, 高田 勝利, 御供 泰治, 山本 正彦
1989 年 78 巻 6 号 p.
850-851
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
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フリー
症例は46才,男性. Philadelphia(Ph
1)染色体陽性の慢性骨髄性白血病(CML)の経過中に血便,発熱と体重減少が出現し多発性小腸大腸潰瘍を認め,激烈な経過で死亡.骨髄像,末梢血液像とも芽球の増加は認めず,骨髄血の染色体分析では+8, +Ph
1の付加的染色体異常を認めた.剖検所見で,各成熟段階のCML細胞の浸潤増殖による下部消化管の著しい潰瘍形成を認めた.腸管浸潤を伴う強い消化器症状を呈したCMLの症例を報告した.
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谷川 敬一郎, 古家 寛司, 佐藤 利昭, 加藤 譲, 長岡 三郎, 大和 田操
1989 年 78 巻 6 号 p.
852-853
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
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von Gierke病が強く疑われる30才の女性で,開腹肝生検を施行し, glucose-6-phosphataseの完全欠損を認めた.ブドウ糖負荷試験では血糖は糖尿病型を示し,インスリン分泌は著しく不良であった.またHbA
1の高値も認めた.従って本例は,糖原病la型に糖尿病を合併したまれな症例であると考え報告する.
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小林 茂人, 島本 透子, 谷口 修, 橋本 博史, 廣瀬 俊一
1989 年 78 巻 6 号 p.
854-855
発行日: 1989/06/10
公開日: 2008/06/12
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症例は49才の男性で, 5年前より全身性強皮症と診断されていた.今回類宦官症,原発性性線機能低下症のために,染色体検査を行ったところ核型47XXYであり, Klinefelter症候群と診断した.強皮症を合併したKlinefelter症候群の報告は欧米で過去5例
1)~4)認められるのみで,本邦での報告はなく,興味ある症例と考える.
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